病気の治し方(仮説)

病気の治し方(仮説)

2020年1月現在見つけている病気を治す可能性のある仕組みを掲載しています。まだ完全ではないため(仮説)としています。
もともとはガン(癌、悪性腫瘍)を治し方(仮説)として掲載していたものを再編集したものです。免疫がかかわる病気はすべて共通の原因で発症しているようです。ただ人それぞれ原因が異なり、免疫異常を来す相手(自分の組織や臓器)が異なるため多彩な症状が出ます。また免疫が過剰に働く場合と、免疫が抑制される場合とがあります。人それぞれ同じ免疫、同じ刺激であってもちょうど反対のことが起こるようです。
アトピー性皮膚炎や花粉症のように免疫が働きすぎて自分の皮膚や目・鼻の粘膜に対して免疫が働きすぎて病気になる人や、悪性腫瘍や良性腫瘍のように本来は免疫が働くべき相手(非自己・異物)に対して免疫が働かない免疫不全で発症してしまう病気もあります。その免疫を本来の働き方に治す方法を提案しています。

糖質の食べ方塩分の摂りかたカフェインをやめること水分をしっかりとることをお勧めしています。他にはマルチビタミン・ミネラルを摂ってみることをお勧めします。他にも運動をする睡眠をしっかりとるという基本的なことを提案しています。私の提案しているのは生きていく上で当たり前のことですが、もしかしたら現代の医学で治らないとされている病気も治る可能性が十分あります。
(それぞれの生活習慣の改善で治っている免疫異常の病気がいくつかあります)

糖質の食べ方

糖質を食べないことが一番のお勧めです。(糖尿病治療薬を内服されている方は低血糖の恐れがあるため、いきなり糖質を食べないことはせず以下のように糖質の食べ方を工夫してみてください)

実際に糖質を回避し、おかずだけ食べるようにしただけで子宮頚がんの前癌病変が5人消えましたし(参考:子宮頸がんの異形成細胞が消えました)、尋常性疣贅や粉瘤などの良性腫瘍が何人か消えています。糖質そのものに害があるとは思えません。免疫不全(特定の免疫が働かないこと)とは病態が逆ですが、免疫過剰(特定の免疫が働きすぎて自分の身体を攻撃すること)であるアトピー性皮膚炎は糖質を控えてオカズを多く食べると治ることがあるため、恐らく血糖値が問題の本質です。そもそも糖質を食べなければ血糖値が上がらないため、一番お勧めです。

糖質を食べないことでガン(悪性腫瘍、癌)が治ったという話を聞くことがあり、糖質がガンの餌だからという理屈がありますが、私は恐らく間違っていると思います。何故なら血糖値が高い方が増殖しやすことはあっても、糖質を食べない状態の血糖値(100mg/dl前後)でガン細胞が飢餓状態になるとは到底思えないからです。(70mg/dl以下の低血糖にするのであればガン細胞もダメージがあるかもしれませんが、恐らくガン細胞はしぶといので生き残るのではないかと思います。そもそも70mg/dl以下だと脳が耐えられないので現実的ではありません) 糖質を控えることで免疫不全が解消される仮説の方が正しいと私は考えています。

血糖値そのものが直接糖化産物を作るなど何らかの異常をきたしているのか、血糖値が上がることでインスリンが分泌され、何らかの悪影響を起こしているのかは今のところわかりません。(私はインスリンが腎臓に働きかけてナトリウムの再吸収を促すことが、何らかの悪化因子なのではないかと考えています。もしくはインスリンが直接免疫に働くようなメカニズムがあるのかもしれません。いずれも仮説の域を出ません)

糖質を食べるなら以下の食べ方がお勧めです。

血糖値の上がりにくい食べ方2017年版
一言で言えば炭水化物・糖質を単品で食べないことです。具体的にはパンだけとかおにぎりだけとか丼だけという食べ方をしないことです。
詳しくはリンクをご参照ください。

血糖値の上がりにくい食べ方2018年版
一言で言えばお菓子や果物などのデザート食後すぐに食べないことです。少なくとも1時間できれば2時間あけて食べることをお勧めしています。
詳しくはリンク先をご参照ください。

血糖値の上がりにくい食べ方2019年版
一言で言えば少しずつ食べることです。3食で食べると言う常識を捨てて回数を増やして食べることで、血糖値が上がりにくくなります。極端な話1日6食あるいは10食と言う食べ方でも良いのかもしれません。特に体力をつけるためにもしっかりとトータルの量を食べる方が良いと思いますが、1回の食事量を抑えて小分けで食べることです。
詳しくはリンクご参照ください。

塩分の摂りかた

塩分は極力摂らない方が良いと思います。そのため禁塩生活をお勧めしています。詳しくはリンクをご参照いただければと思いますが、一言で言えば塩を楽しむ料理を控えることです。具体的には味噌汁やスープ類などの汁物、漬物や明太子・塩ジャケなどの塩漬け料理、味付け海苔やふりかけ、フライドポテト、ポテトチップスなどの塩味のスナック菓子をやめることです。スポーツドリンクもやめる方が良いと思います。何故なら日本人は元々塩分を摂り過ぎている訳ですからわざわざ摂らなくても良いと思います。ただし毎日一日中汗をかいているような人は塩分不足になる可能性があるのでスポーツドリンクも意味があるとは思います。1日2リットル以上の汗をかく人以外はスポーツドリンクはお勧めではありません。

発酵食品を否定するつもりはありませんが、塩分で病気になることがあるようです。ニキビや感染症が塩分で起こり得ることがわかりました。塩分により腫瘍に対する免疫不全が起こったとしても不思議ではありません。

味噌汁をやめて悪性腫瘍が治った経験はまだありませんが、良性腫瘍のイボが治った人はおられるので味噌汁が悪化因子の可能性は十分あり得ます。

 

 

カフェインをやめる

私はカフェインは法律で禁止した方が良いと思う程、害がある嗜好品だと考えています。恐らくアルコールより病気を引き起こしていると思います。カフェインが利尿作用により体内の水分を排出してしまうことで体内の脱水をきたし、免疫機能に異常をきたすようです。その根拠は免疫異常によって起こると思われるニキビや湿疹がカフェインを控えるだけで治ることが多々あるからです。

腫瘍に対する免疫不全を起こしてしまっても不思議ではありません。

もし少しでも信じて頂けるならカフェインを一切やめるようにしてみてください。コーヒー・紅茶は勿論、緑茶・ほうじ茶・ウーロン茶・玄米茶、栄養ドリンク、コーラ、エナジードリンク、ココア、チョコレートなどです。

どうしてもコーヒー・紅茶、緑茶などを楽しみたい方はカフェインレスのコーヒーや紅茶・緑茶などをお楽しみください。

水分をしっかり摂る

水分をしっかり摂ることをお勧めしています。人は喉が渇けば誰でも水分を摂りますが、元々喉が渇きにくい体質の人がいるようです。つまり喉が渇いた時点で水分補給しても遅い(免疫異常をきたす)人がいるのです。

上記の塩分とカフェインの話も身体の水分バランスという意味で一連のことです。水分が少ないと体内の塩分濃度が上がるのですが、塩分を摂っても、カフェインを摂っても利尿作用で体内の塩分濃度が上がります。この塩分濃度の上昇で免疫異常が起こるようです。

目安として冬場でも1日1.5〜2リットル摂るようにしましょう。汗をかく人は汗の量の分プラスして水分を摂ることがお勧めです。注意する必要があるのは、不感蒸泄といって流れるような汗ではなく、気づかないうちに蒸発してしまう汗です。汗だくになれば汗をかいていることを自覚できるのですが、汗が出た端から蒸発していると汗をかいていることに気づけないことがあります。気温の高いところにいれば汗をかいていると思っている方が良さそうです。エアコンをかけずに寝ている方は特に注意が必要です。夏場はエアコンをかけて寝ることをお勧めしています。

また小まめに水分を摂ることも重要です。何故なら一度にたくさん水分補給しても余った水分は尿として捨てられてしまうからです。体内に蓄えておくことの出来る量は限られているから、小まめに水分補給をすることが重要です。

お勧めしているのは1時間ごとにタイマーをかけて、タイマーが鳴るたびに少量でよいので水を飲むことです。1時間ごとに100ml(小さいコップ半分)飲むだけで1日1.5リットル飲むことができます。(汗をかく夏場は1時間に200ml摂ることをお勧めします)

水分補給としてスポーツドリンクを飲む方もおられますが、上記の塩の問題でお勧めではありません。摂りすぎた塩分をせっかく汗が捨ててくれたのに、わざわざ摂るのは勿体ない話です。麦茶か水を飲むことをお勧めしています。(ただし製鉄所で働いているなど一日中汗をかく方は塩分接種をした方がよいと思います。もともと日本人は塩分をとりすぎているので1日2・3時間ポーツするだけで、スポーツドリンクを飲むのは塩分の観点でお勧めしません)

 

マルチビタミン・ミネラル

マルチビタミン・ミネラルを飲むことをお勧めしています。その根拠はビタミン不足やミネラル不足で免疫不全を来している仮説を考え、糖質をやめても尋常性疣贅が治らない方にマルチビタミン&ミネラルを飲んでもらって治った方がおられるからです。

マルチビタミンを飲んでニキビやニキビ痕が改善した人もおられます。

どうやらビタミン不足やミネラル不足で免疫異常をきたすことがあるようです。通常であればどのビタミン・ミネラルが不足しているかを調べた上で、不足しているものを補うのかもしれません。しかしビタミン・ミネラルは人間の身体には必ず必要なものなので、全て摂ってみて違いが出るか試してみるという手段です。

マルチビタミンやミネラルはニキビやにきび痕にも有効なため、ビタミン・ミネラル不足が何らかの免疫に関わっていることは間違いないと私は考えています。

良性腫瘍のイボもマルチビタミンを飲むことで治った人がおられます。

原因不明の病気で悩んでおられる方で、もし信じて頂けるならマルチビタミン・ミネラルを飲んでみてください。

 

運動

歩くことだけで構いません。糖質やマルチビタミンを飲んでも尋常性疣贅のなかなか治らない人が、日頃歩かなかったそうなので、1日20〜30分歩いてもらうとあっさりと治ってしまいました。現時点ではお一人ですが、運動により腫瘍が改善した例です。

歩いてもらった根拠は、歩くことで骨粗鬆症を予防するホルモンが出ることをNHKの番組で知ったからです。歩行の際の骨への衝撃が必要らしく、ランニングをせずに自転車で身体を鍛えていても骨粗鬆症になったアスリートがいたことで発覚したそうです。歩行が免疫に関わっている仮説を考え、実践してもらうことで間違っていなさそうなことがわかりました。

振り返って考えてみると、人類の進化の歴史からこれだけ歩かなくてすむ人達はいなかったはずです。食料を探すために歩き回っていたはずだから、歩くことを前提として免疫が構築されていたとしても不思議ではありません。

体力が許せば1日30分から1時間程度歩くと良いと思います。お勧めはショッピングモールで歩くことです。屋根もありますし、エアコンも効いているから快適に歩くことが出来るからです。万が一体調が悪くなったとしても周囲に人がいるので、道で倒れるよりは安全だと思います。

 

睡眠

睡眠に関しては6時間以上が1つの目安です。何故なら予防接種における免疫の効果を接種後の睡眠時間で考察した論文において、6時間以上と6時間以下では何倍もの差が出るとの結果でした。腫瘍に対する免疫にも影響があるかどうか分かりませんが、しっかり睡眠をとって体に悪い事はないと思います。

最後に

現時点で私が持っている免疫に関わる全ての情報です。一応仮説ではありますが、免疫に関わる様々な別の病気で検証済みのため、試していただいても良いのではないかと考えています。

もしこれらの生活改善がガン(悪性腫瘍、癌)に劇的に効いた場合、可能性は低いのですが一時的に急激に体調が悪くなるかもしれません。その場合には速やかにかかりつけの先生に相談するようにしてみてください。

様々な病気でお悩みの方の少しでも助けになること、奇跡が起こることを祈っています。

また日常診療では日頃経験しますが、このサイトを見て頂いてお一人でも治った方がおられると、心より嬉しく思います。