糖質を取らないと頭の回転が早まる?(仮説)


糖質依存からは抜け出していたつもりですが、いつの間にか糖分依存に陥っていました。糖分依存を改めて抜け出して思うことは昨日書きました。

あくまでも私の主観ですが、糖質や甘みを控えることで頭の回転が早まるように思います。考えが早くまとまるような印象です。

私の主観ですので証明できる訳ではありませんが、もし頭の回転が本当に早まるのだとしたらと仮定してそのメカニズムを仮説として考えてみました。

糖質を取ることで変わるのは血糖値です。糖質を取ると血糖値が上昇し、糖質を取らなければ血糖値は上昇しません。血糖値はブドウ糖の血中濃度ですからブドウ糖が脳に与える影響を考えてみます。ブドウ糖は脳細胞が生きるために不可欠ではありますが多量にあると問題を生じるのではないでしょうか?ブドウ糖はたんぱく質と結合するため脳細胞のたんぱく質と結合すること(糖化)で正常な反応を妨げる可能性が考えられます。そのことが脳細胞の活動を邪魔するノイズとなっているのではないかと思います。高血糖となるからといって思考出来ない訳ではありませんが、ノイズを取り除きながら思考する必要があるため、無駄が多く考えがまとまりにくいのかもしれません。高血糖によるノイズの分だけ思考がスムーズになるのかもしれません。

糖質を食べる場合と糖質を食べない場合の思考の違いは2倍も3倍も違う程極端に大きくはないので、ノイズといってもわずかなようです。私の印象としては1割か2割程度思考が早くなった印象です。しかしその思考の違いがわずかといっても、日頃から糖質を控える方がお得だなと思う程度に私は違うと思います。わざわざ糖質を食べて思考の速度を落とさなくても良いと私は思っています。

糖質を避けること(糖質回避)で脳の活動に影響があるということは私の思い込みなのかもしれませんが、もし興味がありましたらお試しください。

糖質をやめてみて思うこと

糖質依存糖分依存から抜け出して思うことを書いてみます。

自分が糖質依存に陥っていたことに気付いた時には衝撃を受けました。何しろ太るのもつい食べてしまうのも食べ出すとやめられないのも全て糖質依存のせいだったのですから、本当に驚きました。自分の意思で食べているつもりでしたが、糖質に騙されて食べ過ぎていたのです。

その後体重が減り過ぎることからデザートだけ食べ始めましたが、これは糖分依存の甘い罠でした。糖分依存の存在そのものを認識していませんでしたので、糖質依存にさえ気を付けていれば大丈夫だと思っていました。私が糖分依存に気付いたのは日頃の主食としての糖質は食べないにも関わらず体重が増えたことです。振り返って考えてみれば甘い物を求めていた自分に気づくことが出来ました。しかしデザートは食べて良いと決めていましたので、体重を気にしなければ、限度をこえて食べ過ぎていたことに自分で気づくことは困難でした。このことは誰にでも起こり得ることを表していると思います。いつの間にか糖分依存に陥っていても自分では気づくことが出来ないのではないかと思います。

今から考えれば糖分依存の影響ですが、甘みの強いコーヒーフラッペを飲みたくてコンビニを探したりしていました。甘い物を取らないと決めて糖分依存から抜け出せば、コンビニに立ち寄っても甘い飲み物を求めることもありません。ましてやコーヒーフラッペを求めてわざわざコンビニに立ち寄ることもなくなりました。

糖分依存の時にはあれだけ魅力的に見えたデザートやドーナツなどが私には関係のない食べ物になりました。

コンビニが商売として成り立つのは、糖分や糖質などの依存性のある物を多く取り扱っているからかもしれません。目の付け所が良くてうまい商売をしているだけなのか、それとも日本人を利便性を餌に依存に陥らせる諸悪の根源と見なされる日がくるのかは、もう少し様子を見ないとわかりません。

甘い物依存・糖分依存を抜け出して改めて思いますが、甘い物や糖質は人間には必要ないのではないかと思います。糖質・糖分は子供の頃から楽しんでいましたが、栄養としての意味は乏しいのではないかと思います。お米や小麦は保存が効くこと、人為的に増やせることが人類の繁栄の上では大変役立ちました。他に食べ物がない時代には本当に助かりました。しかし他に選択肢がある現代では無理に食べる必要はなさそうです。特に甘い物は手軽な快楽として楽しむことも多いのですが、依存性がある認識は乏しいので注意が必要なようです。

甘い物がなかなかやめられない方は、1日我慢出来るかどうか試されることをお勧めします。1日我慢出来なければ糖分依存の可能性が高いと思います。

糖分依存・糖分中毒という概念

炭水化物の中から食物繊維を除いたものを糖質といいます。その糖質に対する依存である糖質依存・糖質中毒という新しい概念として提唱しています。禁断症状まであるのですから糖質依存が存在するのは間違いないと思います。(詳しい内容はリンク先をご参照下さい。)
今回は以前掲載した私が陥った甘い物依存・甘い物中毒ですが、糖質の中でも甘みを感じる物という意味で、糖質の中でも甘みを感じるものを糖分として区別してみます。

甘い物依存を糖分依存・糖分中毒として糖質依存の中の一分類として定義してみます。

糖質依存の見分け方は簡単です。我慢が出来ない程お腹が空くかどうかです。我慢が出来ない程お腹が空くのであれば糖質依存の可能性が高いと思います。

糖質依存程簡単な糖分依存の見分け方は今のところまだわかりません。

糖質依存と糖分依存の両方重ねて依存していることもありますが、別の依存のようです。少なくとも私は糖質依存は抜け出していても、糖分依存に陥っていました。我慢が出来ない程お腹が空くことはありませんでしたが、いつの間にか甘い物を探していました。

いつも夕食後にデザートとして甘い物を食べていました。夕食後は甘い物を食べたい欲求が押し寄せました。面白いのは昼食後には甘い物を食べたいとは思わなかったことです。どうも条件反射のようなもののようです。

ここからはあくまでも仮説ですが、糖質依存は血糖値が上がることによって生じ、インスリンの作用により血糖値が下がることによって禁断症状が起こっているようです。糖分依存でも吸収される際には血糖値を上昇させるので、糖質依存との区別はつかないはずです。であるならば、糖質依存と糖分依存の違いは糖質と糖分の違いに原因があるようです。具体的には糖分の甘みが脳に快楽刺激を与え、繰り返し快楽刺激を求めることで依存に陥ります。あたかも薬物依存のように依存してしまうようです。当然薬物程の快楽を得る訳ではないので薬物依存の薬物と比較すれば、はるかに依存性は低いです。しかし糖分による快楽刺激も病的ではないものの依存性があるようです。どうしても甘い物を毎日食べてしまう人は、糖分依存の可能性を考えて一度甘い物を食べないことを試みると良いと思います。しばらく食べないでいると糖分依存から抜け出すことができますので、糖分依存から抜け出せば適度に楽しめば良いと思います。逆にどうしても甘い物をやめられない人は糖分依存が確定だと思います。