糖質依存から抜け出しました

糖質回避を行いダイエットをしています。1年半をかけて16Kgのダイエットに成功しました。完全糖質回避では標準体重を大幅に下回りそうなので少しは糖質を食べることにしました。どうせ食べるならお米やパンなどよりも甘いものにしようと考えてデザートを食べることにし、標準体重前後を維持していました。

夕食後のデザートだけ食べることとして主食としての糖質は回避していました。

当初はデザートを一品食べるだけでしたが、コンビニやスーパーに行くとデザートを何日分かまとめて複数買ってしまうようになりました。そして次第に一度に二品、三品と食べる量が増えてしまいました。一品食べると二品目のデザートが欲しく感じます。今考えると糖質依存そのものです。

主食は食べないのですがデザートを食べる習慣により体重が増えつつありました。標準体重-2Kgを維持していたのですが標準体重を超えるようになりました。デザートを食べる量が増えて、いつの間にか糖質依存に舞い戻ったのかもしれないと考え始めました。

試しに一昨日からデザート抜き、つまり完全糖質回避を再開しました。といっても完全に糖質を0にするわけではなく、唐揚げやフライなどで使われている小麦までは制限せず、主食としての糖質を避けるようにしています。最近は食べていたデザートとしての小麦や砂糖を避けることにしました。結果として糖質として食べる量は10%〜20%程度に抑えることが出来るのではないかと思います。

一昨日にデザートをやめた際には、正直食べたい欲求がありました。やはり知らず知らのうちに糖質依存に舞い戻っていたようです。ここが怖いところです。糖質依存からは完全に脱出していたので糖質を食べる量を自在にコントロール(例えばパンを食べていても半分でやめるなど)できていましたが、確かに最近では一品食べると二品目のが食べたくなっていました。体重が増えていないことをいいことに追加で食べることを自分自身に許していました。

デザートを食べたい欲求の対処法はまず食事でお腹いっぱいにすることです。一昨日はお腹いっぱいに食べていてもデザートを食べたい欲求が浮かび上がってきました。正に糖質依存の禁断症状のようなものです。対策は他のことを考えることです。キッチンにいると誘惑が目に入るので夕食が終わり次第寝室に向かいました。糖質依存の抜け出すポイントとしては我慢しないことです。糖質、今回の私の場合はデザートを我慢しなくて良い環境を作り出すことが一番の近道です。寝室で他のことを考えるようにしました。

昨日もデザート無しで過ごすことにしました。やはり夕食後にデザートが思い浮かびます。頭に思い浮かぶことを打ち消すのは逆効果なので、デザートを食べたい気持ちを受け入れ、他のことを考えるように仕向けます。昨日も早く寝室に向かいました。

デザートを食べたい欲求は衝動買いの心理と同じでたったの10分間です。しかし10分間無理矢理我慢するのは逆効果です。別のことを考えての10分間を乗り切ることでデザートを食べたいようですを忘れることが出来ます。10分間を乗り切ると、デザートを食べたい欲求はあっても、欲求自体が急速にしぼんでいきます。そして元々お腹はいっぱいにしてあるので乗り切ることが出来ます。

そしてデザート無しの3日目ですが、デザートを食べたい欲求そのものが無くなりました。夕食後にコンビニに立ち寄ってもデザートコーナーが私にとって無意味な棚に見えるようになりました。糖質依存から抜け出した証拠です。

糖質回避教を人に勧めている立場の私でも、知らず知らずのうちに糖質依存に舞い戻ってしまう恐ろしさを実感しました。

今後は糖質依存に再度舞い戻らない、適度な糖質の楽しみ方を探してみたいと思います。

昨日までのデザートが食べたい自分が嘘みたいで面白いです。そして昨日の自分を振り返ってみると、デザートを食べたい欲求を我慢することがずっと続くような錯覚に陥るので、不安に感じていました。我慢の必要な期間は糖質依存の度合いによりますので人によって異なりはしますが、比較的短期間のことなので、乗り切るようにしたいですね。

今回の私の場合は2日で抜け出せたので楽にすみました。最初に糖質回避をはじめた際には2週間程度糖質を食べたい欲求があったので今回は依存度合いが軽かったようです。ご参考まで。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。