私がお酒をやめた理由

私はお酒(アルコール全てのことです)を飲むのをやめました。
人並み以上にお酒を飲んでいたので、当時のことを知っている人達からは不思議がられます。何故やめたのか聞かれます。特に飲みたくならないのか仕切りと聞かれます。あれだけ飲んでいたお酒をやめられることが到底理解出来ないようです。そして昔飲んでいたことを知らない最近出会った方達からは、何故飲まないのかを聞かれます。
本当の理由は時間が勿体無い(そしてお金も)からなのですが、そのように説明しても大抵理解してはもらえません。つまり合理的に考えてお酒を飲まない方がお得という結論に至ったのですが、お酒が好きな方には理解出来ない理屈です。

いわば糖質回避教に引き続き、アルコール回避教を信じているような状態です。実際には糖質は出来るだけ回避していますが、血糖値の負荷試験の時には食べていますし、実験以外でも食べたりはしています。アルコールは一切摂らないようにしています。忌避している訳ではありませんが、今の私にアルコールは合わないようです。というのも以前は少々飲んでも楽しくなるだけでしたが、今では香りづけで入っている程度のアルコールでも少し頭がボーッとする感覚があるからです。正直な話をするとビール一杯でも飲むと倒れるかもしれないのが怖いのです。

人に理解してもらえるかも知れない説明を思いつきました。お酒よりも楽しいことを見つけたので、お酒を飲む時間が勿体無くて飲むのをやめてしまいました。しかもお酒を飲むと記憶が曖昧になることが、自分の貴重な時間を失うようで勿体無いと考えるようになったのです。

お酒を飲むことよりも楽しいこととは考えることです。ありとあらゆることを考えています。知らない情報を取得し、その情報を元に新しいことを考える。すると更にわからないことが出るので新たに情報を探す。そんなことをしていれば1日が24時間では到底足りません。残念ながら1日が24時間を変えることは出来ないので、自分を誤魔化してしまうお酒よりも自分の理解を深める思索の時間を選んでいるに過ぎません。

私が考えている思索は、ガンを治す方法(免疫の仕組みの解明)、信長がもう少し生きていれば何をしたか。宇宙の仕組みは?などありとあらゆることを考えているので終わりがありません。ガンを治す方法はあと少しでたどり着けると思います。出来れば3年以内にはたどり着きたいと考えています。何故なら良性腫瘍は治せるようになってきたからです。合理的に物事を考える信長がもう少し生きていればと考えるのは楽しい思索です。このことはまた改めて書きたいと思います。宇宙の仕組みは現在全く見当もつきません。特に何万光年もの距離があっても力を及ぼすことの出来る重力の本質が理解出来ません。死ぬまでに仕組みを思いつくことが出来ると面白いと考えています。

最後に『目的論』の視点からお酒をやめた理由を書くと、お酒を楽しむ為に貴重な時間を失わないためです。

もし貴方がお酒をやめたいと考えておられたら、お酒をやめる理由を考えるのではなく、1人で出来るお酒よりも楽しいことを探してみてください。誰かと一緒にしなければならないことだと、相手がいないからと言い訳してお酒を飲んでしまいがちだからです。お酒より楽しいことは人によって様々です。その楽しいことを探してみましょう。価値観が一変し、人生に革命が起こるかもしれませんよ。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。