砂糖の有無によるチョコレートの食後血糖値の違い

リブレ 血糖値持続測定器を使い様々な食事と血糖値の関係を掲載しています。

今回は私が患者さんにお勧めしている砂糖なしのチョコレートの食後血糖値を調べてみることにしました。
恐らく血糖値上がらないため、せっかくなら通常のチョコレートと比較してみることにしました。

チョコレート

糖類は含まれているようですが、砂糖はゼロのようです。

このチョコレートが50gなので同じ重さになるチョコレートを探してみました。
せっかくならメーカーが同じ方が良いかと考えてロッテで探してみると、同じ50gのチョコレートがあっためガーナチョコレートにしてみました。

調べてみて驚いたのは炭水化物が約半分含まれていることです。恐らく砂糖だと思います。

1枚食べると結構な量で苦労しましたが何とか食べきりました。

食後血糖値

ガーナチョコレートは速やかに上昇をはじめ、75分後に146mg/dlまで上昇しました。
ZEROはほとんど上がらず、75分後に108mg/dlに軽度上昇した程度でした。
食前から25mg/dl程上がっています。砂糖以外の糖類による影響なのかもしれません。

今回の実験でわかったこと

通常のチョコレートは予想通り食後血糖値が上がりましたが、ノンシュガーチョコレートZEROは食後血糖値が上がりにくいことがわかりました。

血糖値によって病気が発症する糖尿病の方はチョコレートを食べないことがおすすめですが、もし食べるのであればノンシュガーチョコレートZEROがお勧めです。
血糖値の上昇によって症状が出る可能性のあるアトピー性皮膚炎の方もノンシュガーチョコレートZEROがお勧めです。

チョコレートZEROはコンビニににはおいていないことが多いもののスーパーにはおいてあることが多いです。
Amazonでの購入はこちらでどうぞ(私が見た近所のスーパーよりは安いです)。