食欲と仲良くする方法

食欲とは戦うなと昨日書きました。食欲は人間の基本的な欲求なので勝つことは無理だからです。戦わないのが一番です。

今日は食欲と仲良くする方法を伝えたいと思います。食欲の元となるのは強い空腹感です。この強い空腹感を無くすことが出来るとすれば、食欲と仲良く出来るとは思いませんか?この文章を読んでそんなこと出来る訳が無いと思われた方は、まだ知らないのです。そもそも強い空腹感は糖質依存・糖質中毒の禁断症状でしかないことを。その証拠にしばらく強い空腹感を我慢しているとピークをこえた状態で空腹感がさほど気にならなくなります。禁断症状でないとするならば、時間と共に次第に空腹感は増強するはずです。実際にはピークをこえる感覚を感じるので禁断症状以外には考えにくいと思います。

糖質回避をする際に、強い空腹感に悩まされることがありますが、糖質依存から抜け出すまでの限られた時間です。2・3週間で依存から抜け出すことが出来る人が多いと思います。糖質依存から抜け出してしまえば、禁断症状は無くなるはずなので強い空腹感そのものを感じることは無くなります。では生命を維持するために必要な依存の禁断症状としての強い空腹感ではなく、本来の空腹感はどう感じるかというと、ピークをこえた状態で感じる空腹感だけです。すなわち本来の空腹感はピークをこえた状態の空腹感だけなのです。強い空腹感を感じるのは糖質依存の禁断症状そのものです。

食欲とは戦わないためにな、何より食べることです。食欲と仲良くするためには糖質を避けて、タンパク質と脂質をお腹いっぱい食べることです。お腹いっぱい食べるのですから食欲と戦う必要がありません。強い空腹感を感じれば食べるだけですので、我慢もありませんし本能に逆らうこともありませんから何も難しくはありません。

お腹が空くのが食事の時間であればお肉、魚、野菜を食べるだけです。御飯の代わりに豆腐を食べると比較的無理なく糖質回避しながらお腹いっぱい食べることが出来ると思います。しかし食事の時間以外にお腹が空いてしまった場合、お肉、魚、野菜を食べるのは難しいかも知れません。あえて考えてみると唐揚げであれば間食として食べることは出来るかも知れませんが、毎日唐揚げでは飽きてしまいます。他にはチーズや枝豆、ゆで卵などを間食として食べると良いと思います。食欲を満たすためタンパク質をお腹いっぱい食べることを考えるのです。

食欲と仲良くする方法を教えてみましょう。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。