「糖質オフ! 」健康法 主食を抜けば生活習慣病は防げる! (PHP文庫)

私の頭を書き換えてくれた本です。

主食を制限することで生活習慣病が防げることを論理的に説明されている本です。
読み終えた時点で、今までなんてものを食べていたんだ!?という心境になりました。
何より当たり前を疑われたところがすごいです。
そしてこれだけ画期的な考え方が、まだ広まっていないことも驚きです。
それだけ糖質がやめられない程魅力的ということだと思います。
江部康二先生の著作です。
元々江部先生のお兄様が糖質をやめると糖尿病が改善することを提唱されたそうですが、江部先生ご自身は半信半疑だったそうです。ところがご自身が糖尿病を発症されたことをきっかけにご自身で実践され糖尿病を克服されたことから、糖質制限の効果を実感され、積極的に広め始められたそうです。

糖質制限に関する様々なことをコメントされていますので、ブログもご覧ください。
私の提案する糖質回避教は元々食事制限の必要のない健康な方を中心に自己責任でお願いしていますが、江部先生は糖尿病の方を中心に指導されています。
糖尿病の方はサイトをご覧になられたり著作をご覧になられるとよいと思います。

著作通り、主食をやめると生活習慣病は防げると思います。
(私はそもそも生活習慣病という概念自体がなくなると思います。)
また糖質制限を糖質依存の観点から読まれると理解が深まると思います。
良かったらご覧ください。

 

生活習慣病なんてない?

生活習慣病という概念自体が間違いではないかと思います。何故なら生活習慣とは自分の意思で選んで行っている生活そのものを表す言葉です。

その自分の意思に影響を与えるものがあって無理矢理選択させられているとすれば、それは生活習慣といえるかどうかという問題です。
つまり自分の意思ではなく脳が操られて、生活習慣を変えられているという糖質依存の考え方です。生活習慣による病である生活習慣病という解釈ではなく、糖質に操られる病気、糖質依存症だととらえるのです。

やめたいのにやめられない。
身体に悪いとわかっていても減らせない
食べ始めると止まらない
禁断症状がある

多くの人は食べ物に対する依存だと誤解されており、食べ物を食べないと生命が維持できないため半ば諦めています。しかし糖質に対する依存症と解釈すれば、対策をとることが出来ます。

単純に炭水化物だけを控えれば良いのです。依存を脱出すると過剰摂取が収まるので自然と糖質依存症としての病態も改善していきます。
運動するに越したことはありませんが、無理に運動しなくても改善します。
何故ならただ単に糖質に操られて、糖質を取り過ぎているだけだからです。
運動をすれば早く改善します。
そういう概念から現時点で生活習慣病とされている病気を解釈すれば、本人の責任として生活を改善しましょうと詰め寄るのではなく、炭水化物を避けましょうと提案するほうが建設的だと思います。