血糖値の上がりにくい食べ方 2019年版

これまで血糖値の上がりにくい食べ方をいくつか見つけました。炭水化物・糖質だけ食べないことを提案する血糖値の上がりにくい食べ方2017年版、お菓子や果物などのデザートを食べるタイミングを食事から離すことを提案する血糖値の上がりにくい食べ方2018年版 の2つです。今回血糖値の上がりにくい食べ方2019年版でお伝えするのは2018年版の延長線上にある食べ方です。

小分けで食べる

同じおにぎり1個を半分に分けて食べると、血糖値は上がりにくくなるようです。少なくとも私の場合は上がりにくくなります。

私の場合は少なくとも1時間以上間をあけて小分けで食べる方が良いと思います。興味深いのは同じ糖質量であっても小分けで食べることで血糖値が上がりにくいことです。逆に考えれば、血糖値が上がってしまうのは一度にまとめて糖質を食べてしまうからではないでしょうか?。突き詰めて考えれば、糖尿病の原因は3食で食べる食生活が原因なのかもしれません。同じ糖質量であっても3食の2倍の6食、あるいは3倍の9食に分けて食べることで血糖値が抑えられるのではないかと思います。

3食食べる常識を捨てる

日本人は3食あるいは朝食抜きで昼夜の2食の人が多いと思いますが、その3食を食べる食生活が病気を引き起こしている可能性があります。そこで人は3食食べるものという常識を捨てるのです。もしかしたら現代人は3食で食べているから病気に悩まされているかもしれないのです。小分けで食べると血糖値が上がりにくい可能性が高いと思います。もしかしたら血糖値が下がりきった状態から糖質を食べることで、再度血糖値が急上昇するのではないかと思います。血糖値が下がり切る前に追加で食べると血糖値がそれ程上がらないという不思議な現象が見られます。

このグラフで面白いのは、先に食べたのがおにぎり半個で1時間後におにぎり1個を食べてもそれ程上がらず、何も食べない状態で1個食べた時と比べて低く抑えられていることです。先に食べたおにぎり半個で分泌されたインスリンの影響のためか、次のおにぎり1個を食べた場合の血糖値の上昇を抑えてくれるようです。

実験はまだ出来てはいませんが、更に2時間してから追加で食べても同じ理屈で糖質量の割に上がりにくいのではないかと思います。

3食で食べるのではなく、5食、6食と小分けで食べるようにするのが良さそうです。トータル食べる量が同じであれば、小分けで食べれば食べるほど、一回当たりの糖質量が少なくなるため、血糖値の上昇は抑えられるはずです。

具体的な食べ方

食後のデザートの時間をあける

食後のケーキやデザートを食べているのであれば、デザートを食後二時間後に食べるようにするだけで食事の回数を増やすことができます。これは血糖値の上がりにくい食べ方2018年版で書いた食べ方です。

一回の食事量を減らして、間食時間に食べる

食後のデザートなどを食べていないのであれば、単純に1回の食事量を半分にして10時や15時など通常の食事の合間に食べる食べ方です。実際には仕事や勉強をされているなど時間に制約がある方が多いと思いますので、好きな時間に食べることが出来る方にお勧めな食べ方です。注意が必要なのは、あくまでも一回の食事量を半分に分けるという食べ方です。回数を増やして、食べる量に気をつけなければ太ってしまうリスクがあります。

お腹が空いた時点で少量ずつ食べる

難しく考えなければ、お腹が空いた時点で少量食べるという食べ方です。お腹が空いた時点で少量食べるのは自然に近いと私は思います。何故なら人間はお猿さんから分かれて進化したようですが、お猿さんの時代に、時計もないのに一斉に食事をしていたとは思えないからです。食べ物を見つけたら見つけた時に食べていたのではないかと思います。食べ物を貯蔵して分配するというのは、農耕が始まってからだと思います。一斉に農耕という作業するために、一斉に食事をする必要があったのだと思います。このような視点で物事を考えると、少量ずつ食べ物を食べる食べ方で長年進化を遂げた我々人類が、一度にたくさん食べるという身体に合わない食べ方のせいで様々な病気になっているのかもしれません。興味深いのはお猿さんは主に糖質である果物を食べているということです。果物を少量ずつ、お腹が空いた時に食べるので糖尿にはなりにくいのだと思います(自然界のお猿さんに糖尿があるのかは知りませんが…)。

かといって、好きな時に食べることが出来る人は少ないと思いますので、自分に合ったスタイルで食べるようにしてみてください。

お得情報 泉佐野市のふるさと納税制度

お得情報です。かなり前になりますが、ふるさと納税制度のお得情報を掲載しました。今回はふるさと納税制度の追加情報です。おそらく最長で5/31までの期間限定のお得情報ですので、ご注意下さい。

ふるさと納税制度とは?

元々は現在の居住地ではない故郷の自治体を応援するという主旨で始まりましたが、故郷でなくても納税出来る制度です。納税された自治体からお礼の品が届くようになって、ふるさと納税制度が過熱してきました。

ふるさと納税制度は一言で言えば寄付であり、実質的には翌年の税金の事前納付です。今年ふるさと納税制度を使って寄付をすれば、来年の税金が少なくなります。かかる手数料は2千円で、何件ふるさと納税制度を利用しても2千円です。10万円寄付すれば、来年の税金が2千円差し引いた9万8千円少なくなります。その上でふるさと納税された自治体からお礼の品(返礼品)が届くのです。手間はかかりますが、実質的には2千円で返礼品をもらえることになります。

現在の居住地以外であればどこにでもふるさと納税として寄付することが出来ます。返礼品があたかもカタログショッピングのように選ばれ、ふるさと納税が行われています。返礼品が豪華であれば豪華であるほど人気を集めます。

お得なふるさと納税制度

テレビでも話題になっているふるさと納税制度があります。大阪の泉佐野市です。泉佐野市は経営破綻しかけたらしく、自分達での財源を確保することに知恵を絞り、ふるさと納税制度をフル活用することを思いつかれたようです。元々寄付金の割に明らかに豪華な返礼品でしたが、最近では20%のAmazonギフト券まで配ってくれる、100億円還元キャンペーンなるものを展開しています。豪華な返礼品をもらった上で、20%のAmazonギフト券までもらえてしまいます。

泉佐野市のふるさと納税制度はこちら

残念ながら6月からは法律が変わるため、6月からは返礼品は寄付額の30%、しかも特産品に限るという条件つきと改悪されてしまいます。泉佐野市は元々は3月いっぱいまでAmazonギフト券20%還元を予定していましたが、期間延長しています。おそらく6月からふるさと納税制度の指定をしてもらえないことを逆手にとって、開き直って期間延長したのではないかと私は思っています。(表向きは3/31にアクセスが集中してふるさと納税出来なかった方々の救済となっていますが….)

納税されている額によってふるさと納税制度を利用出来る額が異なりますが、税金を納めている方にとってはお得な制度だと思います。もし良かったら御活用ください。いつ泉佐野市のサイトがふるさと納税をやめるかわかりません。お早めにふるさと納税されることをお勧めします。

手続きの手間を惜しんで、ふるさと納税しない方は、もらえるはずの返礼品を捨てるようなものです。勿体ないと私は思います。ご一考ください。

科学と宗教みたいな話

ふと思い立って科学と宗教みたいな話について書いてみたいと思います。何故科学と宗教みたいな話を書く気になったかと言えば、根拠に乏しい(少なくとも私にはあり得ないと思えるような…)『理屈』を言われる患者さんがおられますが、信じ切っておられるため『宗教』みたいだなと思ったからです。友人や知人から聞いて信じているならまだましで、酷い場合には他院で医者から私には根拠に乏しいと思われる『理屈』を言われた方までおられます。その根拠に乏しい『理屈』を信じている姿があたかも『宗教』のように私には思えるので書いてみようと思った次第です。根拠に乏しい(と私には思える)『理屈』と『科学』の違いを患者さんに伝える際に、それは言った人が信じている『宗教』のようなものですねとお伝えすると意味を一瞬で理解してもらえます。

『科学』と『宗教』の違い

私にとっては『科学』は現実で、『宗教』は空想の世界のような捉え方をしています。『科学』と『宗教』の違いは一言で言えば再現性だと思います。

『科学』は誰でも同じ結果になるという再現性があるため、多くの人に信じられています。その『科学』を使って様々な製品が生み出され、人々の生活を快適なものにしてくれています。結果を予測出来るのが特徴です。車のエンジンのスイッチを入れればエンジンがかかり、車を動かすことが出来るのは様々な『科学』の再現性の上に成り立っています。

『宗教』のはただ信じるだけで、結果を求めません。同じ状況であっても再現性がありません。

医学は『科学』?

医学は本来であれば再現性が担保される『科学』であるべきですが、まだまだ発展途上段階のため、物理科学のように数式で表すことの出来るような普遍の真理は見出されてはいません。しかしこれからの医学は再現性があるかないかで議論されるべきだと私は考えています。これまでは因果関係といえるまで突き詰めて原因を見出せないため、止むを得ず有意差で議論されていますが、有意差は答えに多少近づいているに過ぎないと思います。人間の身体は複雑な要素が絡まっているため治せないと思い込んでいるのかもしれません。1つ1つ再現性のある『理屈』を医学でも取り入れていけば、医学も『科学』に近づくと私は考えています。残念ながら今の医学は『宗教』に近いところが多々あるようです。

医学においては医学書や論文が正解とされていますが、現時点の最適解に過ぎません。その証拠に、物理科学のように証明された普遍の真理のようなものは全く見つかってはいません。手探りに近い状態で答えを探している状態です。

物理科学の公式のような普遍の真理が見つかっていないだけに、様々な理論や理屈が囁かれ、否定することも難しいため『宗教』のような話が広まってしまう余地があるのです。

医学における『宗教』の具体例

他院で言われたという驚くべき『宗教』のような教えはアトピー性皮膚炎などの皮膚病の場合、お風呂で石鹸を使ってはいけないという医者もいますし、お風呂そのものがいけないという医者までいます。その理由は石鹸は皮脂を過剰に取り除いてしまうから、お風呂そのものがいけないという医者は、アフリカではアトピー性皮膚炎がないが、その理由がお風呂に入っていないからという『理屈』らしいです。他に驚いたのは陥入爪という爪に感染を来す疾患で、体育の授業を休むように言われたそうです。

これら3人の医者は石鹸が悪い、お風呂が悪い、運動が悪いと信じているのです。あたかも『宗教』のように…。石鹸を使った場合、お風呂に入った場合、運動をした場合の違い、つまり結果には目を向けようとはしないのです。石鹸を使ったからといって悪化しなかったそうですし、お風呂に入ったからといって悪化したりましませんし、運動しても悪化したりはしませんでした。

まだ証明出来た訳ではありませんが、野菜から食べるという話も『宗教』のような話かもしれません。何故なら野菜から食べるよりも同時に食べる方が血糖値が上がりにくいかもしれないからです(参考:野菜サラダの食べ方による血糖値の違い)。少なくとも私の行った実験では、野菜サラダから食べるよりも同時に食べる方が血糖値は上がりにくかったですし、他の実験でも同時に食べる方が血糖値は上がりにくいようです。どうやら胃の中で混ざると思い込んでいた食べ物が実は混ざらないようです。

『宗教』のような話を実践する意味

『宗教』のような話を実践する意味は、一言で言えば気が済むだけです。しなければただ気が済まないただ信じているだけで違い・結果を求めないのです。

私自身は『宗教』を信じてはいませんが、否定もしません。何故ならわからないからです。ただ『宗教』を信じる『意味』は、気がすむというだけだと私は思います。時間毎にお祈りする『宗教』もありますが、お祈りしないからといって何か違う訳ではありません。ただ本人の気が済まないだけです。

上記の『宗教』のような話も、実践しなくても違いがありません。事実お風呂に入っても、石鹸を使っても悪化したりはしません。運動したからといって悪化もしません。つまり因果関係はないと判断して良さそうです。

『宗教』のような話も違いが出るかもしれませんので、実践してみても良いとは思いますが、因果関係がなければ気が済むという『意味』しかないため、やめてみても良いのではないでしょうか?

『宗教』のような話をする医者に直接聞いたことはありませんが、ただ闇雲に思いついたことを信じているに過ぎないのかもしれません。本来なら科学者であるべき医者が因果関係を確かめることなく、『宗教』のような話をさも当たり前のように広めているとすれば悲しい話です。

『宗教』のような話が『科学』のように因果関係があるかどうかを確かめるようにしてみましょう。

最近血糖値の実験をしていない理由

最近フリースタイルリブレでの血糖値の実験をしていません。飽きた訳ではないのですが、実は一年前の実験で増えた体重が落ちないことが理由の一つです。ある程度体重がコントロール出来てはいたのですが、9月にピロリ菌の除菌を行った後体重が急速に増えてしまいました。血糖値の実験をするとどうしても糖質を食べることになるため、体重が増えてしまうこともあり見合わせていました。

もう一つの大きな理由は血糖値を測る目的を失いつつあることです。血糖値を測定し始めた当初は、血糖値の上昇が多くの病気の原因だと考えていました。そのため病気を治す食べ方をフリースタイルリブレを使って模索していました。いくつか病気になりにくい食べ方(血糖値の上がりにくい食べ方2017年版血糖値の上がりにくい食べ方2018年版)を見つけましたが、病気の原因はどうやら糖質の食べ方だけではないことがわかってきました。患者さんを指導するのに、大まかな指針を作ることが出来ました。糖質の食べ方が原因の場合、上記の食べ方をしてもらうことで治りそうなのです。逆に上記の食べ方で良くならない場合、原因が他にあることが類推出来ます。上記の食べ方をしてもらっても良くならない場合には他の原因を検索することになります。病気の種類によって、糖質が原因の割合が違うこともわかってきました。糖尿病は糖質の食べ方による病気は明らか(参考:食事指導によるHbA1cと血糖値の変化)で、小さなお子さんのアトピー性皮膚炎はかなりの確率で糖質の食べ方が原因ですが、大人のアトピー性皮膚炎では5割程度、大人のニキビではせいぜい2〜3割程度の印象です。つまり血糖値の上がりにくい病気になりにくい理想の食べ方をしたとしても治らない人が一定割合おられることがわかってきたのです。この意味でフリースタイルリブレを使って病気を治す食べ方や食材を検索する意味が薄れてきたのが最近リブレの実験をしていない一番の理由です。糖質の食べ方以外に病気の原因らしきものをいくつか見つけたので、少しずつ書いていきたいと思います。

血糖値に関してもまだ疑問が残っているので、追加で実験してみたいことがたくさんあります。血糖値の実験する場合、水分の制限がありますし、前後の運動も控える必要があるため、いつになるかはわかりませんが、いずれはリブレの実験をしたいと思います。

今後行いたいリブレの実験

いつになるかはわかりませんが、現時点で考えている実験を備忘録を兼ねて書いておきたいと思います。

  • おにぎり一個を30分かけて食べた血糖値

時間をかけて食べると血糖値が上がりにくいのではないかという単純な発想です。少なくとも60分かけてゆっくり食べると血糖値は上がりにくいのではないかと思います(参考:おにぎりを分けて食べた血糖値)。おにぎり半分ずつを60分、間をあけて食べると上がりにくいからです。

  • 食後運動した場合の血糖値

食前の運動の場合でも血糖値が上がりにくいことがわかっています(参考:食前の運動による血糖値の違いについて)が、食後の運動がどの程度血糖値に影響があるのか興味があるのでいずれ確かめたいと考えています。食前と食後ではどちらが血糖値が上がりにくいのかも興味があります。

  • おにぎり一個と野菜サラダ二個

おにぎり一個と野菜サラダ1個では食べ方で多少違いが出ましたが、少し下がる程度でした(参考:おにぎり一個と野菜サラダの食べ方による血糖値の違い)。ちなみに野菜から食べる食べ方は血糖値はそれほど下がりません。同時に食べることが正解です。野菜サラダ二個をおにぎり一個と同時に食べる血糖値が気になります。糖質と糖質以外の割合が問題だと考えています。

  • カフェインの血糖値

カフェインを摂ることで血糖値が変わるのか変わらないのか興味があります。

  • チャーハンの血糖値の違い

具材があるぶん血糖値は上がりにくいことは予測出来ますが、具材の量と血糖値の間に関係があるのか興味深いところです。

  • おにぎり一個を油で炒めた血糖値

もしチャーハンの血糖値が上がりにくいのであれば油を使って炒めることにも『意味』があるのかもしれません。油でご飯を炒めただけの血糖値も調べてみたいですね。

 

スーパーでの廃棄問題を考える

先日テレビを見ているとスーパーの廃棄問題が取り上げられていました。その内容がネットで賛否両論とあったので書いてみたいと思います。

商品の取り方について

その内容は牛乳パックが新しいものが後ろの方に陳列されているが、廃棄問題を考慮して前からとりましょうというものでした。その際あるタレントさんが、後ろからとっても良いではないかという主旨のことを言われていました。みんな新鮮な物の方が良いでしょうということでした。その内容に対して賛否両論あるようです。

賛成意見

同じ値段なのだから新鮮なものが欲しいのは当然。

反対意見

このような取り方をする人がいるから廃棄問題がなくならない。

背景

賛否両論あったと思いますが私見を書いてみたいと思います。どちらも間違ってはいないと思います。ただ1リットルの牛乳パックですが、一日にコップ1〜2杯しか飲まない人は出来るだけ賞味期限の長い商品を選ぶのもまた仕方ないことだと思います。何故なら、1日に少ししか飲まない人が賞味期限が短い商品を買っても、結局家で廃棄処分になるだけだからです。逆に子供さんが育ち盛りで1日に牛乳パックが2〜3本飲んでしまうようなご家庭は、賞味期限なんて気にする必要など全くないでしょう。このように人それぞれの生活環境によって求める物が違うため、一概に言えないのではないかと思います。1日に少ししか飲まない人に賞味期限の短い商品を強制したら、家で廃棄になるだけだという想像力を働かせる必要があります。

牛乳の廃棄問題の本当の問題点

牛乳の廃棄問題の問題点は、賞味期限が切れるあるいは迫った商品を廃棄することになってしまうということです。商品の補充の際に奥から新しい商品を補充するため、奥が新しい商品で手前が古い商品が並んでいることが多くなっています。

同じ値段だから新鮮な商品が欲しい消費者と出来る限り売れ残りを出したくない販売者の思惑がずれていることが一番の問題点だと私は思います。

私なりの解決策

私なりの解決策を考えてみたいと思います。もし牛乳の廃棄が問題なのであれば企業が利益を得ようとする企業活動なのですから、消費者の良心に訴えて手前から取るようにお願いするのではなく、企業が損しない仕組みを作るべきではないかと思います。

一言でいえば、賞味期限毎に値下げするのです。例えば1円引き、5円引き、10円引きという具合に、一日賞味期限が少なくなるにつれて下げていくのです。少なくとも私は見切り品での牛乳の値下げは見たことがありますが、賞味期限がしっかりと残っている商品の小幅な値下げは見たことがありません。上記の問題点で書いたように、同じ値段で違いがあるから消費者は新しい物を求めてしまう訳ですから、値段を変えてしまえば良いのではないでしょうか?。販売者からはコストと手間がかかるから無理という声が聞こえてきそうですが、そもそも廃棄することになればコストがかかるのですから、廃棄コストを段階的な値下げとして、消費者に還元する仕組みにしてしまえば、消費者も販売者も得ではないかも思います。手間も当日売り切り商品では、一定の時間になった段階で全ての商品を値下げする訳ですから、牛乳の一日毎の値下げが出来ないとは思えません。

もちろん一日経過する毎の値下げ額は調整する必要があるとは思いますが、一日経ったら細かく値下げというのが消費者・販売者共に利のある理屈に適った対処法だと私は思います。調整の仕方としても最新の物と一日違いなら値引きはなしでも良いかもしれません。逆にとにかく早く売りたいのであれば1日少ないと、1円引きや3円引きなどにすれば消費者が自分の都合に合わせて買うことが出来ると思います。これこそが資本主義だと思います。今は賞味期限が違う商品を同じ値段で売ってしまっていることが問題なのではないかと思います。

もう一つの解決策

私が考えるもう一つの解決策は法律を変えることです。フランスでは食品廃棄物を認めていないらしく、残った食べ物は廃棄せず(出来ない)低所得者などに配布するそうです。日本でもこの仕組みの導入は選択肢の一つとしてありだと思います。誰にどのように配るかという問題はありますが、低所得者には優しい仕組みかもしれません。

廃棄を法律で禁止するのは一つの解決策ですが、私が考えているのは別の解決策です。それは食品廃棄物に大幅に課税するのです。廃棄することが選択肢にならないくらい廃棄コストを高くしてしまうのです。今は廃棄コストが安いので、消費者が買いたい時に商品が無い機会ロスを避けるため、たくさん作って平気で廃棄しているのではないでしょうか?。廃棄コストが非常に高ければ、売ることが出来る分しか仕入れないと思いますし、売れないようであれば売ることの出来る仕組みを必死で考えるでしょう。

ちょっとした考え方を変えることで、企業の出来ること、行政の出来ることなどまだまだたくさんあるのではないかと思います。お金を払う消費者の良心に訴えるのではなく、企業や行政二方面から食品廃棄物がなくなる仕組みを考えてみて欲しいと私は思います。

おにぎりを分けて食べた血糖値

フリースタイルリブレを使って血糖値の持続測定を行いました。1ヶ月以上前に実験は行ったのですが、解析が遅れています。というのも糖質の食べ方による血糖値だけが病気を引き起こす訳ではないことがわかってきたため、病気を治す目的としての血糖値の解析に余り意味がなくなってきたからです。
とはいえ自分自身もまだ食べ方による血糖値の違いは完全に解明出来た訳ではありませんので、引き続き実験は行ってみたいと考えてはいます。

おにぎりの食べ方による違い

今回試しに実験してみたのはおにぎり1個を半分に分けて1時間後に食べた実験の続きです。前回は半分を食べた後1時間してから残り半分を食べてみました。おにぎり1個をそのまま食べたほど血糖値はあがりませんでした。
もしかしたらおにぎり半分を先に食べた後でおにぎり1個を食べた場合、半分を先に食べていることによって血糖値が上昇し、インスリンが分泌されることで追加で食べたおにぎりの血糖値が上昇しにくいのではないかと考えました。

今回はおにぎり半分を食べた1時間後におにぎり1個を食べてみました。

結果

食後135分までは1時間後におにぎり半個食べた血糖値と変わりありませんでした。1時間後におにぎり1個を食べた場合150分後にピークを迎えましたが、追加でおにぎり1個食べたにも関わらず、おにぎり1個だけで達する血糖値200mg/dlに及びませんでした。

考察

トータルでおにぎり1個半、1時間後ではありますがおにぎり1個食べた血糖値が、おにぎり1個だけで到達する血糖値200mg/dlまで上昇しないことがわかりました。恐らくおにぎり半個を先に食べていることで上昇した血糖値に対してインスリンが分泌され、追加で食べた分の血糖値の上昇も抑えてくれたことが考えられます。とはいえ166mg/dlまで上昇してはいますが、1回に食べる量を加減し1時間間をあけて食べることで、おにぎり1個だけ食べるより血糖値の上昇は抑えられることが考えられます。

とういことは食事の1時間ほど前に少量糖質を食べることは、食事での血糖値の上昇を抑えることが出来る可能性を示唆します。

糖質を一度にたくさん食べることが病気の原因である、糖質一度に食べ過ぎ症候群(まだ記事にはしていませんが、一時的高血糖症候群という考え方は間違っているようです。というのもお二人ともリブレで血糖値を測定してみましたが、血糖値が上がらなくても症状が出たからです。糖質一度に食べ過ぎ症候群という名前が理にかなっているようです)という考え方が間違ってはいなさそうです。

糖質を食べないことが理想ですが、糖質を食べるのであれば1時間以上間をあけて少しずつ食べることが次善の策のようです。もしよかったら実践してみてください。

血糖値の気になる方へ

多少の誤差はありますが血糖値を24時間簡単に測る機械が発売されています。
正確には血糖値ではなく血管から組織間にしみ出した組織間液中のブドウ糖濃度を測定し血糖値を類推しているものです。血糖値の変化を知るには十分だと思います。
空腹時血糖は正常でもHbA1cが高い方などは、食後高血糖に陥っている可能性があります。炭水化物だけ食べている(参考:血糖値の上がりにくい食べ方2017年版)か、食後デザートを食べているなどで血糖値が上がっている可能性があります(参考:血糖値の上がりにくい食べ方2018年版)。
もし気になるようならリブレで測定してみてください。
フリースタイルリブレにはリーダーとセンサーがあります。リーダーはセンサーを起動し、血糖値を読み取る装置です。センサーを使うためには1つ必ず必要です。一つのセンサーは2週間測定してくれます。
食後血糖値に興味のある方や空腹時血糖値が年々上がっている方など、血糖値が心配な方は買って調べてみてください
おにぎり食べてお茶や水を飲むと驚く程血糖値が上がることを知ることが出来るかもしれません(参考:おにぎり2個とお茶500mlの食後血糖値)。

ローソン ブランパンの食後血糖値

血糖値持続測定器フリースタイルリブレを使って食後血糖値を測定しています。
今回ローソンのブランパンを試してみました。糖質量が非常に少なく1個あたり2.2g、4個でも8.8gです。

食べたもの

ローソンのブランパンです。

1個当たりの栄養成分です。
タンパク質6.2g
脂質2.8g
糖質2.2g
食物繊維5.5g
これを4つとも食べてみました。
いつものごとく水分の影響を避けるため2時間は、水分は摂りませんでした。

結果

ほとんど上がりませんでした。
食前が97mg/dlでしたが最高でも104mg/dlでした。
パンに含まれる8.8gの糖質では血糖値が上がらなくて済むようです。

考察

糖質量が少ないので予想通りといえば予想通りの結果でした。
ブランパンは本当に糖質が少ないようです。恐らく糖質の食べ方による症状を起こしやすい方が食べても症状は起りにくい食べ物だと思います。

恐らく血糖値が上がらなかったセブンイレブンのこだわりたまごのサンドのパンだけ(こだわりたまごのサンド全体の炭水化物は18.3g)より、ローソンのブランパンの方が糖質が少ないので予想通りの結果でした。

私は美味しいと思いましたが、味や食べ心地は好みが分かれるので、ブランパンを美味しいと思われる方は通常のパンを食べるよりも健康的だと思います。

血糖値の気になる方へ

多少の誤差はありますが血糖値を24時間簡単に測る機械が発売されています。
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もし気になるようならリブレで測定してみてください。
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食後血糖値に興味のある方は買って調べてみてください
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食事指導による食後血糖値とHbA1cの変化

私の外来を受診された患者さんには病気を治す目的で血糖値の上がりにくい食べ方を提案しています(参考:血糖値の上がりにくい食べ方2017年版血糖値の上がりにくい食べ方2018年版)。
血糖値の上がりにくい食べ方だけで全ての病気が治る訳ではありませんし、少なくとも血糖値が上がらないことで身体に害がないため多くの患者さんに提案しています。今回偶然糖尿病の基礎疾患のある方が受診され、食事指導によりHbA1cが改善したため掲載してみることにします。

患者さんの食後血糖値とHbA1cの推移

血糖降下剤は飲み続けておられますが、なかか下がらなかったそうです。
3月と4月に受診していただき食事指導を行い、その後食べ方を実践していただいた結果薬は変わらないもののHbA1cがみるみる下がってかなり喜んでいただけました。

血糖値は食後のもので食事をしてからの時間がばらばらなので参考程度ですが、下がる傾向にはあると思います。
薬を変えていないのにHbA1cが下がったので糖尿病の主治医の先生には大変驚かれたそうです。

食事指導の方法

私の外来を受診時血糖降下剤は飲まれていましたが、糖質の食べ方が原因と思われる症状が出ていたため恐らく血糖値のコントロールは悪いだろうと思って聞いてみると数値が悪いと言われていました。そこでその患者さんの食べ方を、最新の血糖値の上がりにくい食べ方である水イボ(伝染性軟属腫)の食事での治し方(血糖値の上がりにくい食べ方2017年版2018年版をまとめたものです)に掲載している食べ方と照らし合わせてみると、違っているところがありました。
具体的にはおにぎりだけやパンだけで食事を済ませることが多かったそうです。幸い果物は食後時間をあけておやつの時間に食べておられたそうです。まとめると2017年版の食べ方からは外れていましたが、2018年版の食べ方は実践されておられました。

そこでおにぎりだけやパンだけという炭水化物だけ食べる食べ方を避けていただくように提案しました。出来れば糖質は減らす方が良いことも御理解いただけたようです。
食後お腹がすいて物足らない時にはチーズやソーセージを食べて頂いたそうで、お腹が空いて仕方ない時にはソーセージを2本食べることもあったそうです。

食事指導をした当初はご飯をお茶碗4分の3程度食べておられたそうですが、最近ではお茶碗半分弱だそうです。
食後物足らなくて糖質を食べ足すことがなくなり、結果として糖質を食べる量が減ったことも有効だったのではないかと思います。

ちなみにこの間私が指導したのは3月の1回で、1週間後に再診していただいて糖質の食べ方による症状が消えていることを確認しただけです。
偶然別件で受診された際血糖値の話になりデータをいただきました。

今回わかったこと

炭水化物だけ食べている糖尿病患者さんに糖質以外の食事と一緒に食べるように食事指導することで血糖値が実際に下がることがわかりました。
私が考えている理屈の一つ(血糖値の上がりにくい食べ方2017年版・糖質だけ食べない)が患者さんで実証された形となりました。
物理法則にのっとっていると私は考えているので、恐らく血糖値の上がりにくい食べ方2018年版(デザートを食後すぐに食べない)も正しいのではないかと類推しています。

今後の課題

これらの食べ方を糖尿病の多くの方に知ってもらうことが課題だと思っています。
すくなくとも血糖値の上がりにくい食べ方2017年版2018年版から外れている患者さんは参考にして頂けるように実例を増やしていくことが課題だと思います。
あと何人か私の食事指導でHbA1cが下がった方がおられるので、数値を持参していただいて記事を追加できれば良いと考えています。

血糖値の気になる方へ

血糖値の気になる方は血糖値を測ってみることをお勧めします。
誤差はありますが、変化は捉えることが出来ると思います。

血糖値持続測定器リブレの話はこちら

ランチパック2個の食後血糖値

血糖値持続測定器フリースタイルリブレを使って実験してみたので改めて掲載してみたいと思います。今回実験してみたのはランチパックです。ランチパックは常温保存出来るため血糖値が上がりにくければサンドイッチよりもお弁当代わりにしやすいと考えて実験してみることにしました。

食べたもの

1個当たりの炭水化物は14.7gです。
タンパク質・脂質が比較的少ないので少し上がりそうではあります。
もしかしたらほとんど上がらないとわかりにくいかと考えて、違いがわかりやすいように2個食べてみることにしました。

水分摂取が血糖値に影響を与えることがわかっていますので、いつものことながら少なくとも2時間は水分を摂らずに実験をしています。

結果

残念ながら上がってしまいました。
しかも結構な上がり具合です。

171mg/dlまで上昇してしまいました。

血糖値が比較的上がってしまったため、食パンだけ食べた食べた血糖値のグラフに近いのではないかと思い、食パンだけと比較してみることにしました。

食パンだけのピークほどは上がっていないことがわかります。ただし炭水化物の量を同じにしてはいないので参考記録だと思って下さい。

ふとこだわりたまごのサンドと比較してみようと思い立ちました。
何故なら炭水化物量がほとんど変わらない、むしろ少ないからです。

こだわりたまごのサンド1個の成分量
タンパク質量10.3g
脂質22.5g
炭水化物18.3g

ランチパック1個の成分量が
タンパク質量4.3g
脂質7.8g
炭水化物14.7g

グラフにしてみると一目瞭然ですが、ランチパックは上昇し、こだわりたまごのサンドは上昇していませんでした。

考察

残念ながら私の場合ランチパックは血糖値が上昇してしまうことがわかりました。
私の場合は炭水化物量がむしろ多い(1個当たり3.6g、2個で7.2g程多い)こだわりたまごのサンド2個の方が、ランチパック2個よりも血糖値が明らかに低い傾向をしめしました。
このことは私の考えている仮説、炭水化物以外のタンパク質や脂質が多ければ血糖値の吸収を邪魔してくれるという理屈が正しいことを示唆する結果ではありました。
ランチパックはパンの端っこをつぶして中身が出ないように工夫されていますが、パンの端っこ部分に具材が入れられないためどうしても具材が少なくなってしまうようです。

残念ながらランチパックは血糖値の上がりにくい食べ方2018年版には推奨できないようです。

糖質回避教を推奨している私としてはそもそもパンを食べないことを理想としていますが、パンを食べるのであれば出来る限り具材の多いサンドイッチにされることをお勧めします。
ただし全員の方がこだわりたまごのサンドを食べても血糖値が上がらないといえる訳ではありませんので糖尿病の方はご注意ください。

食後血糖値に興味が有る方は、今ではアマゾンでフリースタイルリブレを購入することが出来ますのでご自分で買って試してみてください。意外にも血糖値が上がることが分かったり、意外にも血糖値がそれほど上がらないことがわかったりします(購入はこちら)。

参考までに驚いた血糖値の急上昇はおにぎりと水やお茶の組み合わせです(参考:おにぎり2個とお茶の血糖値)。実験はやってみないとわかりません。
意外にも上がらなくて驚いたのはこだわりたまごのサンドを3個食べた血糖値です(参考:こだわりたまご3個の食後血糖値

 

泣く子供の心理

泣く子供の心理を考えてみます。
大人や周りの人達がわかってくれない場合に泣きます。悲しくて泣きます。悔しくても泣きます。
そして泣くことで周囲の人達を操ろうとしているのです。一度泣くことで周囲の人達を操ることに成功すると更にエスカレートして繰り返すようになります。

泣くことでか弱い守るべき存在であることをアピールするのです。大人でも人前で泣く人は、泣いていることで泣かせた人を無言で責める心理が潜んでいるそうです。(参考文献:アドラーの心理学)

泣くことで一度思い通りに周囲の大人を操ることが出来ると、成功体験として記憶してしまいます。そのため似たようなシチュエーションや似たような欲求があった場合には、泣いて思い通りに周囲の大人を動かそうとしてしまいます。

その一つの例がお菓子を買ってもらいたくて泣き叫ぶ子供の話です。
子供はお菓子を買ってもらいたくて泣き叫びます。泣き叫んでいればお菓子を買ってもらえることを知っているからです。どれだけ怒られたところでお菓子を得るためのハードルのようなものです。
泣き叫ぶことでお菓子を手に入れると、因果関係として理解してしまうのです。
お菓子を買って欲しいという子供に対する正解は、その場を離れることです。
一度でも買ってしまうと成功体験として記憶されてしまうからです。
泣き叫んでもお菓子は買いませんと先に宣言し、他のことに気をそらせるのが正解だと私は思います。

赤ちゃんが泣くのは、言葉を話すことが出来ないため不快であることを伝えるために泣きます。お腹が空いたり、喉が渇いたり、おしりが気持ち悪かったり、場合によっては寂しくて泣くこともあるでしょう。残念ながら赤ちゃんには言葉による紛らわせは効かないので、泣いている原因を取り除いてあげることがお勧めです。
赤ちゃんも泣くことで相手にしてもらえることを覚えると、寂しい時などに嘘泣きをするようになります。

自然に涙がこぼれることはありますが、子供が泣く多くの場合には目的があります。その目的を見極めて対応することがお勧めです。