モリ・カケ問題に思うこと

蕎麦の注文みたいなモリ・カケ問題が再び議論されています。

関係者が自殺に追い込まれる状況は異常だと思います。亡くなられた方には心からご冥福をお祈りします。

モリ・カケ問題の私の個人的な見解はモリ問題は政治家とは別の他人が役人の忖度を利用し、カケ問題は政治家が役人の忖度を利用したと考えています。その状況証拠に、モリ問題は目論見が失敗に終わり、カケ問題は問題がありながらも開校するようです。

現時点で発覚していることはモリ・カケともに問題だらけです。ただ野党は責め立てはいますが決定打がないため、何がしたいのかよくわかりません。恐らく政権を責め立てることで自分達が優位に立ちたいのでしょうが、多少は問題が浮き彫りになってはきていますが決定打がないのですから話は平行線です。

結局のところ、政治家が直接指示した訳ではなく勝手に忖度した結果だから政治家自身は知らないということでしょう。忖度の証明は非常に困難です。忖度をうかがわせるような文章は出てきても、与党が認めはしないでしょう。時間切れを狙う政権側と何とか認めさせたい野党側とがじゃれあっているように見えてしまいます。

私はモリ問題もカケ問題も責任追及と再発防止を切り分けて考えるべきだと思います。何故なら起こってしまったことは仕方がありません。このまま有耶無耶になってしまえば、次からはより巧妙に忖度の証拠を隠すことになるだけです。まず考えるべきことは再発防止策ではないでしょうか?

少なくとも今回のモリ問題もカケ問題にも手続き上問題があることを、まずは政権側と野党側とで共通認識とするのです。その上で問題が再び起こらないように、再発防止策を政権側と野党側が力を合わせて取り組むのです。その方が現在せめぎ合っている無駄に思える議論の何十倍も国民のためになると私は思います。

今回のそれぞれの問題がどのように決着するのか私にはわかりませんが、このままいくと根本的な再発防止策は講じられることは無さそうです。ということは今後は忖度が無くなるのではなく、忖度が発覚しないように、隠蔽工作が巧妙化するという結果をもたらすだけかもしれません。

結局現在行われているのは国民のための議論ではなく、自分達の縄張り争いのために議論に過ぎません。だから見ていて面白くないし、スッキリしないのです。

国民のための議論であれば、責任の所在は棚上げにして再発防止策を議論するはずです。再発防止策の議論という建設的なことを提案するような議員さんが生まれることを心から望みます。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。