完全糖質回避でも痩せられない場合

通常完全糖質回避をすればかなりの高確率で痩せていきます。何故なら太る理由が糖質を食べ過ぎることだからです。
もし完全糖質回避をしても痩せられない場合、考えられることは3つあります。可能性の高いものからみていきます。
一つは運動量が余りに少ないこと。10分でも良いので余分に歩くようにしてみましょう。
二つ目は糖質だけでなく、タンパク質、脂質に対しても依存の状態に陥っている。つまり糖質依存ではなく食物依存の状態に陥っているのかも知れません。
三つ目は食物繊維を消化できる腸内細菌がいるのかも知れません。

一つ目の運動量が余りに少ないと、糖質依存を避けても体重は減らないのかも知れません。運動することでエネルギーを消費することに加え、運動により筋肉がつくことでより痩せやすくなることが期待できる。
二つ目の食物依存の状態であれば対策は依存症の治療法に準じると良いと思います。
一つ目も二つ目の問題何れも定期的な運動により改善が期待できます。改善する理由はそれぞれ異なります。運動により一つ目の問題はエネルギーの消費により痩せることが出来ます。二つ目の問題は運動により依存症の改善ぎ期待出来るそうです(参考文献:スタンフォードの自分を変える教室)
三つ目はあくまで仮説ですが、もしこの機序が存在するとすれば食物繊維を多く含む野菜も避ける必要があります。腸内細菌により食物繊維が糖質に変換されてしまうからです。糖質は食べていないのに腸内で糖質を作り出してしまうかも知れません(この仮説が正しければ、草食動物の腸内を獲得した一番進化した人類かも知れません)。

何れにしても糖質回避で痩せられないことで悩んでいる人は、10分余分に歩くことから始めると良いと思います。痩せた自分を想像しながら10分歩くと効果的です。徒歩5分のところを往復すれば10分です。週末にはショッピングモールを散歩するのがおすすめです。万歩計で歩数を計っておくと楽しめます。

良かったらお試しください。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。