広島風と関西風お好み焼きの食後血糖値の違い

血糖値持続測定器 リブレにより様々な食べ物や食べ方、運動などによる血糖値の変動を調べています。

今回は広島風お好み焼きと関西風のお好み焼きの食後血糖値の違いを調べてみることにしました。

広島風お好み焼き

今回試してみたのはローソンの広島風お好み焼きです。

 

タンパク質17.0g
脂質18.6g
炭水化物73.1g
炭水化物割合:73.1÷(17.0+18.6+73.1)×100=73.1÷108.7×100=67.2(%)

関西風のお好み焼き

タンパク質19.0g
脂質27.8g
炭水化物54.9g
炭水化物割合:54.9÷(19.0+27.8+54.9)×100=54.9÷101.7×100=54.0(%)

 

広島風と関西風のお好み焼きの食後血糖値

結果は広島風お好み焼きの方が関西風のお好み焼きよりも食後血糖値が高くなることがわかりました。

今回の実験でわかったこと

今回の実験では広島風お好み焼きの方が関西風のお好み焼きよりも食後血糖値が高くなることがわかりました。これは広島風お好み焼きの方が糖質量・糖質割合ともに関西風のお好み焼きよりも高いことが原因だと考えられます。お好み焼きは糖質である粉とソバと糖質以外である野菜やお肉を同時に食べることの出来る理想的な食べ物の一つであることは間違いありません。しかし今回の実験では広島風お好み焼きは糖質割合が大きくなるためか関西風のお好み焼きよりも食後血糖値が高い傾向にありました。広島風お好み焼きと関西風のお好み焼きは108.7gと101.7gとほぼ同じ重さでしたが、炭水化物量が73.1gと54.9gと異なりました。ソバの分広島風お好み焼きの方が炭水化物量が多くなってしまうようです。

お店で食べた広島風お好み焼きの食後血糖値では143mg/dlまでしか上がらなかったのですが、お店では野菜がたっぷりだったため糖質割合が低いことや、水を飲んでいたことが影響を与えている可能性が考えられます。(今回のローソンのお好み焼き二つを食べた実験では水を飲まずに実験しています)

今後の検討課題

お店で食べた広島風お好み焼きよりもローソンの広島風お好み焼きの方が食後血糖値が少し高い数値となっているため、その原因が気になるところです。水を飲んだことが影響しているのかどうかが確かめてみたいところです。機会があればローソンの広島風お好み焼きを食べて水を飲んで実験してみたいと思います。