同じ食べ物でも血糖値は食べ方によって変わる

同じ食べ物を食べても食べ方により食後血糖値は大きく異なります。この場合の食べ方とは食べる順番です。糖質と糖質以外を先に食べるか後で食べるか同時に食べるかです。

食べ方

糖質を先に食べる、糖質を後で食べる、糖質を同時に食べる3パターンで比較してみました。

同じ物を食べても血糖値が異なる

同じ物を食べても食べ方により血糖値は異なります。つまり食べ物だけで血糖値が決まるとは限らない証拠です。

このグラフは全て同じ物を食べています。おにぎり1個と唐揚げです。異なるのは食べ方です。唐揚げを先に食べる場合とおにぎりを先に食べる場合を調べてみました。するとタイミングは異なるもののどちらも血糖値は上がるのです。食べる物により血糖値の上がり方が決まるなら、食べる順番によってタイミングが異なることが説明がつきません。ということは食べ方により血糖値が影響を受けることがわかりました。

しかし私が予想した血糖値よりも遥かに高い値となりました。様々な可能性を考えてみました。糖質が血糖値を上げて、糖質以外の食べ物が血糖値の上昇を妨げることに間違いはないはずです。大前提として胃の中で混ざっているはずだと考えていました。それが思い込みかもしれないと思い至ったのです。

そこで食べる際に口の中で混ぜて食べてみました。口の中で混ざっていれば胃の中でも混ざるはずです。

口の中で糖質と糖質以外の食べ物が混ざるように食べた結果は、予想通り血糖値の上昇が抑えられました。

これからは食べ方を気をつける時代がやってくると思います。糖質と何か糖質以外の物を同時に食べることを提案します。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。