未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

えm未来の働き方を考える。
これから生きる上で重要な内容だと思います。
何故なら急速に世の中が変わっているからです。
10年前スマートフォンはまだありませんでした。
20年前ようやくパソコンが一般に普及し始めました。
30年前テレビはブラウン管で、ビデオがある家庭は珍しいくらいでした。

今ある仕事は10年後にはかろうじて残っているかもしれませんが、30年後にはなくなっているかもしれないのです。今では想像もつかないような仕事が生まれているかもしれません。
そんな未来のことを考えるのがこの本です。

 

炭水化物が人類を滅ぼす

傷口の消毒に意味がないというよりむしろ害悪があることを最初に提唱された先生です。
炭水化物の害も提唱されています。
私は炭水化物が人類を滅ぼすとは思いませんが、炭水化物の人類に果たした役目は終えつつあるのではないかと思います。

炭水化物に対する考え方を私に教えてくださった本です。
人類が炭水化物に依存しているという私の考え方で、読み解くと理解が深まると思います。
どうして人類が炭水化物に依存していったのかがよくわかります。
良かったらご覧ください

 

 

スタンフォードの自分を変える教室

スタンフォードの自分を変える教室
画期的な本です。
依存症の治療やどうしてもやめたい習慣をやめるための本です。
糖質依存の考え方を導き出すきっかけになった本の一つです。

依存症の概念。

人間の進化の歴史から、人間の脳が依存症に陥るメカニズムを説明しています。
あたかも人間の脳が自分自身に依存という罠を仕掛けているかのような仕組みです。
人類の進化の歴史からは大切な役割があったことが書いてありますが、今となっては自分自身の脳に試されているといった印象をうけます。

どうすればやめたい習慣をやめられるかが論理的に説明してあります。
良かったらご覧ください。
ニコチン依存で煙草をやめたい人。
アルコール依存気味でお酒を控えたい人
スマホ依存でスマホから離れたくても離れられない人。
様々な人に役立つ内容が書かれています。

 

アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉

私の考え方の元になっている参考文献です。

アルフレッド・アドラーは1937年に亡くなった心理学者です。
人間の心理を言葉で理解しやすく分解していることが特徴です。
特に秀逸なのが、目的論と感情を利用する考え方です。
怒りっぽい人はいない、人をコントロールする目的で怒りを利用しがちな人がいるだけだ
などです。
彼は子供のころに怒るのをやめたそうです。
私は怒るのを卒業するのに42年もかかりました。

私はこの本を読んで、頭の中の整理が一気に進みました。
そして他人の考えていることが少し理解できるようになりました。
人生に革命が起きるというのは、私にとって大袈裟な表現ではなかったです。
良かったらご覧ください。

 

人付き合いは原因論より目的論で

山奥で一人で自給自足している人を除き、人が生きている上で必ず必要なのが人付き合いです。

原因論が役立つのは機械の修理

人付き合いで問題が発生するとついつい原因を探ろうとしてしまいます。
何が原因で人間関係がうまくいかないのかを考えるのです。
ただ万が一原因を見つけることができたとしても、解決法を見つけるのが至難の業です。
何故なら原因を探している現在は時間が経過してしまい、当時と全く同じ環境ではないからです。ちょっとしたことで人の気持ちは変わってしまいますし、別の問題にすり替わってしまうこともあり得るのです。人間は機械とは異なるため、原因論で人間関係を修復しようとするのは無理があるのです。同じ原因だと再現される機械とは異なる点です。

人付き合いは目的論で考えると問題を単純にすることができます。
お互いの目的を考えてみるのです。
そのお互いの目的が同じであれば、人付き合いは容易です。
その目的がすれ違っていると、解決には工夫が必要となります。

こちらは仲良くすることを目的としていますが、相手は自分が楽をすることが目的だとします。
こちらは相手のことを考えて、相手が望むことを提案します。
相手は自分が楽をすることが目的ですから、こちらの都合などお構いなしで無茶な要求をしてくるかもしれません。
このままでは折り合いをつけるのは容易ではありません。
仲良くできて、相手が楽をできる方法を探すのが一番です。
問題になるのは、本人が目的を自覚できないあるいは認めない場合です。
そういった場合には、周囲の人が相手の目的を想像するのです。正確に想像する必要はありません。何を目的に行動しているのかを想像するだけで、これまで理解できなかった相手の心理の一端をつかむことができる可能性が高まります。

人の行動には必ず目的がある。

本人が自覚しているか自覚していない無意識かは別にして、必ず目的をもって行動します。
何かをしたいと思えば、何か目的があるのです。そのものを楽しみたいのか、嫌な別のことを避けたいだけなのか。何らかの目的があるのです。
その目的を探してみることです。好ましい目的であれば手助けをし、好ましくない目的のためであれば、遠ざかればよいのです。

目的論で人付き合いを考えるのはアドラーの心理学が最適です。
子供のころに怒ることに意味がないことに気付いたアドラーの心理学。
アドラーは全ての悩みは人間関係にあるとしています。仕事の悩みも突き詰めると人間関係の問題だといえるそうです。
良かったらご覧ください。

食事の『意味』を考える

様々な物事の『意味』を考えるのですが今日は食事の『意味』を考えてみます。

食事というのは食べ物を食べることです。それ以上でもそれ以下でもありません。

食事の『意味』は大きく分けて二つあります。

  • 生命を維持するための栄養補給
  • 楽しみ・快楽
    • 何を食べるか?
    • 誰と食べるか?
    • 何処で食べるか?

生命を維持するために食事は欠かせません。必ず必要なものです。身体を維持するために必ず必要です。タンパク質と脂質は代謝により消費される(細胞が新しいものに入れ替わる)ので、必ず補給する必要があります。

楽しみ・快楽を得られるかどうか。そもそも食事に快楽を求めるかどうか、快楽を感じるかどうかは人により異なります。楽しみ・快楽を追い求めてしまうと依存に近い状態に陥ってしまいます。ただ食べ物に対する依存の多くは血糖値の上昇に伴う快楽として記憶され、糖質に対する依存のようです。

本来は美味に感じるということは身体にとって必要な栄養のことを『意味』していました。生存に有利に働くように美味と感じる仕組みが備えられたのです。しかし飽食の時代には危険な誘惑としての『意味』になってしまいました。

そして依存状態に陥っていると自分では判断がつかないため、抜け出すことは困難かもしれません。

食事の『意味』は栄養補給と楽しみ・快楽の追求。一度それぞれの『意味』を切り離して考えてみると良いと思います。

貴方の食べ物を選ぶ基準は栄養補給ですか?快楽ですか?

暗記力・記憶力の価値が下がった?

あまり認識されていないようですが、最近暗記することの『意味』が変わりました。

以前は頭で覚えるしか他に方法がなかったためひたすら覚えました。どうしても忘れてはいけないことはメモを取るなどして工夫して乗り切っていました。

暗記力・記憶力の価値が下がりました

以前は頭で覚えるしか他に素早く適切な情報を引き出す方法がありませんでした。人間の頭脳を検索システムとして活用していたのです。昔の中国の科挙の時代から、膨大な量の書物を暗記し、適切な情報を引き出すことの出来る人が優秀とされてきました。今でも多くの試験が暗記力・記憶力を問うのはこの名残りです。

試験範囲を覚えて間違いなく正確に取り出すことの出来るものが、新たに物事を覚えるのも得意だろうと推測できるため優秀とされたのでした。

優秀な検索システム

今では暗記力・記憶力に優れていることの価値は急速に下がりました。何故なら科学技術の進歩により、人間の頭脳よりも優秀な検索システムが生み出されたからです。インターネットという魔法のような技術なより、容量の制約すらなくなりました。あるのは情報のやり取りする速度の問題だけです。しかもスマホやタブレットという情報端末まで存在するため、どこでも情報を取り出せるため、暗記力・記憶力というのは以前程の意味がなくなりました。

この大変革に気付いていない人が大勢います。頭で覚えるのは思考するために必要な最低限の情報で良さそうです。思考の元にするために必要な情報は覚えるべきです。詳細な暗記は機械に任せれば良いのです。

入試や入社試験で暗記力や記憶力を問うのは、余り意味が無くなりつつあると私は思います。

炭水化物の未来予測

人類の繁栄・発展に多大なる貢献をした炭水化物(糖質)ですが、そろそろその役目を他に譲ることになりそうです。

人類の繁栄・発展に寄与した理由は

  • 人工的に大量に増やすことができた(栽培可能だった)
  • 年を越して長期保存が可能だった
  • 美味だったためみんなが競って栽培した

特に日本では米の栽培が推奨され、税金や給料が米で支払われるという他の国には見られない特徴がありました。そういう意味で日本人の米に対する思い入れは大きいと思います。

ただ食べ過ぎると毒を生み出すのであれば、考え方を改めなければいけません。美味だったがために糖質が依存症禁断症状を引き起こしているとなると、話は別です。ある種の麻薬のように、害が分からなかった時点までは薬局で売っていたのも仕方がありませんが、害が明らかになれば対処法は考えるべきです。

糖質の未来予測

これらのことを踏まえた上で糖質の未来予測をしてみます。

2型糖尿病・肥満の原因であることは明らかですから、これらで悩んでいる人達が糖質を控えていくことが考えられます。アレルギーなども改善することが明らかになってくれば、更に糖質回避が広まります。

糖質が様々な病気の原因になる仮説が正しければ、糖質そのものが悪いわけではなく、高血糖による糖化産物の生成が原因です。高血糖にならない糖質の食べ方を模索する道が残されています。仮説が間違いで糖質そのものが原因であれば、糖質そのものを避けるしか道はないのかもしれません。

恐らく高血糖が問題なだけですから、時折食べるのは問題ないと思います。ハレの日の食べ物で主食という考え方は廃れていくと思います。

肥満や2型糖尿病予備軍だけでもかなりの人数になりますので、糖質回避が広まれば農家の方々にも影響が出ると思います。穀物の利点である保存性をいかして、東海東南海地震による津波や富士山噴火などの未曾有の大災害に備えた、全国民1年分程度の備蓄米とすると良いと思います。

そして頭の切り替えの早い農家の方から、出来るだけ近いうちに豆栽培に切り替えられることをお勧めします。

他には米をニワトリや豚に食べさせるとか、ワラは牛に食べさせるとか柔軟な発想で対策を立てると良いと思います。(もしかしたらコスト以外に出来ない理由があるのかもしれません。)

極端な案は稲の収穫時期に、収穫せずき直接稲を牛に食べさせる方法も考えました。

糖質回避前・糖質回避後という具合に糖質の本当の姿を受け入れる前後で、価値観が一新されると思います。(糖質制限として広まるかもしれませんが)

地動説と糖質回避

今では当たり前に信じられている地動説ですが、発表当初は多くの人達に理解されず混乱していたようです。

地動説はコペルニクス自身が余りの影響の大きさを恐れ、生前の発表を控えたそうです。当時異端とされれば死刑もあり得たのでやむを得なかったのかもしれません。

多くの人に受け入れられるのは、ニュートンの慣性の法則と万有引力の法則によって地球を動かす力の理解が深まったことによります。その間に100年以上の年月が過ぎています。いくら事実でも人々が理解出来なければ広まらないことを表しています。

人類が地上から直接観察できる太陽や星の動きから、当時地球や星の関係を理解するのは相当困難だったと思います。ただ惑星と他の星の動きがおかしいと気づいたことがきっかけだったのだと思います。

今でこそ人工衛星からの写真により、客観的に地球を見ることができますから疑いようのない事実です。

糖質に対する認識も同様に考えてみてはいかがでしょうか?糖質回避が正解だと私は思います。糖質は様々な害をもたらすから、食べても良いが出来たら血糖値をあまり上げない程度に回避する。

みんなが当たり前に主食として食べている糖質。その糖質が様々な病気を引き起こしているとしたら、どのように考えるでしょうか?

例え本当だとしても中々受け入れることは難しいのではないでしょうか?

糖質が様々な病気を引き起こしている仮説。この真偽はまだわかりませんが、糖質が2型糖尿病肥満の原因であることは間違いありません。

信じる人と信じられない人のいる、この混乱をおさめるのが糖質依存の考え方だと思います。ちょうど人類が慣性の法則と万有引力の法則により、地動説を理解していったように。

糖質に対する認識は受け入れる、受け入れないではないと思います。いつ受け入れるかだと思います。中には寿命がくるまで受け入れない人もいるとは思いますが、少数派になると思います。

多くの人が糖質の本当の姿を受け入れるのに100年かかるという人もいますが、私は30年で変えたいと考えています。

経営成功の答えが利益という誤解

ある企業の方と話をしていて驚いたことがあります。

お客さんのためにはこうした方がいいですよね?と理想を提案したら利益が出ているから改善する必要はないと言われました。

大切なのは利益であってお客さんの利便性は指標にはなり得ないようです。

つまりお客さんにとって便利な方法があっても、企業の都合によりお客さんが我慢するのが当たり前のようです。お客さんの都合が優先されるのではなく企業の都合が優先されるのです。

こういった企業にとってはお客様目線というのは、これまでの常識を一新するという意味で、社内において画期的な考え方なのかもしれません。(お客さんからすればようやく21世紀の企業になったという印象でしようか?)

こういった企業にとってはお客様目線を表明するというのは、社内において画期的な考え方なのかもしれません。マイナスだったのを当たり前のスタートライン立っただけでも、マイナスだったことを受け入れたのですから。

利益が出ているから改善する必要がない。つまり利益が答えだから、直接利益につながらないことは無駄だと考えておられるようです。

私が話をしたある企業、今は業績が良いですが傾き始めたら慌てるんでしょうね。

利益は企業の為ならず

利益は目的ではなく運営費と解釈するとうまく物事がまわると思います。

21世紀の企業で最後まで大きく成長できるのは、この理念を実践する企業だけだと思います。

利益を目的に追い求めていると、最初は良くてもどうしても目先の利益に惑わされブレてしまいます。

利益が出れば経営成功と考えている企業。お客さんの喜びが得られれば成功で利益は後回しと考える企業。どちらが強いか考えてみてください。

天才の集まる検索会社やアメリカ発祥の通販会社のように実践している企業があるのですから。

日本でも利益は企業の為ならずを実践してくれる企業が次々生まれるといいですね。