テレビはスポンサーと視聴率の色眼鏡

様々な情報が飛び交う現代ですが、情報が多過ぎて取捨選択(正しいものとそうでないものを選ぶこと)も一苦労するのが現実です。欲しい情報を取り出すプル型の情報取得にはインターネットが重宝しますが、使いこなすには自分の欲しい情報が理解できていることが前提です。つまりどの情報を仕入れるかを自分で検索しないといけないのです。その点情報を押し出してくれるブッシュ型の情報取得にはテレビが一番です。何かわからないけどとりあえずテレビを点けておけば、何らかの情報を配信してくれます。

昔からテレビが当たり前で育っていると、テレビで流れると嘘の訳がないから本当だと思い込む錯覚に陥ります。わざわざ嘘を流さないだろうという思い込みによるものです。

テレビ局の目的

テレビ局の目的が視聴者に正解な情報を伝えること。であればわざわざ嘘をつく必要はありませんし、嘘をついてはいけません。しかしヤラセが問題になったことからもわかる通り、テレビ局の目的は異なります。

テレビ局の目的は一言で言えばテレビ局の利益です。そして利益につながる目的はスポンサーの獲得と視聴率です。

つまりスポンサーの意向を汲み取り、視聴率を稼ぐことの出来る内容を放送するのです。

炭水化物摂取ダイエットの放送もスポンサーと視聴率のキーワードで読み解くことが出来ます。

最近私はテレビの放送を余り見なくなりました。何故ならいちいち本当かどうかを確認しながら頭の中で考えながら見る必要があるからです。テレビで放送されてはいるけど、スポンサーと視聴率を稼ぐための嘘か大袈裟な表現が含まれていないか考えながら見るのが無駄だからです。しかも大した内容もないのに時間枠を埋めないといけないので、テレビコマーシャル前に盛り上げて結果はテレビコマーシャルの後でというスタイルにウンザリです。私は全て録画して見ています。当然テレビコマーシャルを飛ばしてみています。

テレビの転換点

某インターネット検索会社のように、スポンサーの広告すらもお客さんのためになる情報提供と考えるテレビ局が現れて欲しいものです。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。