3週間の食後血糖値の実験での私の身体の変化

現在3週間程リブレプロをつけて食後血糖値の実験を行っています。
以前はリブレをつけて実験を行っていました。

簡単な解析の仕方がわかったため、次々と食後血糖値の実験を行ってみました。
繰り返し実験したことで私の身体に変化があったのでそのことを書いてみたいと思います。

私は小学生のころから朝食を摂らない生活をしていましたが、食後血糖値の実験を行う際には朝・昼を中心に様々な食べ物で実験を行いました。
糖質回避という考え方を提唱している私は日頃糖質を食べませんが、実験のために多くの炭水化物を食べました。そのことで起こった身体の変化を書いてみます。

夜間低血糖

夜中目覚めることが何度かありました。
朝起きてから血糖値を確認してみると目覚めた前後で低血糖を生じていました。
恐らく以前掲載した低血糖の仕組みと同じだと考えられます(参考:私の不眠の原因は低血糖不眠の原因は再び低血糖)。

朝・昼に高血糖を引き起こす食べ方(炭水化物だけを食べる等)をした夕食に糖質を食べないで寝ると、夜間低血糖を引き起こすようです。
そこで朝・昼に糖質を食べた場合、夜間低血糖を避ける目的である程度夜にも糖質を食べて眠るようにしていました。
夜一定量の糖質を食べて眠ると夜間低血糖で目覚めることはありませんでした。
夜食べる糖質が中途半端な量だと目覚めることもあったため、朝・昼糖質だけ食べてしまった場合は夜間低血糖の危険を避けるために夕食でも糖質を一定量を食べるようにしています。

体重増加

約3Kg程体重が増えました。
朝・晩の実験で糖質を食べた量はそれ程でもありませんが、夜にも一定量の炭水化物を食べて眠らないと夜間低血糖を引き起こす可能性があるため夕食で食べた糖質も体重増加を促した可能性があります。

糖質依存に陥りかけていることも体重増加に拍車をかけた可能性があります。

耐糖能の上昇

以前6月に行った血糖値のグラフと現在の血糖値のグラフが異なります。
以前は急上昇した食後血糖値が現在は上がりにくくなっています。
耐糖能が上昇したと言えると思います。

他の方も言われていますが、糖質を一定期間食べないと耐糖能が低下すると言われています。
逆に糖質を食べ続けていると耐糖能が上昇すると言われていますが、そのことを実際に示した状態です。

私は耐糖能の上昇とはインスリン分泌に対する条件反射により引き起こされていると考えています。美味しそうな食べ物を見ると唾液が分泌されるのが条件反射ですが、一定量の糖質を食べたことで身体があらかじめ予測してより多くインスリンを分泌すす仕組みが働くことで耐糖能が上昇するようです。

空腹感を感じるようになった

3週間糖質を食べ続けることで糖質依存になりかけています。
我満出来ない程強い空腹感ではありませんが、実験以前は感じることのなかった空腹感を感じるようになりました。
空腹感自体が糖質依存の禁断症状(正確には離脱症状)なので、私は再び糖質依存になりかけてしまっているようです。
幸い今のところ診断基準を満たす程の糖質依存に陥ってはいませんが、このまま実験を続けると間違いなく糖質依存に陥るでしょう。

糖質依存の一歩が上記の耐糖能の上昇であることも考えられます。依存状態とは同じ刺激では満足できないことを意味します。つまり同じ糖質では同じ満足感が得られないようになってしまうようです。耐糖能の上昇が高血糖状態を避けるため、より強い刺激(糖質)を求めるように促してしまうようです。

6月の食後血糖値の実験では1日1回だけ実験を行っていましたが、今回は1日2回あるいは3回糖質を食べる実験を行ってしまったことが糖質依存に近づけてしまった可能性があります。

わかったこと

糖質を続けて食べていると耐糖能が上昇することがわかりました。
逆に言えば、時々糖質を食べる人と毎日糖質を食べる人では耐糖能が違う可能性があります。
ほぼ毎日糖質を食べていると3週間でも糖質依存に陥る可能性が示唆されました。

1日1食の実験の方が糖質依存に陥らずに済んだのかもしれません。
実験の仕方を考えていきたいと思います。

 

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。