記憶の個人差について ~動画記憶と静止画記憶~

当たり前だと思い込んでいたけれど、もしかしてと疑ってみたことに記憶の仕方があります。
記憶力に個人差があることは何となくわかっていましたが、記憶の仕方に違いがあるとは思ってもいませんでした。気づいたきっかけは私が以前は物事を動画で思いだすことができたのに、最近では静止画も怪しくなってきていることからです。もしかして人の記憶の仕方は大きな個人差があるのではないか?と疑問に思ったのです。当たり前だと思っていた記憶の仕方を念のため人に聞いて確認してみました。すると驚くべき事実がわかったのです。
人にはそれぞれ記憶力が備わっています。
誰もが色々なことを記憶することが出来るため、みんなが同じように記憶して同じように思い出せると思い込んでいます。人の覚えている内容を動画か静止画かわざわざ確認することはしませんし、人の頭の中をのぞくことができないので確認のしようもありません。そもそも人の記憶の仕方が異なるというのは考えもしない『常識』の枠の外の話なので、想像すらできないのです。しかし現実にそれは人それぞれで全く異なるのです。
ある人は言語のみの記憶しており映像で記憶することが困難ですが、ある人はカメラで撮影した静止画のように思い出すことができます。またある人はビデオカメラで撮影した動画のように思い出すことが出来るのです。
私は経験したことはありませんのであくまでも想像ですが、もしかしたら3Dで記憶できる人もいるのかもしれません。それぞれの記憶の仕方を本人から聞いて確認することはできても、現在の科学技術では他人の記憶を直接目にすることはできないので、個人差があっても厳密には確認することはできません。
言語のみで記憶しているのか、静止画として記憶しているのか、動画として記憶しているのかを厳密に確認する方法はありませんが、人によって記憶能力が異なることがわかります。一人二人に聞くと動画で記憶しているとか画像とか、見栄をはって嘘を言う可能性もありますが、何人かに聞いてみれば嘘を言うも『意味』がないので信頼できると思います。自分とは異なる記憶の仕方をする人が身近にもいると思います。皆が同じだと思い込んでいる記憶一つtっても、これだけの個人差があり、自分と同じ能力が人にも備わっていると思い込んでいること自体が大きな勘違いだと気づかせてくれます。
この差が何を『意味』するのかまだわかりません。動画記憶の人が優れていて、静止画記憶の人が劣っていると一概に言うことはできないと思います。
しかし、個人差が大きいことを受け入れて、今後の研究に生かすと良いと思う