ガストが糖質回避メニューでリード! 糖質0麺

通常ファミリーレストランは単品メニューがあるので、ライスを頼まないだけで簡単に糖質回避を行うことが出来ます。中でもガストは糖質0麺を導入したので一歩リードしたようです。スーパーなどて糖質0の麺を売っていることは知っていましたが、ついに外食産業にも糖質0麺が導入されたようです。私が知らなかっただけで、以前から糖質0の麺を食べることの出来るお店はあったのかも知れませんが、全国展開するガストが糖質0麺を導入したことは大きな意味があると思います。

ベジ塩タンメン 糖質0麺 749円+税
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今後糖質回避者はドンドン増えることが予想出来ます。何故ならダイエットに効果があるのはもちろん、2型糖尿病や各種アレルギー、自己免疫性疾患ニキビイボなど慢性感染症など免疫が関わる病気も治るからです。少なくとも糖質依存という概念が広まることで、糖質依存は異常な状態であることが共通認識となるはずです。ちなみに我慢できないほどお腹が空くのは糖質依存の禁断症状です。禁断症状の証拠に空腹を我慢しているとピークをこえる不思議な感覚を味わいます。ピークをこえることこそ禁断症状の証拠です。禁断症状でないのであれば、食べるまで尿意や便意のように空腹が強くならなければいけません。そうはならないことこそが禁断症状である証拠なのです。糖質依存という異常な状態から抜け出すためには糖質を控えるしかありません。そのため糖質0麺は有効な1つの選択肢となり得るのです。

私はコンビニでも近いうちに糖質0麺が売り出されると思います。コンビニで糖質0麺が売り出された時点で、糖質回避の流れは止まらなくなります。糖質を避ける大きなうねりとなって、人々が主食という食べ方をやめる時がくると私は思います。10年で主食がなくなるか、20年かかるのか30年かかるのかはわかりません。しかし主食という糖質依存をはじめ様々な病気を引き起こす食べ方が無くなるのは議論の余地は無さそうです。何時主食という食べ方が無くなるのかという時間の問題だけです。

このページを記載するためにガスとのホームページを見てみると、糖質に関する考え方が先進的です。糖質回避教の考え方に準じた考え方です。可能であれば控えるという考え方です。他の人には強要しないという考え方にも合致します。糖質を食べたい人は糖質を食べるメニューが用意されており、糖質を避けたい人は糖質を避けることのできるメニューが用意されているのです。どうやら世の流れが糖質回避に傾くことを見据えた先見性のある人が経営陣におられるようです。私の探した限り他のファミリーレストランでは糖質に関するメッセージを発しているところは見当たらなかったので、私はガストが2歩リードしているのではないかと思いました。
糖質回避の意味は今のところガストの経営陣しか気づいていないようです。
他のファミリーレストランがいつ糖質回避を真剣に始めるのか楽しみでもあります。

人間に味覚のある理由

お人間には味覚が備わっています。
その理由を考えてみます。
人類の進化の歴史において味覚が備わっていたことで生存に有利に働いたはずです。
生理学的には酸味、苦味、うま味、甘味、塩味の5つが言われています。

人類の進化の歴史の上で美味しいと感じることが生存にどのように有利に働いたのでしょうか?

酸味は酸っぱさを感じる味覚で、腐ったものを見分けるために備わった仕組みです。本能的に酸っぱいものを避けようとするのは腐ったものを本能的に避けるのです。
苦味は毒を見分けるために備わったと言われています。
そのため赤ちゃんがピーマンなどの苦味を毒だと勘違いして吐き出してしまうのです。
うま味は比較的最近(1908年)発見された味覚ですが、グルタミン酸やアスパラギン酸などによる味覚です。これらを含む食材は栄養が豊富なことが多いため、生存に有利に働いたようです。

甘味は自然界では主に果物によってもたらされました。甘味・果物を美味しいと感じることで好んで食べることが生存に有利でした。そのために甘味を感じるように進化してきたのでしょう。その際果物は一時的に収穫できるものの腐ってしまうため大量に保存することはできませんでした。とにかく限界を超えてでも果物を食べた方が、飢餓に陥らなくて済んだようです。この限界をこえてでも果物を食べる心理が、糖質に対する快楽から糖質依存を引き起こし今では肥満をもたらしているのだと思います。
甘味があるものを美味しく感じるように進化したのです。あくまでも自然界では甘味がラッキーアイテムだったため、無理をしてでも食べようとさせるために甘味という味覚が備わったのです。その甘味を人工的に量産し甘味だけを砂糖として抽出できるようになったため、本来は生存に有利なためにあった味覚を、快楽のために砂糖を使用するようになっています。
自分たちで味覚に合わせて快楽が最大になるように調理出来るようになったことを考えると、進化しすぎてしまったのかもしれません。

塩味は人間の生存に不可欠な塩気を感じる味覚です。人間は汗として塩分を排出してしまうので、食料から補給する必要があります。そのため塩気を感じ取ることが生存に有利に働きました。特に汗をかく仕事をしていると自然と塩気を求めるようになったようです。人類の歴史においては甘味程ではないものの塩味も簡単には手に入らなかったため、塩味に美味しさという快楽を感じてしまいます。塩がいつでも手軽に手に入るようになってからは、気を付けないと摂りすぎてしますのです。
塩気の快楽によって塩分依存に陥ってしまいます。糖質と塩分の共依存が生じることも多いようです。そして塩分依存症として高血圧を生じてしまうのかもしれません。

唐辛子などの辛味は味覚としてではなく刺激物として脳に直接作用します。その作用を打ち消すために脳内麻薬が分泌され、その脳内麻薬を求めて唐辛子を求めるようになるようです。

人類は進化しすぎた?

人類は自分達の味覚に合わせて自分たちで調理するという魔法のような方法をみにつけたため、美味という快楽を追求してしまうようです。
何しろ甘味を刺激する砂糖、塩味を刺激する食塩、うま味を刺激するうま味調味料(以前は化学調味料と言われていましたが、現在ではトウモロコシを発酵させて作る発酵食品の一種です)があるのですから、直接味覚を刺激することが容易にできるようになりました。
そのしっぺ返しとして、糖質依存症や塩分依存症などの病気、つまり2型糖尿病肥満、高血圧や各種アレルギー・自己免疫性疾患など様々な病気を引き起こしてしまったようです。

そろそろ快楽の追求としての食を、健康のため・栄養補給としての食に切り替えるべきなのかもしれません。
決して美味しくないものを食べようという言いたいわけではありません。
快楽の追求としての食は控える方がお得ではないかという提案をしたいのです。
一歩立ち止まって考えてみましょう。

今日の食事は快楽としての食なのか、栄養補給としての食なのかを。

糖質回避の目的は糖質依存からの脱出

一般的には糖質制限と言われていますが、自らの意思で糖質を避けるので糖質回避という考え方を提唱しています。

糖質回避の一番の目的は糖質依存からの脱出です。糖質依存とは糖質の自己抑制が出来ない状態で、薬物依存のように禁断症状まであります。糖質依存から抜け出すことで糖質を食べる量を自在に調整することが出来るようになります。糖質回避をすると肥満が改善するのは糖質依存から抜け出すことによります。糖質依存により糖質の自己抑制が出来ないため、糖質の過剰摂取により太っていただけのことです。

糖質依存から抜け出すと禁断症状が無くなります。つまり糖質回避をしていると、禁断症状である強い空腹感を感じなくなるのです。空腹感を感じなくなることを目標に糖質回避をするのがオススメです。少なくとも依存状態は異常な状態だと思います。アルコール依存やニコチン依存、ギャンブル依存、薬物依存が普通で正常な状態だと思われる方はおられないでしょう。糖質依存が厄介なのは、先進国の人口の大多数の人達が陥っていることです。更に厄介なのは生まれてから今まで糖質依存である親に糖質依存の状態が当たり前だとして、糖質を主食として大量に食べるものとして育てられてきたことです。糖質依存が当たり前の常識の状態で、あたかも糖質回避をすることが異常に感じてしまうのです。

糖質依存から抜け出すことで、様々な病気が改善します。わかりやすいのは肥満の改善です。他にも2型糖尿病アトピー性皮膚炎ニキビも改善します。これらの疾患は糖質の摂り過ぎが原因であることが明らかです。

本来糖質依存に陥らなければ、人間を含めて動物は太ることはありません。動物は太ると他の動物に食べられてしまうから太らない仕組みがあるのです。太らない仕組みをすり抜けるのが糖質依存です。太った時点で糖質依存に陥っているのです。一旦痩せてもリバウンドするのは、糖質依存のせいです。糖質回避を続けていればリバウンドしないのは、依存にならないからです。

少なくとも異常な依存状態からは抜け出してから、糖質のことは考えるようにしましょう。依存状態では依存対象に対して正常な判断は出来ません。正常な判断が出来ないから「依存」という考え方があるのですから。

糖質回避教について

自分が信じるか信じないか自由な発想の論理的宗教である糖質回避教をオススメしています。

お布施やツボなどのグッズ販売はありませんし、全くお金はかかりませんのでご安心ください。(多少食費は変わるかもしれません)

食生活を変えるのは嫌だと思われたら信じなければ良いだけですし、食生活を変えるだけで病気が治るかも知れないなら変えてみると考えるのも自由です。糖質回避教は考え方を強要したりしません。人に考え方を強要するから争いが起こるのです。そして信じる人だけが意味がわかれば良いと思います。

御利益

御利益とは糖質回避により得られる良い効果のことです。様々な御利益に恵まれると思います。例えば肥満でお悩みの方は、難なく痩せることが出来ると思います。2型糖尿病高血圧などはかなりの確率で改善すると思います。各種皮膚病も糖質を控えるだけで改善する人が多くおられます。花粉症も治るようなので、もしかしたらアレルギーそのものが糖質の取り過ぎが原因で引き起こされているのかも知れません。(病気の改善率はこちら)

具体的な方法

具体的な方法は糖質を控えることです。以前書いた詳しい内容はこちらをご参照ください。

簡単なのは御飯の代わりに豆腐にすることです。豆腐に醤油をかけず、おかずの塩気で豆腐を食べることがオススメです。丁度御飯を豆腐に置き換えるイメージです。

考え方の基本は主食という考え方をやめるのです。歴史上糖質を食べるのが当たり前になったぢけのことで、人間の身体にとって良いものかどうかは別問題のようです。(参考:人類が糖質を当たり前に食べている理由)

一食毎の糖質の量を減らすより、糖質を食べる回数を減らす方が簡単です。何故なら少しでも食べると余計食べたくなる(糖質依存の一症状のようです)ので、余分な我慢をする必要があるからです。御飯をお茶碗一杯食べていたのを3分の1減らして食べるより、朝昼晩のうちの一食に御飯抜きでおかずだけにする方が我慢が少なく簡単です。慣れてきたら2食、3食と糖質を避けるようにしてください。

信じる者は救われる

糖質を避けるとダイエットに効果があることや病気が良くなることを私の話やこのサイトから知って、糖質回避を始められた方は信者さんだと私は思っています。私がきっかけだからです。

私はお布施が欲しい訳でも、信者さんの数を自慢したいわけでもありませんので私が信者さんだと信じることが出来ればそれで良いのです。糖質回避をはじめても信者になったつもりはないと思われる方もおられると思います。信者云々は私の自己満足で構いません。糖質回避教というのは例え話のようなものですから。

信じるものは救われるということを強調するための一つのきっかけに過ぎません。

何しろ皆さんの病気が良くなることが目的なので、そのきっかけの一つになれたという自己満足が私に得られれば良いのです。

信者さんは恐らく100人はこえたと思います。そして20人以上の方の病気が良くなっています。人によっては糖質をやめただけで病気が失くなりました。(参考:2型糖尿病が薬無しで治りました)

興味があれば糖質回避教を始めてみてください。御利益があるかもしれませんよ。

頭の体操 糖質制限が広まらない理由

糖質制限・糖質回避は画期的な治療法でありダイエット法です。物事を冷静に、そして先入観にとらわれるこもなく考えることの出来る人にとっては、その破壊力と影響力が即座にわかります。大変なことが起こると。

しかし私が思う程広まってはないのが現実です。江部先生ご兄弟が情報発信をされはじめてから10年以上経過してようやく今の状態です。

糖質制限・糖質回避が余り広まらないのは何故でしょうか?頭の体操として少し考えてみて下さい。経済の観点から呉風(くれかぜ)経済塾の教材として考えてみましょう。

一言で言えば、資本主義だから広まらないのです。

どういう意味でしょうか?まず物事が広まる理屈を考えてみます。

物事が広まる理屈

新しい物事や考え方で、誰かが得するので得する対価としてお金が支払われます。例えばかつて生活をより便利にする洗濯機や掃除機や炊飯器が爆発的に売れました。生活をより豊かにする冷蔵庫や電子レンジなども売れました。工夫すれば工夫する程品物が売れるため、メーカーが得をする仕組みです。買ったお客さんも生活が便利で豊かになるので得をします。

広まり方ですが、メーカーがメーカー自身の得をするために広告をうつことで広まります。テレビにしろ新聞にしろ広告で潤いますし、お客さんも生活が便利で豊かになることで得をしますし、メーカーも物が売れることで得をします。三方良しの状態ですからうまく広まります。

安いとか便利などのお得情報も、売る側と買う側のお互いの利害が一致するので積極的に広まります。

糖質回避・糖質制限をした人だけが得をするのです。

糖質回避・糖質制限が広まらない理由

糖質回避・糖質制限はその効果の割に余り広まっていません。何故でしょうか?

それは資本主義だからです。何かを食べると得をする(例えば美味しいとか病気が治るなど)のであれば、その食べ物を作り出すことでお金を生み出します。食べ物を作った人と食べた人が得をするので広まります。美味しいですよと宣伝し広まる道を探します。しかし糖質回避・糖質制限は糖質を食べない方が得をするということ自体が、画期的なアイディアにもかかわらずお金に結びつかないのです。

しかもこのアイディアを患者さんに伝えることで病気が失くなるのですから、患者さんは減ります。医師が患者さんに伝えると経営上は損をしてしまうのです。(私は患者さんのために、お伝えしています。患者さんは減り始めています)この理由で糖質回避・糖質制限のアイディアを知ったとしても、患者さんに伝えない医師もいると思います。

お金を生み出す仕組みが無いのでなかなか広まりません。広告などの宣伝をお金をかけて広める原動力が無いのです。このことが糖質回避・糖質制限が画期的なアイディアにもかかわらず、なかなか広まらない理由です。

糖質回避・糖質制限を否定したい人達

広めたくない人達、というよりも否定したい人達がいます。少なくとも積極的に受け入れたく無いだろうと類推できる人達がいます。

  • 米農家さん
  • パン屋さん
  • 各種飲食店(ラーメン屋、うどん屋、蕎麦屋)さん
  • 製薬会社
  • 医師

米農家さんやパン屋さん、各種飲食店は直接仕事が減るので受け入れたくないのは良くわかります。突然消費量がゼロにはならないと思いますので、対策を考えると良いと思います。米農家さんは豆を作るようにする。パン屋さんは豆を使う食べ物を考えるなど。

製薬会社や医師は患者さんそのものが減ってしまうからです。例えば2型糖尿病は糖質を控えるとかなり改善します(一人は治りました)。糖尿病治療薬年間3600億円の市場が縮小します。高血圧も改善が期待できるので、降圧剤も市場が縮小します。そして各種アレルギーも改善しそうなので、各種アレルギー治療薬も市場が縮小します。

製薬会社やパン屋さんが広まらないように仕向けるのは、糖質制限の放送をしないようにテレビ局に働きかけることです。そして炭水化物摂取ダイエットなる不可思議な論理で炭水化物を食べることを推奨するのです(ちなみにスポンサーはパン屋さんでした)。何しろテレビはスポンサーと視聴率によって映すものが変わる色眼鏡ですから。

こんな仕組みがあるので急速には広まらないようです。

糖質回避教の勧め

しかし時代は21世紀。インターネットがあるので一気に広まる爆発力を秘めています。是非糖質回避教を広めるお手伝いをして下さい。信じてもらうに越したことはありませんが、人に伝えてもらうだけで構いません。変な話があるよで構いません。信じるか信じないかは聞いた人の自由ですから。

糖質制限・糖質回避で得をするのは糖質制限・糖質回避をした人と、医療費の削減出来る国です。国民の健康と医療費削減のために国がスポンサーになって積極的に宣伝するのが望ましいと思います。そこにも米農家の思いや選挙が絡んで合理的には物事が進まないのが現実です。

政治家や役人が国民の健康を一番に考えれば、糖質の本性をいち早く伝えることだと思います。

医療費削減のために糖質を控えましょう。

2型糖尿病の原因がわかった今…

太る理由糖質依存だとわかった今、ダイエットは糖質を避けること以外考えられません。同じように2型糖尿病の原因が糖質の摂り過ぎだとわかった今、糖質を避けることを何よりも最初に考えることだと思います。

確かに血糖値を下げる良い方法はあるかも知れませんが、それは言わば血糖値を下げるブレーキを探しているようなものです。糖質は血糖値を上げるアクセルなので、2型糖尿病を避けたいのであればブレーキを工夫する前に血糖値を押し上げるアクセルを踏まないことです。

アクセルを踏まない状態(完全糖質回避)でも血糖値が下がらない場合、初めて薬の使用を考えれば良いと思います。アクセルを踏みながらブレーキを踏んでも止まらないのは当たり前のことです。車を止めたいなら、何よりも先にまずアクセルを離すこと(糖質をやめること)からはじめると思います。

もし誰かが本気でアクセル踏みながらブレーキを踏んでも止まらないと叫んでいたとしたら、止まる訳がないと笑いだしてしまうことでしょう。現実にはそんなギャグ漫画みたいなことを命懸けで行うことはありません。何故なら車の仕組みを知っているからです。アクセルは進む、ブレーキは止まる。万が一両方踏めば踏み方でアクセルが強ければ進み、ブレーキが強ければ止まります。

2型糖尿病に関しても実はみんなが知らないだけで単純です。(糖質回避や糖質制限をしている人は当たり前に理解していることです)

糖質を食べ過ぎれば血糖値は上がり、糖質を避ければ血糖値は上がりません。糖質は消化されブドウ糖として吸収されます。血糖値とはことブドウ糖の血中濃度よことです。タンパク質はアミノ酸として吸収されます。脂質は脂肪酸とグリセリンに分解されて吸収されます。どこにもブドウ糖はありません。よって血糖値は上がりません。ブドウ糖が不足した場合だけこれらから作り出されるのです。

糖質を食べない肉食動物も血糖値を維持する仕組みが備わっている

糖質を食べないライオンやトラなどの肉食動物にも血糖値を維持する仕組みが備わっています。これが無理に糖質を食べなくても血糖値が維持できる状況証拠です(参考文献:炭水化物が人類を滅ぼす)。

人間にも糖質以外からブドウ糖を作り出す方法が5通りもあるそうです。そのため糖質を食べないことで低血糖に陥ることは通常ありません。

糖質の食べ過ぎ

太り過ぎを避ける仕組みである満腹感が太らないようにブレーキとなっています。本来ならこの仕組みで食べる量が制限されるので、2型糖尿病に至ることは稀なはずです。しかしこの満腹感を誤魔化す仕組みがあるのです。その仕組みとは糖質に騙されるのです。糖質依存に陥って満腹感を誤魔化す仕組みが発動して、食べ過ぎることが出来るのが原因です。俗に言う甘いものは別腹と表現される現象です。実際には糖質は別腹でご飯などもついお代わりして食べ過ぎるのはこの影響です。人類の進化の歴史上、体にとって特別なご褒美である糖質は次にいつ食べられるかわかりませんでした。無理をしてでも多く食べる仕組みを身に付けた方が寒い冬を乗り切る際には有利だったようです。

本来なら太ることの出来ない仕組みの備わっている動物でも、ペットになると太るものもあらわれます。デブ猫やデブ犬です。恐らくこれらの多くは糖質を多く含む食事を与えられて食べ過ぎた結果だと思います。

血糖値の上昇と膵臓からのインスリンによる血糖値の降下を繰り返していると、膵臓がインスリンを作ることができなくなるか、体の細胞がインスリンに反応しにくくなることで血糖値が下がらなくなってしまいます。これが2型糖尿病です。

本来なら満腹感が働いて2型糖尿病になる程糖質を食べることは難しいはずですが、糖質依存の罠に陥ることで食べ過ぎてしまうようです。

ここに大きな落とし穴がありました。多くの人々が糖質を大量に主食として食べていましたが、2型糖尿病を発症する人が限られていたことです。しかも遺伝性までありそうだったので、発症する人の体質だと誤解されたのです。そもそも糖質をとらなければ膵臓が疲弊することもないため、理論上では2型糖尿病は発症しないはずです。

間違った治療方法

2型糖尿病は肥満と並び、食べ物の選択による病という意味では現代の脚気といえると思います。

糖質回避をせずに2型糖尿病の治療をしている人がいれば、それはアクセルを踏みながらブレーキを踏んでいる状態です。血糖値を押し上げる糖質を食べながら、血糖値を下げる薬を飲んでいるのは正にアクセル踏みながらブレーキを踏んでいる状態です。稀に血糖値が下がることもあるかも知れませんが、非常に効率が悪いので、是非このサイトを教えてあげて下さい。糖質回避教のススメです。ただし強要はしないで下さい。信じるものだけが得をすれば良いと思います。だから宗教の一種、論理的宗教としているのです。

注意点!現在糖尿病の治療中の方、肝臓病や腎臓病で治療中の方は主治医の先生にご相談の上はじめるようにして下さい。

まず血糖値の上がる原因を取り除くことです。

健康診断などで高血糖を指摘された方は、血糖値を上げる原因の糖質を取り除くことです。どうしても糖質をやめられない場合には、血糖値を下げる薬を考えましょう。

原因を取り除かずに、薬での治療はアクセルとブレーキの関係から考えても、効率が悪すぎます。止まれないのも当たり前のことです。

実際2型糖尿病が薬無しで治りました

2型糖尿病の治療法は劇的に変わります。

高血糖を指摘された方へも良かったらご覧ください

(参考文献:糖質オフ健康法)

高血糖を指摘された方への説明

私は糖尿病が専門ではありませんので通常高血糖を指摘された患者さんや、糖尿病の患者さんに日常の診療で説明することはありません。

専門外だからこそ私利私欲にとらわれず公平な考え方で病気の説明ができると思います。(理想はAプランだけど経営を考えるとBプランを勧めるということがないという意味です。)

以下の内容は患者さんの立場に立った考え方で、説明を考えています。現実にこの説明で御理解いただければ、病院に行く前に糖質回避教に入信されてしばらくしてから行かれる方が良いかも知れません。病院では血糖値とHbA1cの数値の確認だけで済むかも知れないからです。

一つの理屈としてお楽しみ下さい。

高血糖を指摘された方へ

血糖値とは血液内のブドウ糖濃度のことを表します。そして血糖値が高いまま下がらない状態を高血糖と表現します。診断基準を満たせば糖尿病と診断されます。糖尿病を放置したまま進行すると足の壊疽、失明や腎不全により透析が必要となる疾患ですから何らかの治療をする必要があります。

血糖値が上がる原因

血糖値が上がる原因は炭水化物(糖質)を食べることです。これまでは炭水化物、タンパク質、脂質いずれの食事でも血糖値が上がると考えられてきました。実は血糖値を直接上げるのは炭水化物だけです。

炭水化物は消化されブドウ糖となって吸収されます。このブドウ糖の血中濃度が血糖値です。たんぱく質はアミノ酸に・脂質は脂肪酸とグリセリンに消化されて血液中に吸収されます。たんぱく質・脂質は食べても直接血糖値を上げません。焼肉だけ食べても血糖値は上がりません。焼肉にご飯を食べると血糖値が上がります。

血糖値が上がりすぎると身体に害を及ぼすので、インスリンを使って血糖値を下げます。

通常は正常範囲内の血糖値の上昇下降ですが、人によっては高いままとなります。(正常範囲内といっても糖質を食べる前提なので血糖値が上下しますが、糖質を食べないのが当たり前になると将来正常範囲も変わるかも知れません。)

血糖値が下がらない理由

血糖値の上がる原因は上記の通りですが、通常は正常範囲内に収まるように膵臓から分泌される血糖値を下げることのできる唯一のホルモンであるインスリンで下げます。

何らかの理由でインスリンを作る膵臓の細胞が壊されてインスリンをつくることが出来なくなると1型糖尿病となります。インスリンを作ることが出来ず、インスリンがないと細胞がブドウ糖をうまく使えないためインスリン注射をすることが必要となります。

長年糖質を食べることにより血糖値の上昇を繰り返していると、膵臓が働き過ぎて働きにくくなるか、インスリンに反応しにくくなることがあります。その結果糖質で上がった血糖値が下がらなくなります。これが2型糖尿病です。血糖値が下がらなくなってしまったため、下げる治療法が探されていましたが、血糖値を上げる唯一の食べ物である糖質を控えることで改善が期待できます。(2型糖尿病が薬無しで治りました)

理論上は糖質を食べなければ血糖値が上がる理由がないので、2型糖尿病は失くなると思います。無くならないとすればこちらの理由が考えられます。

糖尿病のこれまでの考え方

みんな同じようなものを食べて発症する人と発症しない人がいるため、発症する人の体質だと思われてきました。特に2型糖尿病には遺伝性があるため、体質によるものだと思われてきました。人類の多くが糖質を摂り過ぎており、耐えきれなくなった人が2型糖尿病を発症するようです。

人類の多くが農耕がはじまって以来、大きな大きな落とし穴に落ちていたようです。余りにも落とし穴が大き過ぎて気付けなかったようです。

そして食べ物の選択ミスによる病気という意味では、現代の脚気とも考えることが出来ると思います。

糖尿病を放置すると

糖尿病は放置すると壊疽による足の切断の可能性や、失明の可能性、腎不全による透析が必要となることなどが考えられます。

治療法

治療法としては糖質を避ける食事療法からはじめます(既に糖尿病の内服治療中の場合や腎機能障害や肝機能障害で治療中の方は主治医の先生との相談が必要となります)。完全に糖質を避けることが出来れば理論上は血糖値は上がらなくなるはずですが、血糖値が改善しなければ、いつの間にか糖質を食べていないか食事療法を見直します。

それでも血糖値が改善しなければ薬での治療法も考えてみましょう。

糖質回避での病気の改善率

糖質回避で病気が改善しています。

アトピー性皮膚炎の改善率

アトピー性皮膚炎はかなり効果が期待出来そうです。現時点で7名の方が改善しています。

アトピー性皮膚炎は糖質回避をされている方は皆さん改善しています。今のところ糖質回避されてアトピー性皮膚炎が改善していない方はおられません。

アトピー性皮膚炎では糖質回避の有効率100%です。糖質回避の程度は糖質を少し減らす程度から完全回避まで様々ですが、糖質回避の程度に応じてアトピー性皮膚炎の改善と相関がありそうです。

この現時点でわかっていることは糖化産物原因説を支持します。

慢性蕁麻疹の改善率

慢性蕁麻疹に関してはお一人改善しています。糖質を減らし慢性蕁麻疹の症状が少し改善しています。お一人は糖質回避をされても改善していません。現時点での改善率は50%です。

お一人は改善していないのですが、糖化産物原因説がまだ正しいとすれば慢性蕁麻疹の原因となる糖化産物の半減期が長く減らないからかも知れません。糖質回避を続けることでこれから改善するのかも知れません。

2型糖尿病の改善率

2型糖尿病の方はお一人完全糖質回避をされました。結果は2型糖尿病が失くなりました
1人だけですので、改善率100%です。
万が一完全糖質回避で改善しなければこちらをご参照ください。

糖質回避・糖質制限を否定する理屈

糖質回避・糖質制限を否定する理屈を言う人たちがいます。その多くは受け入れると都合の悪い人たちです。もしくは新しいことを受け入れる気がないため頭が非常に固く、柔軟な発想を持ち合わせていない人です。

否定する理屈を言う人たちに共通しているのは、受け入れないこと・拒絶することを先に決め、自分自身を納得させる・自分自身に言い訳する理屈を探すことです。心理状態は言い訳する人達と同じです。先に否定することを決めてから理屈を考えるだけなので、議論する価値はないように思います。
否定する内容を聞いてみると、何の根拠も示さず○○が不安だとか○○だと思うという思いを言うだけのようです。

糖質回避をしたらどうなるかデータがないから不安

少なくとも糖質の害が多数あるのは確かです。
糖質回避は長期間経験した人はいないので確かにデータはありません。
しかし害があるのに、害がないかもしれないことをデータがないからと不安がるのは不思議です。

明らかに害があることがわかっていながら、やめるとどうなるかわからないから不安なのでやめない。
改めて書きますが、室内で火事が起こっているけれど、外に出ると車にはねられるかもしれないから外には出ないようなものです。外に車が走っているかどうかわからないのに。外が安全かどうかわからないから出ないと言っても、室内は危険であることは確かなのに。

物事が合理的に考えられないことを公言することと同じですから、あまり賢い説明とは言えないと私は思います。

糖質回避をしたらタンパク質摂取量が増えて腎臓に負担がかかるから不安

糖質回避をしたらタンパク質摂取量は一時的に増えるかもしれませんが、糖質依存から抜け出せるので食べ過ぎがなくなるため最終的にはタンパク質摂取量は糖質回避前とそれほど変わらないと思います。

一説によると人類は肉食(肉が主食)だった時代もあるようです。
その時代を生き抜くことができたので、肉食になっても生き抜けるのではないかと思います。
その上少なくとも腎臓は2つあるものが1つになっても生きていけるほど余裕のある臓器です。
お肉だけ食べただけで腎機能に問題が出てくるとは考えにくいです。
通常タンパク質・脂質しか食べない肉食動物より人類の方が腎機能の余力が少ないデータがあれば可能性がありますが、そのデータを示さず腎機能が不安というのはそれらしい言い訳を見つけただけのように思います。

糖質制限が寿命を短くしないか不安

確かに糖質制限の寿命に関する影響はわかりません。
ただし糖質を食べることで糖尿病を発症しなくても、血糖値が上昇することは確かです。血糖値が一時的に上昇することでタンパク質の糖化により血管障害を引き起こしていることは間違いなさそうです。その血管障害の蓄積が心筋梗塞や脳梗塞を引き起こしている可能性があるので、糖質回避はこれらの可能性が下がるため寿命は延びるほうに働きそうです。
血液内で生じる糖化産物が障害を引き起こしている可能性が考えられる(糖化産物原罪説)。その障害が避けられることで寿命が延びる可能性が考えられる。

実際に寿命が短くなる可能性を考えてみます。
動物性タンパク質が多いと血管障害の報告があったと記憶しています。植物性タンパク質は過剰摂取でも問題がないそうです。
脂質の過剰摂取でも動脈硬化の報告があったように思います。
実際には糖質による血管障害の影響を考えると、動物性タンパク質の問題も脂質の過剰摂取の問題も糖質の害よりも小さいのではないかと私は思います。

植物性タンパク質(大豆・豆腐など)を積極的に食べるようにすれば寿命が延びることがあっても短くなる心配はなさそうです。
私は糖質回避をすると寿命は延びると考えていますが、実際に寿命がどうなるかは時間がたたないとわかりません。

糖質回避の不安をたとえ話に例えると

例え話を考えてみます。
家の中で小さな火事・ボヤ(糖質の害)が起きています。
外に逃げるべきですが、外(糖質回避)が安全かどうかわからない(糖質回避でどうなるかわからない)から外に出ないと言っているのです。
明らかな害があっても、外に出ると車にはねられるかもしれないから外には出ないと言っているのと変わりありません。
外の安全が確保されなければ外に出ないというのです。家の中は小さいとは言え火事なのに・・・。

明らかな害(糖質の害・小さな火事)がわかっていれば、まずは明らかな害を避けるべきではないでしょうか?
いるかどうかわからない車を恐れることが冷静な判断でしょうか?
私には糖質回避をしないために作り出した不安・言い訳にしか見えません。
(不安の心理は参考文献:アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉をご参照ください)

糖質回避・糖質制限を否定する人達

  • 糖質・炭水化物だけが直接血糖値を上げる
  • 2型糖尿病は血糖値が下がらなくなる病気である
  • 炭水化物をやめるとアレルギーがおさまる人がいる

これらの事実・状況証拠から糖質に問題があることは明らかです。

受け入れるか受け入れないかは各個人の問題です。私は是非ではなく、いつ受け入れるか時間の問題だと思います。何故なら状況証拠を集めれば集めるほど糖質の摂り過ぎの問題が明らかになるからです。

そして明らかに問題がある糖質・炭水化物を避ける糖質回避・糖質制限を受け入れないだけでなく否定する人達がいます。
特に糖尿病の治療をしている先生たちは、もしかしたら専門家だけに受け入れにくいのかもしれません。

受け入れることを拒絶するのは受け入れると損をする医師、製薬会社、テレビ局です。

糖質の害を受け入れられない

俗に頭が固いと言われる人は新しいことを受け入れる素養がないようです。
血糖値を直接上げる食べ物は糖質だけという事実を積み上げれば糖質の害は明らかだとは思うのですが、受け入れられない人にとっては信じられないようです。
特にこれまで糖尿病の誤った治療(これまではわからなかったのですから、間違っていても仕方がありません)をしていた人は、治療が間違っていたことから受け入れなければならないので心理的に大きな抵抗があるようです。

糖質回避を受け入れると都合が悪い人達

糖質の害を受け入れると、糖尿病の治療方針そのものが根底から変わってしまいます。
そもそも患者さんが糖質を避けることができれば、病院に行く必要がなくなるかもしれないのです。患者さんがいなくなってしまうと考えると、糖質の害を受け入れたくないのもわかる気がします。自分たちの都合が悪いため受け入れないのです。

自分達の存在意義を失うので受け入れない可能性があるのです。

糖質回避を受け入れないのは誰の為?

2型糖尿病で糖質を食べると血糖値が上がり、糖質を食べないと血糖値が上がらないのは確かです。信じられない方はネットで調べられれば出てくると思います。

糖尿病の第一選択の治療は炭水化物を避けることだと思います。
食べ物を選べば薬はいらないのです。(2型糖尿病が薬無しで治りましたをご参照)

これらは間違いありませんが、その糖質回避を受け入れないとすれば誰のためでしょうか?
糖尿病の治療をしている先生の目的が、お金だと絶対受け入れないことでしょう。
先生の目的が患者さんの幸せであれば、即座に受け入れることでしょう。受け入れないまでも、必死で情報を集められると思います。
糖尿病の先生に糖質回避のことを尋ねられて、即答で拒絶されたらもしかしたら先生の目的はお金かもしれません。(そんなことはないと思いたいですが)

糖質回避が広まると都合の悪い企業

糖尿病のお医者さんも都合が悪いと考える方もおられるも知れませんが、糖尿病の治療薬を売っている製薬会社にとっては非常に都合が悪いと思います。糖尿病治療薬は年間3000億円以上の市場だそうです。その何割かでも無くなると考えると倒産はしないまでも、経営に打撃があるのは間違いありません。

もしかしたら製薬会社はスポンサーとしてテレビ局に圧力をかけて、糖質制限に関して放送しないように仕向けているかも知れません。ダイエットとしては視聴率を稼ぐために放送しても、糖尿病の食事療法として大々的に放送しないのはスポンサーの意向が働いているのではないかと思います。

そういう意味ではテレビ局もスポンサーの経営が傾いて、スポンサーを撤退するかも知れない糖質と糖尿病の関係の放送は都合が悪いのでしないようです。

真実はインターネットで広めるしかないのかも知れません。このサイトのように。