診察中嬉しくて鳥肌が立った話・・・

先日診察中嬉しくて鳥肌が立ちました。
というのも以前「ガン(悪性腫瘍、癌)を治すかもしれない食事 〜オメガ6脂肪酸を避ける〜」を書くきっかけになった患者さんにお越しいただきました。別件で来られたのですが、その際経過についてお伺いしたところガンが画像的に縮小し、腫瘍マーカーも400から100程度に落ちてきたということでした。これを聞いた瞬間嬉しくて腕の毛が逆立ちました。一瞬ゾワッとしました。やった!と思わず声がでました。
勿論ホルモン療法もされているため、生活習慣の改善によるものだと断言できるわけではありませんが、少なくとも状態が改善しているのであれば私の理屈が間違っていない可能性があるからです。正直患者さんがよくなれば何でも(私の手柄でなくても)よいと思っています。そのうえで私の理屈が正しければ更に嬉しいということです。
今のところ私の理屈が正しいと証明する手段はありませんが、少なくとも効果があるかもしれないことが示唆されました。

密かにガン(悪性腫瘍、癌)を治す方法を見つけることを人生の目標の一つとしていますが、一歩近づくことができました。それを実感できたので一瞬ゾワッとしました。

実践していただいていたのは糖質、水分・塩分・カフェイン関連です。糖質の食べ方には気を付けていただいていましたし、水分にも気を付けていただいていました。

先日書いた「ガン(悪性腫瘍、癌)を治すかもしれない食事 〜オメガ6脂肪酸を避ける〜」のこともちゃんと見てくださっていました。オメガ6脂肪酸を避けることは難しいもののオメガ3脂肪酸を含むものを摂るようにしていただいていました。改めて理屈を詳しく説明させていただきました。実際にオメガ6脂肪酸を避けることはかなり難しい(牧草で育った牛肉以外のお肉は基本的にオメガ6脂肪酸を多く含んでいます。魚も養殖はオメガ6脂肪酸を多く含んでいる可能性があります)ため、可能な範囲で実践していただき、今後万が一腫瘍が増大することがあれば真剣に取り組んでいただくことを提案しました。

実は切除されていないガン患者さんに実践してもらって改善されているのはお二人目です。お一人は知り合いのお義母様で、胃ガンで肺・肝臓に転移があるため切除不能で、食べ物が詰まってしまってバイパス術を受けておられる方です。抗癌剤での治療に平行し、私の食事の仕方を実践していただいたところ腫瘍は縮小しています。こちらも抗癌剤を投与されていますので、生活習慣の改善のおかげかどうかの証明は困難ですが私は効果があるのではないかと考えています。その根拠は切除不能胃癌でステージ4ですが、約2年元気に生活されています。糖質の食べ方に気を付けておられた際は腫瘍が縮小し、糖質を再び食べ始め体重が増えた際には腫瘍も増大したそうです。余り歩かれないようにもなったそうで、体重が増えた一面もあったようです。再度糖質の食べ方に気を付けていただいて歩くようにしてもらい、体重が減った時点で腫瘍も縮小したそうです。糖質を食べると腫瘍が増大し、糖質を減らして歩くと腫瘍が縮小していることから生活習慣が影響している可能性が考えられると思います。
治療もされているので、治療の影響で腫瘍が縮小した可能性は否定はできませんが、生活習慣の改善により腫瘍が縮小した可能性も否定できないと思います。私の見つけた病気を避ける生活習慣は実践されたとしても害がないため、もし何らかの原因不明の病気でお悩みで、少しでも私の理屈を信じていただけるのであればお試しください。

特に効果が期待できるのは糖質の食べ方(参考:血糖値の上がりにくい食べ方2018年版血糖値の上がりにくい食べ方2019年版)、水分はしっかり摂って塩分は極力避け(参考:「禁塩」のすすめ)、カフェインは摂らないように気を付けることです。

ガン(悪性腫瘍、癌)の治し方(仮説)もよかったらご覧ください。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。