病気を避ける理想の食べ方

病気を避けるための理想の食べ方の提案です。(この食べ方は2017年版なので、最新の血糖値の上がりにくい食べ方は血糖値の上がりにくい食べ方2018年版をご覧下さい)
血糖値が一時的に上昇することで様々な問題が起こるようです。
糖質によって上昇した血糖値が下がらなくなるのは糖尿病ですが、一時的に上昇するだけでも様々な問題が起こるようです。糖質回避という食べ方を提唱し始めた当初は、糖質依存から抜け出すことを目的に糖質を食べるか食べないかの2択しかないと考えていました。しかし現実には糖質を食べながら病気を避ける方法があることがわかってきました。糖質依存のままでも病気を避けることができるようなのです。
そこで病気を避けるために血糖値の上昇しにくい食べ方を提案します。主に2つです。糖質の量を控えるか糖質の急速な吸収を抑えるかです。

理想の食べ方の理屈

血糖値の上昇しにくい食べ方の理想は糖質を食べないことです。何故なら糖質だけが直接血糖値を押し上げるから、その糖質を食べなければ血糖値が上昇しないという非常に簡単な理屈です。世間で言われている糖質制限ではなく、私は糖質回避という考え方を提案しています。何故なら自分の意思で糖質を避けることを制限とは言わないからです。自分の意思で避けるので他人から制御される制限という言い方ではなく、回避という表現が適切だと考えます。糖尿病治療中や腎機能障害や肝機能障害などで食事制限がある人以外は、糖質を食べないことを理想とします。糖質さえ食べなければ、タンパク質や脂質はお腹いっぱい食べることが出来るので、我慢する必要のない食べ方です。そもそも糖質を食べなければ、糖質の食べ方を気にする必要は全くありません。ただし長期的にみると動物性タンパク質や動物性脂質を多く摂りすぎると、問題が起こる可能性が指摘されてはいます。植物性タンパク質や植物性脂質ではそのような指摘が今のところないため長期間糖質を食べないのであれば、植物性タンパク質や脂質を中心に摂るようにする方が無難なようです。糖質制限(私の主張する糖質回避)をすると食べる量を我満することなく、食べるものを選ぶだけで痩せることができるため、ダイエット法として最適です。そもそも人間が太る原因が糖質依存による糖質の過量摂取なのですから、糖質回避により体重が減るのは当たり前といえば当たり前です。

ここまでは糖質を食べなければ病気になりにくいと書きましたが、必ずしも糖質をゼロにしなければ病気が治らない訳ではないこともわかってきました。そこで糖質を食べる場合の食べ方を提案したいと思います。

糖質による病気は血糖値の上昇が何らかの関わりがありそうなので、以下の血糖値の上がりにくい食べ方により改善が期待出来ます。糖尿病の改善も期待出来ると思います。

糖質の食べ方

糖質だけが直接血糖値を押し上げます。糖質の食べ方により血糖値の上がり方には違いが出ます。

糖質の吸収を抑えるか、糖質そのものの摂取を抑え血中濃度の上昇を抑えるかです。

糖質以外(オカズ)のものから食べる

野菜から食べることを勧める人がいますが、惜しい考え方です。何故なら糖質と糖質以外で分けて考えるべきであり、野菜にこだわる必要がないからです。その根拠は糖質が血糖値を上げるのですから、糖質の吸収を邪魔してくれれば必ずしも野菜でなくても肉でも魚でも良いはずです。極端な話をすれば、理屈の上ではナッツ類などの脂肪分でも血糖値の上昇は抑えられるはずです。

つまり食事の際は糖質以外のオカズから食べるのが正解だと思います。

オカズなしでいきなり糖質を食べることの出来る、パンや麺類は食べ方の注意が必要です。糖質の吸収を邪魔してくれるオカズなしでいきなり糖質を食べるため、血糖値が急上昇する可能性があります。出来ればサラダや唐揚げなどを食べてから糖質を食べることがお勧めです。

お子さんの場合、オカズを食卓に並べ、オカズを一品食べた時点で御飯をついであげるようにするだけで自然とオカズから食べるように制御出来ます。

お菓子の場合もオカズから食べることがお勧めです。お菓子の場合オカズがないので、オカズ代わりにゆで卵やチーズ、ソーセージ、枝豆、ナッツ類など糖質以外のものを食べてからお菓子を食べるルールにすることです。

もしチョコレートを食べるのであれば、砂糖ゼロのチョコレートがお勧めです。

一度にたくさん糖質を食べない

一度に食べた糖質が足し算されてしまいます。一度に食べた糖質が消化され血糖値を押し上げるのです。一時的に上昇した血糖値が引き金となり病気を引き起こすようです。お米もパンも麺も果物などのデザートも一度に食べれば全て足し算されてしまうのです。つまり一度の食事量を減らし食事回数を増やす方が、トータルで食べる量が増えても血糖値は上昇しにくくなります。逆に食べる量が同じでも食事回数を減らして一度にたくさん食べると血糖値が急上昇してしまいます。極端な話をすれば、同じ量を3食ではなく6食にわけて食べると血糖値が上がりにくいため、症状が出にくくなるのです。

たとえ話をするとラーメン・チャーハンセットを食べると症状が悪化する場合でも、お昼にラーメンを食べて時間をあけてオヤツにチャーハンを食べると症状が悪化しない場合があるのです。別の例えをあげると一度に大盛りを食べると症状が悪化しますが、小盛りを二回に分けて食べると症状が悪化しない可能性があるのです。

日頃三食食べている人が、忙しくて一食食べ損なって次の食事で一度にたくさん食べると症状が悪化するのです。お昼忙しくて夜ドカ食いしてしまうと症状が悪化します。お昼を食べ損なっても、夜ドカ食いせずいつも通り食べるようにしましょう。どうしても食べたければ、時間をあけて追加で食べるようにしましょう。もしくはオカズをドカ食いするようにしましょう。決して糖質をドカ食いしないことです。

食後に果物や甘い物を食べるデザートという食べ方も良くないようです。何故なら食事で食べた糖質にデザートの糖質が足し算になるからです。食事の糖質により上昇した血糖値が下がってから、改めて食べる方が良いので、果物や甘い物を食べる際には食事から時間をあけて食べる方が良いはずです。

デザートを時間をあけて食べるようにすれば、3食の食事がデザートの分食事回数が増えて、身体にとっては4食になるのです。

果物・お菓子を食べる場合

果物・お菓子は食べないことが一番の理想ですが、上記のルール通り果物・お菓子を食べる場合もオカズから食べることと一度にたくさん食べないことです。詳しくは果物・お菓子の理想の食べ方をご参照ください。

ジュースを飲む場合

ジュースは飲まないことが理想ですが、飲む場合には砂糖・糖分・糖質の含まれていないものを選びましょう。詳しくはジュースの選び方をご参照ください。

まとめ

糖質は食べないで済むなら食べないことが理想です。食べるなら食べ方には注意が必要です。何故なら糖質は依存性があるため、知らず知らずのうちに糖質依存に陥ってしまうからです。

糖質は美味しい反面依存性のある言わば禁断の食べ物です。美味しさに引き込まれて無防備に食べるのではなく、その危険性を理解した上で上手な食べ方を身につけましょう。

上記のように糖質以外の物から食べること、一度にたくさん食べないこと、この2点を気をつけるだけで病気になりにくいはずです。私は免疫が関わる病気の多くが糖質のせいだと考えています。糖質の食べ方を気をつけるだけで、世の中の病気の大半がなくせると考えています。良かったら実践してみて下さい。私の食べ方を実践して人生が変わった人が大勢おられますよ。

参考リンク

食後血糖値一覧

おにぎり1個とおにぎり2個の血糖値の違い (1個でも2個でも変わらない)
おにぎり2個と唐揚げの食後血糖値 (唐揚げにより血糖値が下がる)
おにぎり2個と特保コーラの食後血糖値 (特保コーラを飲んでも上昇)
おにぎり2個とお茶の関係 (驚くべきことにお茶を飲むと血糖値が上昇)
お茶と特保コーラの血糖値の違い (お茶と比べると特保コーラは上がらない)
たまごサンドイッチの食後血糖値 (たまごサンドイッチは血糖値が上がらない)
おにぎりと牛丼特盛の食後血糖値の関係 (牛丼特盛の方が血糖値が上がらない)
食パンとたまごサンドイッチの食後血糖値の関係 (食パンは血糖値が上昇する)
おにぎりと食パンの食後血糖値の関係 (おにぎりも食パンも同じような上昇)
アイスクリーム2個の食後血糖値 (おにぎり1個程は上がらない)
カップラーメン ビッグの食後血糖値 (血糖値は206mg/dlまで上昇)
ツインハンバーグ ライスとパンの血糖値の違い (ライスの方が高い)
ジョイフルとガストのランチの食後血糖値の違い (何故かガストの方が低い)
尾道ラーメンとカップラーメンの食後血糖値の違い (カップラーメンが高い)
鎌倉パスタと食パンの食後血糖値の違い  (食パンの方が高い)
ガストで糖質回避の食後血糖値  (糖質回避の食事では血糖値は上がらない)

糖質を使う発想

糖質は食べないに越したことはないようです。何故なら様々な害を引き起こすからです。肥満はもちろん2型糖尿病各種アレルギー、自己免疫性疾患や慢性感染症なども引き起こすようです。その証拠に糖質を控えるだけで簡単に症状が失くなります。

糖質を食べることで問題を引き起こすメカニズムはまだわかりませんが、状況証拠から考えると血糖値が関与していることは間違いなさそうです。血糖値が下がらなくなることが問題の糖尿病はもちろんですが、他の病気も血糖値が関与しているようです。

血糖値は糖質を食べることで上昇します。逆に糖質を食べなければ必要以上に上昇することはありません。かといって糖質を食べないことで血糖値が下がれば、タンパク質を消化したアミノ酸から糖を生み出すことが出来るので問題ありません。これが糖質を無理に食べる必要がない根拠です。

糖質を食べなければ通常なら血糖値は上昇しないはずですが、強いストレスや悩みごとなどがあるとストレスホルモンの影響で血糖値が上昇してしまうことが考えられます。糖質を食べないのに血糖値が上昇してしまうのです。生理前にニキビが出来やすいことを考えると、女性の方の場合生理前には血糖値が上昇している可能性が考えられます。

糖質を食べなければ血糖値は上がりませんが、下げることが出来ません。血糖値を下げるためには糖を使うしかありません。激しい運動をする必要はありません。歩くだけでも良いはずです。

食べ方と運動の勧め

糖質による害でお悩みの方は糖質回避がお勧めですが、上手くいかない場合には歩くことをお勧めします。運くことにより糖を消費することを考えますと、朝昼は糖質を多少食べても糖が使われる分血糖値の上昇は抑えられるはずです。逆に夕食を食べた後で動かないため、糖が消費されず朝昼に比較して血糖値が上昇してしまう可能性が考えられます。

糖質を食べないに越したことはありませんが、糖質を食べるのであれば動くことで多少でも消費される朝昼に食べる方が夕食で食べるよりお得なようです。糖質を食べるのであれば、歩くだけで良いので運動することだと思います。暑くも寒くもないショッピングモール内をお散歩することがお勧めです。

うつ病の人に提案

動くことで糖を使うという発想は知人からうつ病の人がいて悩んでいる相談から生まれました。糖質回避は以前からお伝えしていましたが、症状が良くないことから運動により糖を使うことを提案してみました。

一説によるとうつ病は小麦のタンパク質グルテンが原因の一つだそうです。私は糖質が原因だと思います。引き金は糖質を食べることで血糖値が上昇し、ストレスにより血糖値が下がらなくなることが考えられます。血糖値は血中のブドウ糖濃度のことですが、血中のブドウ糖が多くなるとタンパク質と結合し糖化産物というものが出来ます。この糖化産物が脳内で産生されてしまうことで脳の働きが妨げられるようです。ノイズ・雑音のように考る邪魔をしてしまうのです。私は糖質を食べると考えがまとまらなくなるので、平日は糖質を食べないようにしています。うつ病の原因が血糖値だと仮定すると、歩くだけでも病状が改善するかもしれません。

ストレスホルモンにより糖質を食べなくても血糖値が下がらなくなるので、改善しない可能性があります。そこで糖を使うという発想で歩くことで糖を消費し、血糖値を下げて症状の改善をはかるのです。

まだお一人試してもらっているだけですが、これまでは仮説通りに改善する方が多いので、運くことで糖を使う発想で改善が期待出来るのではないかと思います。軽い運動による害は考えにくいのでダメ元で試してみる価値はあると思います。

ダイエットで糖質回避をしてもなかなか体重が落ちない人も、少しずつで良いので歩いてみることをお勧めします。良かったらお試しください。

ガストが糖質回避メニューでリード! 糖質0麺

通常ファミリーレストランは単品メニューがあるので、ライスを頼まないだけで簡単に糖質回避を行うことが出来ます。中でもガストは糖質0麺を導入したので一歩リードしたようです。スーパーなどて糖質0の麺を売っていることは知っていましたが、ついに外食産業にも糖質0麺が導入されたようです。私が知らなかっただけで、以前から糖質0の麺を食べることの出来るお店はあったのかも知れませんが、全国展開するガストが糖質0麺を導入したことは大きな意味があると思います。

ベジ塩タンメン 糖質0麺 749円+税
ベジ塩タンメン 糖質0麺 749円+税

今後糖質回避者はドンドン増えることが予想出来ます。何故ならダイエットに効果があるのはもちろん、2型糖尿病や各種アレルギー、自己免疫性疾患ニキビイボなど慢性感染症など免疫が関わる病気も治るからです。少なくとも糖質依存という概念が広まることで、糖質依存は異常な状態であることが共通認識となるはずです。ちなみに我慢できないほどお腹が空くのは糖質依存の禁断症状です。禁断症状の証拠に空腹を我慢しているとピークをこえる不思議な感覚を味わいます。ピークをこえることこそ禁断症状の証拠です。禁断症状でないのであれば、食べるまで尿意や便意のように空腹が強くならなければいけません。そうはならないことこそが禁断症状である証拠なのです。糖質依存という異常な状態から抜け出すためには糖質を控えるしかありません。そのため糖質0麺は有効な1つの選択肢となり得るのです。

私はコンビニでも近いうちに糖質0麺が売り出されると思います。コンビニで糖質0麺が売り出された時点で、糖質回避の流れは止まらなくなります。糖質を避ける大きなうねりとなって、人々が主食という食べ方をやめる時がくると私は思います。10年で主食がなくなるか、20年かかるのか30年かかるのかはわかりません。しかし主食という糖質依存をはじめ様々な病気を引き起こす食べ方が無くなるのは議論の余地は無さそうです。何時主食という食べ方が無くなるのかという時間の問題だけです。

このページを記載するためにガスとのホームページを見てみると、糖質に関する考え方が先進的です。糖質回避教の考え方に準じた考え方です。可能であれば控えるという考え方です。他の人には強要しないという考え方にも合致します。糖質を食べたい人は糖質を食べるメニューが用意されており、糖質を避けたい人は糖質を避けることのできるメニューが用意されているのです。どうやら世の流れが糖質回避に傾くことを見据えた先見性のある人が経営陣におられるようです。私の探した限り他のファミリーレストランでは糖質に関するメッセージを発しているところは見当たらなかったので、私はガストが2歩リードしているのではないかと思いました。
糖質回避の意味は今のところガストの経営陣しか気づいていないようです。
他のファミリーレストランがいつ糖質回避を真剣に始めるのか楽しみでもあります。

アクセルを踏みながらブレーキがきかない話

今回は一つの例え話です。
例え話とはわかりにくい物事を比喩を使って理解しやすくする手法です。

車を運転中にアクセルを踏みながらブレーキを踏んで止まらない!と困っていればあきれることでしょう。運転手が咄嗟のことで焦ってしまってアクセルとブレーキを踏みながら止まらないと叫んでいても、第三者はあきれることでしょう。本人は冷静な判断ができず両方踏んでいても、アクセルを踏んでいる意識が欠落したままブレーキを踏んでいると、混乱してしまうようです。客観的に考えればアクセルとブレーキを踏んでいれば止まらないことは簡単にわかりますが、当事者は思い込んでいればわからないのかもしれません。
幸い現実の車の運転では右足でアクセルを踏み、同じ右足でブレーキも踏むように運転するので、アクセルを踏みながらブレーキを踏むためには普通使わない左足も使うことになるため、通常ではアクセルとブレーキ両方を踏むことはできません。
通常は起こらないことでも例え話として想像してみると、車が止まるわけがないことが容易に理解できます。いくらブレーキが強力だとしてもアクセル全開だと簡単には止まらないのは当たり前です。車が止まるためにはまずアクセルを緩めた上で、ブレーキを踏むのが常識です。

アトピー性皮膚炎をはじめとするアレルギーや肥満治療、2型糖尿病ではこの常識から外れた、アクセルを踏みがら(糖質を食べながら)ブレーキを工夫(様々な治療を施す)して止まらないといっている状態です。これらの疾患が糖質を控えることで改善する訳ですから、原因は糖質の食べ過ぎのようです。まだこアクセルを踏みながらブレーキを踏んでいるようなものだということを理解できていない人が多いだけのことです。少なくとも20年もすれば、今の治療法を呆れながら振り返る時代がくるでしょう。

アレルギーの発症機序はまだ不明ですが、糖質の許容量をこえた人が発症することが示唆されています。その証拠に糖質を完全にゼロにしなくてもある程度回避することで、薬を使うことなく症状が消失します。糖質が一因でなければ説明のつかない現象です。少なくともアトピー性皮膚炎は糖質回避振り返り法にて治すことができます。ステロイド剤を使っても次々赤みが沸き上がるのは、糖質を食べすぎているからです。正にアクセルを踏みながらブレーキを踏んでも止まらないと困っている状態です。
肥満の方の多くは糖質依存によって脳が糖質に騙され、糖質を食べすぎた結果起こるだけです(ちなみに糖質依存・糖質中毒の禁断症状を多くの方が経験されています)。糖質回避により糖質依存から抜け出せば体重の自己コントロールは容易です。ダイエットに失敗するのは糖質依存から抜け出せないか、一度成功しても体が脂肪が減ったことを飢餓状態と勘違いしてしまうので食欲が増進し、再び糖質依存に陥ってしまうからです。糖質を避けていればリバウンドも起こりません。糖質を避ける以外のダイエット法はブレーキの工夫でしかありません。様々なブレーキが考えられていますが、根本原因である糖質を控えるというアクセルを緩めずにブレーキを工夫しても意味がありません。20年もすればダイエットという概念はなくなるのではないかと思います。何故なら糖質を食べれば太るし、食べなければ痩せる。それだけのことだからです。今のところ太っている人は自制心がないと誤解されていますが、糖質依存に陥っているだけのことです。これからは糖質を避ける知恵を知らないんだと思われる時代が来ると思います。
2型糖尿病は血糖値が下がらなくなる病気ですが、そもそも血糖値の上昇はタンパク質・脂質・糖質のうち、糖質のみ引き起こすことができます。タンパク質・脂質は食べたからといって直接血糖値を押し上げることはありません(不足した場合にはブドウ糖を作り出すことはあります。そのため糖質を無理に取らなくてもブドウ糖の血中濃度である血糖値は維持されます。)。その糖質を控えることで血糖値が上昇しなくなります。上昇しなくなれば下げる必要がないので自然と2型糖尿病は治るという簡単な話です。(実例:2型糖尿病が薬無しで治りました)糖質を避けるように指導しないまま治療を行っている医師が、透析や失明をしてしまった患者さんから訴えられる時代が来ると私は考えています。

アレルギーも肥満も2型糖尿病も治らないと考えられているのは、糖質を同じように食べているからです。
アクセルを緩めることなくブレーキを工夫することに意味がありません。
車の運転であればまずアクセルを緩め、必要に応じてエンジンブレーキだけで良いのかフットブレーキを踏むのか、それでも駄目ならサイドブレーキも使うのかという歩合にブレーキを工夫するはずです。
病気を治したいのであれば、まずアクセルを緩めるのと同じように糖質の量を減らしてみることです。

炭水化物を食べる量を0にする必要はありません。
糖質を減らす目安はアレルギーを治すことが目的であれば、症状がでなくなる程度まで減らします。肥満を治すことが目的であれば体重を目安に減らします。もう一つの目安が糖質依存から抜け出すことです。糖質依存から抜け出せば禁断症状である強い空腹感に悩まされることがなくなります。長時間空腹を我慢していると感じるピークを越えた軽度の空腹感しか感じなくなります。強い空腹感を感じなくなれば、体重を維持するのは難しいことではありません。
2型糖尿病では血糖値を目安に糖質を減らすとよいと思います。2型糖尿病でも糖質依存から抜け出すことで、コントロールが容易になります。
まだアクセルを踏みながら(糖質を食べながら)ブレーキを踏んで(治療で悩んで)いませんか?

糖質食べ過ぎのメッセージがあるって本当!?

糖質食べ過ぎを知らせる身体からのメッセージがあるとしたら信じますか?

一言で言えば解釈の問題です。身体の不調をメッセージとして解釈出来るかどうかということです。身体はSOSのメッセージを出しているのにこれまで誰も気付くことが出来なかったようです。糖質食べ過ぎのメッセージとは、どういう意味か説明していきましょう。

糖質を避ける糖質回避教を提案していますが、糖質回避で改善する病気が多数あります(参考:糖質回避での病気の改善率)。例えば各種アレルギーやニキビなどです。糖質を避けるだけで改善するということは、何らかの理由で糖質が原因であると考えるのが妥当だと思います。

糖質を食べ過ぎることで生じる症状を改善するためには、糖質を控えることが合理的めす。逆に考えると糖質を食べ過ぎたから症状が出たとも解釈できます。つまり糖質の食べ過ぎによる症状は、糖質の食べ過ぎを知らせてくれていると解釈することが出来ます。糖質によって身体がこれ以上障害を受けないために、身体がSOSのメッセージを発してくれていたようです。ただ身体からのメッセージを誰にも受け取る知識がなかったので対策を立てることが出来ませんでした。今後は身体がメッセージとして出したSOSを消すために、糖質を控えることが一番だと思います。

肥満や各種アレルギー、2型糖尿病高血圧など糖質が原因の可能性がある病気全てが身体が出したSOSだと解釈すると糖質を控えるきっかけになると思います。

身体からのメッセージを受け取ってみませんか?

糖質は人類の敵か味方か、それとも・・

糖質は人類の敵?

糖質の害はいくつかわかっています。
少なくとも食べ過ぎると誰にでも肥満という問題が起こりえることは明らかです。

人によっては2型糖尿病を発症してしまったり、高血圧になってしまいます。
まだ疑いの段階ですが、各種アレルギーやニキビ、イボ、ヘルペスなどの慢性感染症の再発する可能性が考えられます。

では糖質は人類の敵なのでしょうか?

糖質が人類の味方だった時代

そもそも何故人類はこれだけ糖質を食べるようになったのでしょう。

少なくとも明らかな害がわかるまで、糖質は人類の味方でした。
少なくとも人類がこれだけ発展することができたのは間違いなく糖質のおかげです。
何故なら食料の確保が動物にとって一番の問題だからです。動物が多少の変動があっても一定数で大きく数が増えないのは、確保できる食料に依存して動物の個体数が決まるからです。動物にとって一番の問題である食料の確保が糖質の栽培のおかげで簡単にできるようになりました。他の動物から見れば食料を自分たちで増やすことのできる魔法のような行為かもしれません。人類は食料の確保のために糖質を栽培することで発展しました。

そして人類が糖質を重宝する理由に書きましたが以下の理由から食料の確保から一歩進んで、好んで食べるようになりました。人類は好んで糖質を増やして食べたのです。

糖質が広まった理由

何故これほどまでに糖質が広まったのでしょうか?
その答えは人類の進化・発展の歴史にあります。
約1万年ほど前に人類は栽培という知恵を獲得し、農耕が始まりました。
そして急速に広まりました。

  • 増やすことが簡単だった。1年で数十倍の収穫を得ることができる。
  • 保存ができた
  • 美味だった
  • 依存性があった

人類が初めて自ら食料を増やして確保する知恵から、糖質は広まり始めました。
品種改良という知恵も相まって、収穫量を増やすことで食料が増えました。
そのおかげで人類の個体数が増えることができました。つまり人口が増えて発展したのです。
増えた人類の食料を確保するために更に開墾することで栽培面積を広げていきました。
糖質には依存性があったため一度依存になるほど口にしてしまうと、強い空腹感という禁断症状のため糖質を何とかして手に入れようと努力することも、農耕を盛んにし人類の発展に寄与した可能性が考えられます。

そして先祖代々当たり前に糖質を食べていたから、現代においても疑いなく食べているだけのようです。
確かに美味しい上にいつの間にか糖質依存に陥っていたのでわざわざやめようという人もいませんでした。江部洋一郎先生が提唱され江部康二先生が広められるまで、糖質には棘ともいえる欠点があることを誰も疑わなかったのです。
糖質は不足して食糧難で困ることはあっても食べ過ぎても太るくらいで、大した害はないと思っていましたから仕方のないことです。

糖質の正体

糖質は人類の発展には間違いなく多大なる貢献をしています。
その糖質の果たしてくれた役割を否定するつもりはありません。
しかし食べ過ぎることに害があるのも間違いのない事実です。

糖質は人類の仲間!ただし…

では糖質はどのように解釈すればよいのでしょうか?
私は薬のようなものだと思います。
薬は適量であれば薬として働きますが、どんな薬でも量を間違えて取りすぎると毒になってしまいます。時には命を落とすこともあるでしょう。
糖質もそのようなものだと思います。

適量を楽しむことには全く問題はありませんが、薬と同様に大量摂取は危険です。
正に医療用麻薬や依存性のある薬のようなものです。
適量であれば抜群の効果を得ることができますが、依存状態に陥ると自己抑制ができなくなってしまいます。

適量を楽しむのが糖質に対する適切な楽しみ方だと思います。

そこで考え方としては糖質回避教の考え方です。
糖質を毒として忌み嫌うという忌避するわけではなく、避けられるときは避け、時に楽しむというとらえ方が私は適切だと思います。

糖質回避教という考え方はいかがですか?
糖質はかつては味方でした。しかし敵ではないものの、適切に付き合わないと人類に害をもたらします。
糖質は人類にとって、仲間だと思います。
しかし取りすぎに気を付けないといけない、裏切る可能性のある油断できない仲間なのだと思います。
気を抜くと裏切って体に害を引き起こすので、取りすぎに気を抜かないように気を付けましょう。

糖質の正体を知ることで人生の変わる人達

今まで知らなかった糖質の正体を知ることで人生が変わる人達がいます。
私も糖質の正体を知ることで人生が変わった一人です。

私の人生は変わった

糖質に対する考え方が変わったのは江部先生の書籍夏井先生の書籍を読んでからです。糖質の本当の姿・正体を知ったと表現するのが適切かも知れません。本を読むまでの私はダイエットにはカロリーを減らすと良いと信じていましたので、単純に食事の量、特に炭水化物を食べる量を減らしていました。これらの本により、当たり前だと思っていた炭水化物を無理に食べる必要が無く、簡単に痩せることが出来るという内容に感化され実践してみました。

すると確かに炭水化物を減らしていた際には苦しかったダイエットが、炭水化物をやめれば何の苦しみも、なくなりました。何しろ食べるものを選ぶだけで、我慢の必要が無いからです。

この時人は正しい考え方を知るだけで、生き方を変えるほど進化出来ることを知り、本当に驚きました。

糖質依存に気付いた

ここで考えました。何故だろう?少し食べるよりも全く食べない方が楽なのは常識で考えるとおかしい。そこで思い至ったのが糖質依存の考え方です。参考文献:物快楽物質ドーパミンの正体を読んで、依存の診断基準を満たすかどうか確認してみました。まさかと思って確認してみますと、私は依存の診基準を満たしていました。依存の一症状で糖質を少し食べると余計食べたくなるので、食べるのを我慢する度合いが強くなるため精神的な負担が増すのです。そもそも食べなければ少しの精神的な負担で済むのです。何より驚いたのは糖質依存の禁断症状があることです。禁断症状とは強い空腹感のことです。禁断症状の証拠に空腹感をしばらく我慢していると、ピークをこえるように空腹感がおさまることです。禁断症状でなければ、食事をしないのに空腹感がおさまる説明がつきません。何より糖質を食べなり糖質依存を抜け出せば、強い空腹感が無くなることが一番の証拠です。糖質依存を抜ければピークをこえた後の空腹感しか感じなくなります。

糖質の害に気付いた

今の私の頭の中では、糖質には様々な害があることを疑っています。2型糖尿病・肥満のように間違いないと確信しているものから、高血圧のようにかなり疑わしいと考えているものまであります。また別の角度から見てみますと、糖質回避により各種アレルギーが改善しています。このことを素直に合理的に考えれば、糖質がアレルギーの原因であることが疑われます。またニキビが治るという人もいることから、一つの理屈で考えると糖質から生じる糖化産物がが免疫に働きかけ、一部の免疫を働かせ過ぎる(余計なスイッチを入れる)とアレルギー、一部の免疫を働かないようにする(必要なスイッチを切ってしまう)とニキビ尋常性疣贅(イボ)、ヘルペスなどの慢性感染症を引き起こすのではないかと思います。

糖質回避教という考え方

三大栄養素といわれる炭水化物(糖質+食物繊維)、脂質、たんぱく質の中で血糖値を直接上げるのは糖質だけです。血糖値が下がった場合にはたんぱく質からブドウ糖を作り出すことで血糖値は維持できます。つまり血糖値はタンパク質を食べてさえいれば維持できるはずです。その証拠に肉食動物であるライオンや虎などは肉しか食べませんが、血糖値は維持されています(参考文献:炭水化物が人類を滅ぼす)。一説によると人類の歴史の中で肉食だった時期もあるそうなので理論上問題ないはずです。
糖質はブドウ糖を供給するだけで、糖質を食べなくてもブドウ糖はタンパク質から供給できるので必ずしも糖質として食べる必要はありません。(人類が糖質を当たり前に食べている理由はこちら。)

当たり前に食べている糖質を控えるという選択肢を提案する糖質回避教という論理的宗教の考え方を提案しています。
宗教の特徴は信じるかどうかです。理屈は問題ではありません。
論理的宗教には理屈がありますが、信じるかどうかは理屈を抜きにしても問題ありません。
通常の宗教では信じてもらうために奇跡を活用しましたが、論理的宗教では信じてもらうために理屈を活用するだけのことです。

少なくとも1人の2型糖尿病の患者さんの人生は変わりました。

2型糖尿病に関しては、頻回の血糖値の上昇に膵臓が耐え切れなくなって血糖値が下がらなくなる病気なのでそもそも血糖値を上げなければ問題が起こりません。
そこで糖質を取らなければ改善することが論理的に考えられます。
その考え方にお一人ですが賛同していただき、完全糖質回避を実践していただきました。そして2型糖尿病が治療なしで失くなってしまいました
この方は血糖値が高かったので、足の切断や失明や透析の覚悟もされていたそうです。
2型糖尿病ではなくなって何より嬉しかったのは、再び献血ができるようになられたことだそうです。この方の人生は明らかに変わりました。再び大量に糖質を食べる生活に戻らない限り、糖尿病の合併症の心配をする必要はないのですから。

様々な病気が改善した方が大勢おられます。
糖質を完全回避することで症状が完全におさまる人もおられます。
何年も悩んでいた病気を失くすというご利益をもたらしてくれる、糖質の正体に対する正しい知識。このことを認識するだけで人生が変わるかもしれません。

もしかしたら、糖質を控えるだけでアレルギーが改善するとしたら?
もしかしたら、糖質を控えるだけでニキビやイボが治るかもしれないとしたら?
もしかしたら、糖質を控えるだけで苦労していたダイエットが簡単にできるとしたら?
これまでの常識を疑うために、もしかしてと考えてみてください。

糖質の正体を本気で考えてみませんか?
糖質は人類の味方か敵なのか、それとも扱い方を間違うと味方にも敵にもなる諸刃の剣のような秘密兵器なのか。
ご自分で考えてみてください。

 

2型糖尿病の原因がわかった今…

太る理由糖質依存だとわかった今、ダイエットは糖質を避けること以外考えられません。同じように2型糖尿病の原因が糖質の摂り過ぎだとわかった今、糖質を避けることを何よりも最初に考えることだと思います。

確かに血糖値を下げる良い方法はあるかも知れませんが、それは言わば血糖値を下げるブレーキを探しているようなものです。糖質は血糖値を上げるアクセルなので、2型糖尿病を避けたいのであればブレーキを工夫する前に血糖値を押し上げるアクセルを踏まないことです。

アクセルを踏まない状態(完全糖質回避)でも血糖値が下がらない場合、初めて薬の使用を考えれば良いと思います。アクセルを踏みながらブレーキを踏んでも止まらないのは当たり前のことです。車を止めたいなら、何よりも先にまずアクセルを離すこと(糖質をやめること)からはじめると思います。

もし誰かが本気でアクセル踏みながらブレーキを踏んでも止まらないと叫んでいたとしたら、止まる訳がないと笑いだしてしまうことでしょう。現実にはそんなギャグ漫画みたいなことを命懸けで行うことはありません。何故なら車の仕組みを知っているからです。アクセルは進む、ブレーキは止まる。万が一両方踏めば踏み方でアクセルが強ければ進み、ブレーキが強ければ止まります。

2型糖尿病に関しても実はみんなが知らないだけで単純です。(糖質回避や糖質制限をしている人は当たり前に理解していることです)

糖質を食べ過ぎれば血糖値は上がり、糖質を避ければ血糖値は上がりません。糖質は消化されブドウ糖として吸収されます。血糖値とはことブドウ糖の血中濃度よことです。タンパク質はアミノ酸として吸収されます。脂質は脂肪酸とグリセリンに分解されて吸収されます。どこにもブドウ糖はありません。よって血糖値は上がりません。ブドウ糖が不足した場合だけこれらから作り出されるのです。

糖質を食べない肉食動物も血糖値を維持する仕組みが備わっている

糖質を食べないライオンやトラなどの肉食動物にも血糖値を維持する仕組みが備わっています。これが無理に糖質を食べなくても血糖値が維持できる状況証拠です(参考文献:炭水化物が人類を滅ぼす)。

人間にも糖質以外からブドウ糖を作り出す方法が5通りもあるそうです。そのため糖質を食べないことで低血糖に陥ることは通常ありません。

糖質の食べ過ぎ

太り過ぎを避ける仕組みである満腹感が太らないようにブレーキとなっています。本来ならこの仕組みで食べる量が制限されるので、2型糖尿病に至ることは稀なはずです。しかしこの満腹感を誤魔化す仕組みがあるのです。その仕組みとは糖質に騙されるのです。糖質依存に陥って満腹感を誤魔化す仕組みが発動して、食べ過ぎることが出来るのが原因です。俗に言う甘いものは別腹と表現される現象です。実際には糖質は別腹でご飯などもついお代わりして食べ過ぎるのはこの影響です。人類の進化の歴史上、体にとって特別なご褒美である糖質は次にいつ食べられるかわかりませんでした。無理をしてでも多く食べる仕組みを身に付けた方が寒い冬を乗り切る際には有利だったようです。

本来なら太ることの出来ない仕組みの備わっている動物でも、ペットになると太るものもあらわれます。デブ猫やデブ犬です。恐らくこれらの多くは糖質を多く含む食事を与えられて食べ過ぎた結果だと思います。

血糖値の上昇と膵臓からのインスリンによる血糖値の降下を繰り返していると、膵臓がインスリンを作ることができなくなるか、体の細胞がインスリンに反応しにくくなることで血糖値が下がらなくなってしまいます。これが2型糖尿病です。

本来なら満腹感が働いて2型糖尿病になる程糖質を食べることは難しいはずですが、糖質依存の罠に陥ることで食べ過ぎてしまうようです。

ここに大きな落とし穴がありました。多くの人々が糖質を大量に主食として食べていましたが、2型糖尿病を発症する人が限られていたことです。しかも遺伝性までありそうだったので、発症する人の体質だと誤解されたのです。そもそも糖質をとらなければ膵臓が疲弊することもないため、理論上では2型糖尿病は発症しないはずです。

間違った治療方法

2型糖尿病は肥満と並び、食べ物の選択による病という意味では現代の脚気といえると思います。

糖質回避をせずに2型糖尿病の治療をしている人がいれば、それはアクセルを踏みながらブレーキを踏んでいる状態です。血糖値を押し上げる糖質を食べながら、血糖値を下げる薬を飲んでいるのは正にアクセル踏みながらブレーキを踏んでいる状態です。稀に血糖値が下がることもあるかも知れませんが、非常に効率が悪いので、是非このサイトを教えてあげて下さい。糖質回避教のススメです。ただし強要はしないで下さい。信じるものだけが得をすれば良いと思います。だから宗教の一種、論理的宗教としているのです。

注意点!現在糖尿病の治療中の方、肝臓病や腎臓病で治療中の方は主治医の先生にご相談の上はじめるようにして下さい。

まず血糖値の上がる原因を取り除くことです。

健康診断などで高血糖を指摘された方は、血糖値を上げる原因の糖質を取り除くことです。どうしても糖質をやめられない場合には、血糖値を下げる薬を考えましょう。

原因を取り除かずに、薬での治療はアクセルとブレーキの関係から考えても、効率が悪すぎます。止まれないのも当たり前のことです。

実際2型糖尿病が薬無しで治りました

2型糖尿病の治療法は劇的に変わります。

高血糖を指摘された方へも良かったらご覧ください

(参考文献:糖質オフ健康法)

糖質回避での病気の改善率

糖質回避で病気が改善しています。

アトピー性皮膚炎の改善率

アトピー性皮膚炎はかなり効果が期待出来そうです。現時点で7名の方が改善しています。

アトピー性皮膚炎は糖質回避をされている方は皆さん改善しています。今のところ糖質回避されてアトピー性皮膚炎が改善していない方はおられません。

アトピー性皮膚炎では糖質回避の有効率100%です。糖質回避の程度は糖質を少し減らす程度から完全回避まで様々ですが、糖質回避の程度に応じてアトピー性皮膚炎の改善と相関がありそうです。

この現時点でわかっていることは糖化産物原因説を支持します。

慢性蕁麻疹の改善率

慢性蕁麻疹に関してはお一人改善しています。糖質を減らし慢性蕁麻疹の症状が少し改善しています。お一人は糖質回避をされても改善していません。現時点での改善率は50%です。

お一人は改善していないのですが、糖化産物原因説がまだ正しいとすれば慢性蕁麻疹の原因となる糖化産物の半減期が長く減らないからかも知れません。糖質回避を続けることでこれから改善するのかも知れません。

2型糖尿病の改善率

2型糖尿病の方はお一人完全糖質回避をされました。結果は2型糖尿病が失くなりました
1人だけですので、改善率100%です。
万が一完全糖質回避で改善しなければこちらをご参照ください。

糖質回避・糖質制限を否定する人達

  • 糖質・炭水化物だけが直接血糖値を上げる
  • 2型糖尿病は血糖値が下がらなくなる病気である
  • 炭水化物をやめるとアレルギーがおさまる人がいる

これらの事実・状況証拠から糖質に問題があることは明らかです。

受け入れるか受け入れないかは各個人の問題です。私は是非ではなく、いつ受け入れるか時間の問題だと思います。何故なら状況証拠を集めれば集めるほど糖質の摂り過ぎの問題が明らかになるからです。

そして明らかに問題がある糖質・炭水化物を避ける糖質回避・糖質制限を受け入れないだけでなく否定する人達がいます。
特に糖尿病の治療をしている先生たちは、もしかしたら専門家だけに受け入れにくいのかもしれません。

受け入れることを拒絶するのは受け入れると損をする医師、製薬会社、テレビ局です。

糖質の害を受け入れられない

俗に頭が固いと言われる人は新しいことを受け入れる素養がないようです。
血糖値を直接上げる食べ物は糖質だけという事実を積み上げれば糖質の害は明らかだとは思うのですが、受け入れられない人にとっては信じられないようです。
特にこれまで糖尿病の誤った治療(これまではわからなかったのですから、間違っていても仕方がありません)をしていた人は、治療が間違っていたことから受け入れなければならないので心理的に大きな抵抗があるようです。

糖質回避を受け入れると都合が悪い人達

糖質の害を受け入れると、糖尿病の治療方針そのものが根底から変わってしまいます。
そもそも患者さんが糖質を避けることができれば、病院に行く必要がなくなるかもしれないのです。患者さんがいなくなってしまうと考えると、糖質の害を受け入れたくないのもわかる気がします。自分たちの都合が悪いため受け入れないのです。

自分達の存在意義を失うので受け入れない可能性があるのです。

糖質回避を受け入れないのは誰の為?

2型糖尿病で糖質を食べると血糖値が上がり、糖質を食べないと血糖値が上がらないのは確かです。信じられない方はネットで調べられれば出てくると思います。

糖尿病の第一選択の治療は炭水化物を避けることだと思います。
食べ物を選べば薬はいらないのです。(2型糖尿病が薬無しで治りましたをご参照)

これらは間違いありませんが、その糖質回避を受け入れないとすれば誰のためでしょうか?
糖尿病の治療をしている先生の目的が、お金だと絶対受け入れないことでしょう。
先生の目的が患者さんの幸せであれば、即座に受け入れることでしょう。受け入れないまでも、必死で情報を集められると思います。
糖尿病の先生に糖質回避のことを尋ねられて、即答で拒絶されたらもしかしたら先生の目的はお金かもしれません。(そんなことはないと思いたいですが)

糖質回避が広まると都合の悪い企業

糖尿病のお医者さんも都合が悪いと考える方もおられるも知れませんが、糖尿病の治療薬を売っている製薬会社にとっては非常に都合が悪いと思います。糖尿病治療薬は年間3000億円以上の市場だそうです。その何割かでも無くなると考えると倒産はしないまでも、経営に打撃があるのは間違いありません。

もしかしたら製薬会社はスポンサーとしてテレビ局に圧力をかけて、糖質制限に関して放送しないように仕向けているかも知れません。ダイエットとしては視聴率を稼ぐために放送しても、糖尿病の食事療法として大々的に放送しないのはスポンサーの意向が働いているのではないかと思います。

そういう意味ではテレビ局もスポンサーの経営が傾いて、スポンサーを撤退するかも知れない糖質と糖尿病の関係の放送は都合が悪いのでしないようです。

真実はインターネットで広めるしかないのかも知れません。このサイトのように。