怒らない子育てというよりも怒る必要のない子育てを提唱しています。
子供を怒ることは無意味だと思います。かといって子供のやりたい放題の放置も子供のためにはなりません。何故なら常識が身に付かないからです。ただ放置で怒らない訳ではなく、怒らなくてすむ方法を考えるということです。
怒るよりも褒めて育てましょうという考え方があります。しかしなかなか出来ないのが現実だと思います。怒る場面を褒める場面にかえる魔法のような方法を教えてみます。
怒る場面を褒める場面にかえる魔法
怒る場面でも褒める場面にかえることが出来ます。
怒る場面とは、親にとっては当たり前のことが子供にとっては当たり前ではないことから起こります。親と子供の認識の齟齬です。子供は何かを知らないか、わからないから怒られてしまうような行動をとってしまうのです。その何かを教えるのは本来誰でしょうか?親ですよね。ということは親が教えるべきことを子供が知らないだけで怒るのは無意味だと思います。
子供の知らなかったこと教えてあげて(諭すということです)、わかってくれたら褒めてあげればいいのです。
怒るを褒めるにかえる具体的な方法は?
例えば子供が部屋の片付けをしない。そんな場面でも怒りたくなるのを飲み込んで、子供は何を知らないのかを考えます。子供は恐らく片付ける意味を知らないのです。
片付けのメリット
- 探し物がすぐに見つかること。
- 場所を取らないこと。
- 見た目が綺麗なことなどを知らないのです。
子供に2.3.は理解しにくいので、1.についてわかりやすく説明してあげるの良いと思います。片付けると探し物が早く見つかるからお得だということを伝えてあげるのです。
そのことをわかってくれたら褒めてあげるのです。ちなみにわかってくれなければ、褒めることは出来ませんが段ボール箱などを用意してその中に全部入れてしまうことです。そうすると親にとっては散らかりが目に付かなくなります。子供にとっては段ボールの中からお目当のものを探す手間が片付けるメリットだと実感出来るという二重の意味があります。
そして少しでも片付け始めたら褒めてあげるのです。
怒るを褒めるに変える魔法。使ってみませんか?