嘘について

先日嘘について書きましたが、世界を揺るがす大嘘が発覚したので改めて書こうと思います。
誰でも嘘はついてしまいます。最初から騙そうとしてつく嘘もあれば、咄嗟に言い逃れのつもりでつく嘘もあります。
それこそ嘘をついたことがないという人は、嘘をついたことがないということそのものが嘘です。

人は何故嘘をつくのでしょうか?その前にある種のお猿さんも嘘をつくことをご存知ですか?詳しくは参考文献の『現実を生きる猿、空想を語るヒト』をご覧いただければわかりますが、ある種のお猿さんは嘘をつきます。敵が来たと合図して仲間を追い払った後に自分だけ餌を独り占めするのです。仲間のお猿さん達は帰ってきても嘘つきお猿さんを責めることはしません。仲間の猿達は嘘だと見抜けないのか、オオカミ少年のように敵が来る情報が本当だったらいけないので嘘でも逃げて、責めないルールなのかは人間にはわかりません。ここで言いたいのはお猿さんにも嘘があるのですから、嘘は仕方のないことなのかもしれません。嘘だと見抜くのは人間にしか出来ないようです。

意図的につくか意図してつくかは別にして、どうしても小さな嘘をついてしまうことは誰にでもあることです。言葉にした時には本当だったとしても結果的に嘘となってしまうこともあり得ることです。

しかし日頃から日常的に嘘をつく人と、ほとんど嘘を付かない人は大きく分かれます。その違いは何でしょうか?お猿さんでも嘘はつくのですから、誰でも嘘をつく要素は持っています。しかし日常的に嘘をつくかつかないかを分ける決定的なことがあります。

それは嘘によってこれまで得をしたか損をしたかです。嘘をつくことで得ばかりの人は嘘をつくことが当たり前となります。特に嘘をついて見破られたり追求されたりといった損をしたことがなければ、嘘をつかない正直な生き方は損だという錯覚に陥ります。通常は嘘をつくと周りの人の信頼を失うため、結果的に損をするのですぐにバレる嘘はつかなくなります。嘘が平気な人はこれまで嘘で損をしなかったのだと思います。

嘘つきの対策は嘘をつくと損をする仕組みを作ることが大切です。そして嘘をつくと何らかの矛盾点を生じるので、その矛盾点を追求し嘘を認めさせ、損をさせることが一番の対策となります。

ちなみに嘘は自分が得をしようとする私心から生じます。企業の嘘も利益至上主義の結果、嘘が蔓延してしまいます。私の提唱する『利益は企業のためならず』の理念を全てこ企業が持てば、企業が嘘をつくことがあり得ない世の中が実現するのですが、そんな世の中はもう少し先の未来の話のようです。

それにしても今回の自動車会社の嘘はこれまでの企業の嘘のレベルをはるかにこえた嘘で、企業の行った詐欺的行為と言っても過言ではないと思います。今後の対応が見ものです。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。