「口内丼論争」と「ばっかり食べ」に思う。体に良いのは・・・

録画したテレビを見ていると「口内丼」論争なるものがあることに驚きました。
「口内丼」とはご飯とおかずを口の中で丼のように混ぜて食べることから「口内丼」と言われるようです。
奥さんが「口内丼」の食べ方をするから悩んでいるという内容です。
食べ方に関して作った側が腹を立てているという内容でした。まず怒るという行為は期待しているから生じるものです。「口内丼」の食べ方をしているから腹が立つというよりは、味わっていないから腹が立つということです。

私は基本的にお米を食べない生活にしていますが、お米を食べる場合には「口内丼」という食べ方をします。何故ならお米の甘みをおかずの塩気で中和するように食べると美味しいからです。人が美味しく感じる食べ方をわざわざ美味しく感じない食べ方を強制するのは越権行為だと思います。

三角食べという食べ方がありますが、三角食べをしていると「口内丼」の食べ方になります。
三角食べ、「口内丼」の食べ方に対する食べ方は、一つの食材ばっかり食べる「ばっかり食べ」という食べ方です。三角食べ・「口内丼」、「ばっかり食べ」はどちらが身体によいのでしょうか?

体に良いのは「口内丼」

テレビでは3割の方が「口内丼」の食べ方をするといわれていましたが、残念です。何故なら「口内丼」の食べ方の方が血糖値が上がりにくく病気になりにくいからです。以下のグラフを見てください。
先にから揚げを食べて後からおにぎりを食べた場合と、先におにぎりを食べて後からから揚げを食べた場合はいずれも血糖値が上衝しています。

おにぎりと唐揚げの「口内丼」と「ばっかり食べ」の違い

一方おにぎりとから揚げを口の中で混ぜて食べる「口内丼」の食べ方は血糖値が上がりにくくなっています(参考:おにぎり1個と唐揚げの食べ方による食後血糖値の違い)。

食べ方による血糖値の違いの理由は、消化・吸収される際に糖質と糖質以外のものが胃の中で混ざっているかどうかだと思います。少なくとも私の場合、「ばっかり食べ」をすると胃の中で混ざらないようです。口の中で混ぜることで胃の中でも糖質と糖質以外のものが混ざり、腸で吸収される際に糖質がゆっくり吸収されるのに役立ちます。

実は記事にはしていませんが、「ばっかり食べ」をしても血糖値が上がりにくい人もいるようです。私のように「ばっかり食べ」で血糖値が上がるかどうかは人によって異なるようですが、少なくとも「口内丼」の食べ方は多くの人にとって血糖値の上がりにくい食べ方となるはずです。
勿論野菜と一緒に食べることでも血糖値は上がりにくくなります。
グラフは作ったのですが、投稿したつもりで投稿していませんでした。
野菜でも同じように「ばっかり食べ」をする方が「口内丼」の食べ方よりも血糖値が高くなります。(時間があれば改めてグラフを投稿したいと思います)

カップラーメンと唐揚げの「口内丼」と「ばっかり食べ」の違い

カップラーメンと唐揚げで食べ方による血糖値の違いも調べてみました。
唐揚げを食べてからカップラーメンを食べてもから揚げを食べない場合と同様に血糖値が上がるのに、から揚げとカップラーメンを「口内丼」の食べ方で食べると「口内丼」の食べ方の方が血糖値が上がりにくいようです。

「口内丼」と「ばっかり食べ」

人によっては「ばっかり食べ」でも血糖値が上がりにくい場合もあるようですが、私のように「口内丼」の食べ方の方が血糖値が上がりにくい人もいるようです。
血糖値が簡単に測定できるフリースタイルリブレ(購入の際はリーダー1個とセンサーが必要です)を手に入れて試してみると「ばっかり食べ」でも大丈夫か「口内丼」の食べ方の方がよいのかわかりますが、誰でも言えるのは「口内丼」の食べ方の方が血糖値が上がりにくいはずです。何故なら口の中で糖質と糖質以外の食べ物を口の中で混ぜて食べれば胃の中でも混ざったままのはずだからです。
わざわざ血糖値が上がる病気になりやすい食べ方を強要する意味はないと思います。

よって「口内丼」の食べ方を非難する議論そのものが意味がありません。「口内丼」の食べ方の方が優れた食べ方です。

「口内丼」の食べ方を非難する心理

奥様が「口内丼」の食べ方を非難する内容のテレビ番組でした。
「口内丼」の食べ方は一つのきっかけにすぎず、様々な不満を不謹慎狩りの心理で責め立てているにすぎません。つまり目的は自分の正当性を相手に押し付けることです。しかもその「口内丼」の食べ方を非難するのは上記の理由により意味がありません。すぐにやめた方がよさそうです。
そもそも「口内丼」の食べ方を非難する以前に何らかの不満があるはずです。例えばせっかく作った食事を味わって食べてもらえない。食事をかき込んで一瞬で食べてしまいゆっくり話ができないなどです。その点を指摘できないので「口内丼」の食べ方を責め立てる口実にしているに過ぎないように思います。

責め立てるのではなく、「せっかく時間をかけて作ったのでもう少し味わって食べてほしいな」とか、「急いで食べると味もわからないし、身体に悪い(急いでかきこんで食べると血糖値が上がりやすいはずです)からゆっくり食べて」と伝えるだけで違うのではないでしょうか?
「口内丼」の食べ方を責め立てる前に少し話あってみてはいかがでしょうか?

更に言えば、食べ方にまで文句を言うのは明らかに越権行為です。何故なら相手が「口内丼」の食べ方をしようが「ばっかり食べ」の食べ方をしようが、自分は困らない問題なのに口を出しているからです。課題の分離ができていない証拠です(参考:アドラーの心理学)。「口内丼」の食べ方を責め立ててしまっている方は、一歩立ち止まって誰の問題か考えてみる方が人生楽しくなれると思います。
一度考えてみてください。

余談

ちなみに炭水化物ばっかり食べると血糖値が上昇しやすいのでおにぎりだけやパンだけという食べ方は病気になりやすい食べ方です。(参考:血糖値の上がりにくい食べ方2017年版食事指導による食後血糖値とhba1cの変化)。

営業を継続するパチンコ店に思う

再三にわたる休業要請の中、千葉県で営業を続けているパチンコ店があるそうです。
これだけ自粛ムードが高まっている中で営業を決断されたのですから、お客さんが来られる限り休止されることはないと思います。
実は営業を継続するのは目先の利益だけでなく、将来にわたる利益に影響があるとわかっていて継続していると思います。

ギャンブル依存という病気

というのもパチンコファンの一定数は「ギャンブル依存症」だと思います。パチンコ店を休んでしまうとパチンコファンのうちの「ギャンブル依存症」の人たちが依存の心理から抜け出してしまうから続けたいのです。依存とは依存対象によって脳が錯覚を起こして騙されている状態です。
ギャンブル依存症はいわばギャンブルに脳が騙されている状態で、ギャンブルが必要以上に魅力的に錯覚を起こしてしまいます。

言い換えるとギャンブルという魔法にでもかかっている印象で、しばらくギャンブルできないとどうしてギャンブルしたかったのか自分でもわからなくなってしまいます。ちょうどギャンブルという魔法が解けたような状態です。魔法が解けると何故そこまで固執していたのか自分でも不思議に思うほどギャンブルをしたいとは思わなくなってしまいます。
依存の心理が怖いのは脳が騙されているので自己判断できないことです。冷静に考えればギャンブルで勝つことはできない(何故ならお店が儲けないと運営できないから)ことはわかっていても、勝った時の高揚感を味わいたくて何度も訪れてしまいます。

パチンコ店が営業を続ける目的

もちろん目先のお金・利益も大切ですが、コアなパチンコファンである「ギャンブル依存症」の方が依存から抜け出さないようにするために営業を続けたいのです。
一度依存から抜け出してしまうとわざわざ戻ってくる人はまれです。射幸心を煽るという理由で出玉の多いパチンコ機種は認められなくなっています。その影響もあってパチンコをする人がどんどん減っています。いわば出玉が多いパチンコがなくなったことで魔法が解けたような印象です。
これ以上「ギャンブル依存」という魔法が解けてしまうとパチンコ業界自体の存続が危ぶまれることを理解している経営者が営業を継続しているのでしょう。

対策は?

自治体は何度も営業を自粛するように要請していますが、罰則もないため営業を継続すると腹を括った経営者の心に響くことはないと思います。いわば生活がかかっているので必死です。

私が自治体側の人間でで営業休止を呼びかけるのであれば、2つの案があります。

換金の禁止

一つは換金の制限です。パチンコはギャンブルだと思いますが、法的にはギャンブルとはいえないようです。何故なら日本では賭博は明確に禁止されていますが、実際には営業されているからです。いわゆる3店方式という仕組みを利用し、換金を実現しています。この3店方式の換金の仕組み、古物商の免許を取り消してしまうことです。(法的には可能だと思います。何故なら1万円以上の買取の場合、相手の住所氏名を確認する必要があるらしいのですが、住所氏名の確認をしていない場合、6ヶ月以下の懲役又は30万円以下の罰金の刑事罰となるそうです。確認していないとすると、この点をつけば営業停止にできるのではないかと思います。少なくとも私がパチンコをしていた時代には一度も住所氏名を確認されたことはありませんでした。)

「ギャンブル依存症」の啓もう

お店に働きかけても営業を自粛してもらえそうにはありません。この状況でもパチンコ店に通ってしまうお客さんに対して「ギャンブル依存症」の可能性がありますとアナウンスをします。病院にいくと治療できますと専門医一覧を印刷したものを並んでいるお客さんに対して手渡し、「ギャンブル依存症」の疾患概念(自分自身でコントロールできないこと。周囲に嘘をついてまでギャンブルを続けてしまうこと。借金してでもギャンブルを続けてしまうこと)を伝え(依存症の診断基準はこちら、糖質依存のことを代表として診断基準と比較しています)、病気であることを投げかけます。
特に借金で困っている人は間違いなく「ギャンブル依存」であり、周囲に嘘をついてパチンコをしに来た人も限りなく「ギャンブル依存」の可能性が高いです。そのことを並んでいる人に対して拡声器で呼びかけるようにします。
あとで営業妨害として裁判を起こされる可能性はありますが、目的が感染予防なので裁判で負けたとしても名誉なことでしょう。

パチンコについて思うこと

パチンコは間違いなくギャンブルだと思いますし、若いころには自分自身がギャンブル依存でした。自分で判断できないのです。ちょっとした時間があるとパチンコにいってしまいました。予算を決めていくのに財布にあるお金をどんどん使ってしまいますし、酷い時にはお金を下ろしにいってまでパチンコをしてしまっていました。
ふとパチンコで勝ったとしても人生が変わるわけでもなく、勝ったとしても5~10万円です(大金ではありますが、負ける可能性のあるギャンブルでの勝ちにしては小さい)から割にあいません。
いわば魔法が解けた瞬間でした。

あとでわかったことですが、「ギャンブル依存」は脳の錯覚による病的状態でありなかなか自分で抜け出すことはできません。
ただ自分が「ギャンブル依存」という病的状態であることを教えてもらえれば、立ち止まって冷静に考えることができたのかもしれません。だからこの状況でパチンコ店に並んでいる人に教えてあげたいのです。もしかしたら今あなたがやろうとしているのは本当に自分がやりたいことではなく、「ギャンブル」に騙された脳がやらせようとしているに違いないという考え方を伝えてあげたいのです。

私は偶然抜け出すことができましたが、自分で抜け出すことは難しいと思います。そのきっかけにこのパチンコ店の大規模自粛がなりえると思うのです。

依存の抜け出し方は知識さえあれば簡単です。
依存対象をやめることです。少しにするというのが一番やめにくくする方法です。適度に楽しむことが出来ないのが「依存」の怖さです。
お酒で失敗する人が一口飲むと止まらなくなるように、煙草をやめたいのに1本吸うと一箱吸ってしまうのと同じです。パチンコを3千円だけと思って訪れてもやめられなくなってしまうのです。だからきっぱりやめることがお勧めです。少しずつダラダラするのではなく、やる日とやらない日を決めて、やらない日を増やすことがお勧めです。(これは依存全てにいえる対処法です)

新型コロナウイルスの感染予防の仕方

新型コロナウイルスが中国を中心に猛威をふるっています。1/30朝の時点で日本での感染者は8人でほとんどが中国の方で、日本人の感染者は2人のため報道も冷静さを保っています。恐ろしいのは2009年の新型インフルエンザのように、世界的に蔓延し日本中に広まることです。

新型コロナウイルスは日本国内では今のところそれほど広まっていませんが、2つのことが考えられます。1つは感染力がそれ程強くない可能性です。もう1つは患者さんは実は多いが、新型コロナウイルス感染と認識されていない可能性です。何故なら感染力が強く患者さんは多数出ているが、中国の方、特に武漢から来られた方との接触がないと見過ごされている可能性です。新型コロナウイルスに感染した旅行者と電車で同じ車両に乗っただけなどでは新型コロナウイルス感染を疑うことは出来ず、普通の風邪として認識されてしまう可能性があるからです(肺炎になると、新型コロナウイルス感染を疑われるかもしれませんが)。飛沫感染であり空気感染はしないようなので列車の同乗で感染する可能性は低いと思いますが、完全に否定はできません。

今のところ新型コロナウイルスの治療薬はありませんので予防するしかありません。その予防策を書いてみます。

新型コロナウイルスの予防策

人との接触を出来るだけ避ける

ウイルス感染全てに共通することですが、感染者に接触しないことです。実際には誰が感染してるか分からないため、不要不急の外出を避け、人の多い所には行かないようにすることです。仕事や学校は止むを得ませんが、出来れば遊びに行くのは避けて、乗らなくて済むのであれば出来るだけバスや電車にも乗らない方が良いでしょう。

うがい・手洗い・目を洗う

うがいの効果は疑問がありますが、手洗いの効果は間違いなくあると思います。私はメガネをかけていないので目も洗うようにしています。何故ならウイルスを含んだ唾液や咳による飛沫が目に入り、涙に流されて鼻腔内に入り込んで感染する可能性があるからです。目洗いの効果はあまり知られてはいませんが、少なくとも私は患者さんの唾が目に入らなくても顔にかかった場合や、患者さんが目の前で咳き込まれた場合には目洗いをするようにしています。

直接唾液や咳が目に入らないようにメガネをかけるのも有効だと思います。

鼻マスクをする

通常のマスクは感染予防効果は乏しいようです。何故なら頬とマスクの間に隙間があるので、ウイルスが入り込んでしまうからです。そこで鼻マスクもすることをお勧めします。鼻マスクは鼻腔内に挿入するもので鼻呼吸をする限りマスク効果が期待できます。更に通常のマスクをすることで予防効果が期待出来ると思います。

私は通常のマスクは自分自身から他人への感染予防策(咳や唾液による飛沫を予防する)だと思います。鼻マスクが自分自身の予防策だと思います。

鼻マスクは下の画像をクリックするとAmazonから購入できます。

免疫不全を避ける(仮説)

ここからは私の考えている仮説です。信じて頂ける方だけ実践して頂けると幸いです。

一言でいえば脱水対策を取るということです。具体的にはカフェインを避け、水分をしっかりとり、塩分を控えることです。私の仮説では水分を余り摂らない人が感染しやすく重症化しているのではないかと考えています。

カフェインを避けるとは、コーヒー、紅茶、緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶、コーラ、栄養ドリンク、ココア、チョコレートなどを避けることです。

水分に関してはカフェインや塩分が入ってないもので1日1.5リットルから2リットルをお勧めします。塩分は控えた方が良いのでスポーツドリンクはお勧めしません。

塩分を控えるとは、基本的に禁塩生活をお勧めします。禁塩生活とは塩を楽しむ料理を避けることです。具体的には味噌汁やスープ類、漬物や明太子、塩鮭、ポテトチップスなどのスナック菓子などを避けることです。

他にも免疫に関わる可能性のある生活習慣をこちらに記載しております。ウイルス感染にどれだけ影響があるのかは未知数ですが、いずれも実践したからといって害があるとは思えないので信じて頂けるなら実践してみてください。

夫婦で家宅捜査を受けた広島の国会議員に思う

残念なことに広島のある国会議員が夫婦で家宅捜査を受けてしまいました。容疑は公職選挙法違反です。選挙期間中にウグイス嬢に法定報酬以上の報酬を支払った疑いがあるそうです。

法律で決まっていることですから守るしかありません。しかしある地方議員から聞いた話ですが、実際には法定報酬ではウグイス嬢は集められないそうです。いわば公然の秘密のようになっているという話でした。私自身が確認した訳ではありませんので地方議員から出た話ではありますが、噂話に近い話で事の真偽は今のところ不明です。ただ実際に法定報酬ではウグイス嬢が集められないのであれば、みんな工夫してグレーゾーンで支払ってウグイス嬢を集めているのでしょう。何故ならウグイス嬢が取り合いになってしまうからです。

もしかしたら、そのグレーゾーンの支払いを身内から密告されてしまったのかもしれません。同じ党内から2人も立候補してしまったため、現職が落選するという波乱がありました。現職支持の支持者を中心に地元では不満がくすぶっていたことは十分考えられます。想像の域を出ませんが、不満を持っている人達がグレーゾーンの支払いのことを聞きつけて、密告したとしてもおかしくはありません。

知人の地方議員が言うように、本当にウグイス嬢の報酬において政治家誰もがグレーゾーンの報酬を支払っているのであれば、密告されれば誰が捕まってもおかしくないということです。国会議員は自分達で法律が作れるのだから、実情に合った報酬にすれば良いのにと思います。

離党も辞職もしないことについて

辞職しないのは、辞職しても次のチャンスが無さそうだからではないかと私は思います。有罪になって失職すれば暫く立候補出来ません。今回無理をして当選したので、選挙権が回復した後立候補したとしても通る可能性は低いでしょう。それなら最後まで居座ろうと腹を括った可能性が考えられます。

離党しない理由が理解出来ませんでしたが、もしかしたら離党出来ないのかもしれません。離党しないからこと党内の庇護の元にいられますが、離党してしまうと他にも密告が相次ぐ可能性があって離れられないのではないかと思います。

党も離党させないのは何か目的があるのかもしれません。想像の域を出ませんが、離党を迫るなら洗いざらいぶち撒けると切り返しているのかもしれません。

現金を持参した疑惑

現金を持参されたという地方議員さんがいました。地方議員がわざわざ表に出て嘘をつくとは思えないので、信憑性は高そうです。事実だとすれば間違いなくアウトだと思います。

こんな分かり易い選挙違反をするのは実は恒例で警戒心がなかった可能性があり、党内の軋轢の結果、暴露されたのかもしれません。

いずれにしても悲しい話です。早く真相が明らかになって欲しいです。黒なのか白なのかわかりませんが…

スーパーの「くるりポイ」問題にふと思う

あるテレビ局が何度も報道しているスーパーの「くるりポイ」問題にふと思いました。

「くるりポイ」問題とはスーパーで買い物して、会計を済ませたトレイ入りの食品をトレイから取り出して、トレイを捨てて帰る問題です。

お店の主張

  • 汁がついたままだと不衛生
  • トレイを洗う時間が取られる
  • トレイは衛生管理や鮮度保持には必要

これらのやめて欲しいということです。お客さん側の意見としては、ゴミが増えるので持ち帰りたくない。

お客さん側の主張

  • ゴミが増える
  • 家で洗ってリサイクルに出すのが面倒
  • 持ち運び用の手押し車に入らない

不謹慎狩り?

正直私には不謹慎狩りのように見えてしまいます。法律には触れないけれども、トレイのポイ捨て禁止ルールを作って、ポイ捨てする人を狩っているように見えるのです。

何故そのように思うかといえば、トレイが要らない人が一定数いるのであれば、一部をトレイ無しでビニール袋に入れて販売すれば良いだけです。スーパーがその企業努力をせずに困ったと報道するからです。スーパーの都合でトレイに入れて販売し、捨てて帰られると困るとするのは、私から見るとトレイという罠を仕掛けて、ほら捨てた!と不謹慎を狩っているように見えてしまいます。

テレビ局は別に困っていないのにです…。スーパーがホームページなどで主張するのであれば、わかります。何故なら自分たちが困っているからです。テレビ局がわざわざ報道するのは、不謹慎狩りの心理のように思えてしまいます。その不謹慎狩りの心理を蔓延させようとして報道しているように見えてしまいます。

解決策

最初からビニール袋に入れて販売することです。中身が見えにくいのは、トレイの物も同時に販売することで解決できます。トレイ入りの商品が見本のように中身の理解に役立ち、ビニール入りの物も売れるのではないでしょうか?せっかくお金をかけてトレイに入れて、トレイを捨てられて困るなら、最初からトレイを使わなければ良い。不謹慎狩りをするよりもトレイを使わない仕組みを考える方が余程建設的だと思いますがいかがでしょうか?

あくまでも一部をトレイ無しにすることを提案したいと思います。くるりポイする人はトレイ無しがあれば、わざわざトレイ入りの商品を買ってくるりポイはしないと思われるからです。モラルの問題でくるりポイはしていないが、潜在的にトレイ不要と考える人もトレイ無しを購入すると思います。

くるりポイでお困りの店舗さんは、まずは実験的にトレイ無しの販売をされてはいかがでしょうか?上手くいけば、くるりポイ問題の一つの解決策として建設的な報道をしてくれるテレビ局があると信じたいです。(不謹慎狩りをしたいだけのテレビ局は、解決策が提案されても報道しないような気がします…)

どうしてもトレイがいるというのはお店側の問題だと思います。何故ならスーパーの中でも計り売りするお肉は袋に入れて持ち帰るからです。トレイはお店の勝手な都合のように思います。勝手なというのは言い過ぎとしても、トレイ無しが出来ないなら、くるりポイも仕方ないのではないでしょうか?

例え話に置き換えると、お客さんにとって不必要なおまけを付けて販売し、お客さんがおまけをお店に捨てて帰ったようなものです。それなのに捨てないでくださいと言われれば、最初からおまけをつけないで!と思いませんか?罠をかけて捨てないように促すよりも、捨てなくて良い仕組みを考える。争いをなくすシンプルな『理屈』だと私は思います。

不謹慎狩りをする世の中よりも、折り合いのつく解決策や『知恵』をみんなで出し合う世の中になって欲しいと切に願います。

議論紛糾 老後2000万円問題に思う

今カフェインの害について書いているところですが、色々書きたいことが整理出来ないため、なかなか筆が進まず(携帯で打ち込んでいるので、実際に書いてはいませんが…)日々すぎています。ふと思い立って時事ネタを書いてみることにしました。カフェインの話はもう少しお待ちください。一言で説明すればカフェインはやめましょうです。

テレビをつけると老後2000万円必要という試算が金融庁から出されたことで賑わっているようです。

私は3つ思うことがあります。1つ目は野党があげ足を取るようなことをしても意味がないこと。2つ目はそもそも収入以上の支出を前提にしていること。最後の1つは何の目的で2000万円必要というデータを出したかです。

あげ足について(追及の目的)

2000万円必要という試算に対して私があげ足だと思うのは、あくまでも試算であり2000万円不足する人もいるというモデルケースを提案したに過ぎないからです。

収入は◯円で、支出が◯円プラス5万円の生活をしたければ、2000万円不足しますよというだけのことです。

それを鬼の首を取ったような反応をするのは時間の無駄です。

何故なら騒いでいる人達の目的は、2000万円不足するということ自体が問題ではなく、相手を攻撃して貶めることで自分達が優位に立ちたいというマウンティングをしているに過ぎないからです。

かつて野党の追及の仕方に意味があった試しがないように思います。どちらが優位に立つかの攻防をして、結局優劣を決める決め手には欠けるからです。一言で言えば騒いで終わり、時間ばかり浪費して得るものがないと思います。(追及している自分に酔っている節はありますが…)

収入以上の支出

収入を超える生活をする前提あるいは現役時代と同じような生活水準を維持することが前提なことに違和感を感じます。

例えば月20万円の収入しかなければ、20万円の生活をすることを前提にすべきではないでしょうか?それを25万円の生活をすればお金が足りませんとは、滅茶苦茶な理屈です。現役時代の水準を維持するならという仮定そのものに無理があるように思います。

生活水準を維持したい人は2000万円の準備が必要ですと提案するべきだと思います。

また歳を取ると旅行などに行けなくてお金を使う機会も減ると思います。(その分介護費用がかかる場合もありますが…)退職後の元気な老後を90歳こえても続けることにも無理があるように思います。

一言で言えば引退後の生活は各個人が考えるべき問題であって、他人からお金が足らないと詰め寄られる筋合いのものではないように思います。それこそ老後を楽しみたい人は2000万円では到底足らないでしょうし、慎ましく生活する方はお金が減らない、年金が貯まって仕方がないという人もいるでしょう。

金融庁の目的

人は必ず目的を持って行動しています。個人個人だけでなく、組織としても目的を持って行動するはずです。しかしその目的(多くが自分の利益を求めているだけ)を隠して、受け入れてもらえそうな言い訳にすり替えています。

今回であれば老後2000万円足らないけど大丈夫?という親切心を装って不安を煽っていることです。

金融庁の目的(金融庁が得するであろうこと)は金融資産を増やしてもらうことでしょう。2000万円足らないから貯金しましょう。投資をしましょう。ということのようです。

目的で議論すべきでは?

人の行動には必ず目的があるというアドラーの心理学に基づいて、様々な議論は目的を元に議論すべきだと私は思います。一般的な議論では理由を聞かれることが多いと思いますが、理由は言い訳に過ぎず二次的あるいは三次的なこじつけでしかありません。目的はすり替えることは難しいため、議論に意味があると思います。

例えば、「金融庁が老後2000万円足らないと発表した目的は何ですか?」

野党に対しては、「老後2000万円足らない人もいると思いますが個人それぞれのお金の遣い方次第だと思います。あえて追及する目的は何ですか?」

といった具合です。自分達の利益が目的なのに、その目的をすり替えた建前で議論しても無意味です。

テレビでも有意義な議論を見ることが出来るようになるのはいつの日になるのでしょうか…

73回目の広島原爆の日

今日は73回目の広島原爆の日です。

73年前様々な事柄が重なり、残念なことに広島に原爆が落とされました。 

日本は被害者でも有りますが、戦争を仕掛けた加害者でもあります。

戦争は武力をもって勝ち負けを決めることは出来ますが、動物の縄張り争いと本質は変わりません。動物の縄張り争いと戦争が異なるのは相手を殺してしまうことです。動物の縄張り争いは勝ち負けを決めることが目的なので、勝敗が決まればそれ以上の攻撃を加えません。何故なら縄張りを守るあるいは奪えばそれ以上の欲はないからです。人間の引き起こす戦争は集団で行う争いのため、個々の争いの勝ち負けでは勝敗が決まらないため、より多くの人を殺すことに繋がります。武器を使い、いかに大量に相手の命を奪うかが争われることになります。

この点で賢いはずの人間は動物よりも愚かな存在のようです。何故なら人間は必要以上に相手を傷つけるからです。しかも人間には他の動物にはないお互いの考えを伝えることの出来る言葉というツールがあるにも関わらず、武力で争うからです。言葉を持つ人間なのですから、本来なら力で争うことなく、言葉で話し合うべきです。

戦争の根底はお互いのことを理解出来ないことからはじまると思います。相手の考え方がお互い理解出来ないから争いになります。何人たりとも自分の考え方を一方的に押し付けることなく、相手の考え方を尊重し、その上で折衷案あるいはお互いの妥協案を見出すようにすれば争いの多くは解決します。このように考えれば各個人の争いは勿論避けることが出来ますし、国同士の争いも避けることが出来るのではないかと思います。

賢いはずの人間なのですから、争いを力で解決するような動物的な行動から、争いを知恵で解決する人間的な行動を出来るような世の中になって欲しいですね。

争いの最悪の結末である原爆が、二度と使われることのないように祈っています。

私は核兵器廃絶よりも核兵器の必要ない、争いのない世の中になることを望んでいます。つまり積極的に廃絶しなくても、争いがないから核兵器など無駄だと判断されて手放されるような世の中を望んでいます。

私の生きている間に核兵器が無意味な存在になることが実現すると良いですね。

7/8 16時時点、呉駅周辺のお店情報

大雨の影響により呉市、江田島市、坂町は甚大な被害が出ています。

お休みの店舗や営業している店舗がバラバラなため、情報を求めている人にとって多少でも参考になればと考えてわかっている範囲で書いておきます。

【営業中】

ジョイフルは通常通り営業中でした。断水で食事にお困りの方はジョイフルで食事が出来るようです。

フレスタは営業していますが、20時で閉店のようです。お惣菜やお弁当はほとんどありませんでした。並べた端から売れているようです。

お正月でさえ開いているドコモが閉店されていました。携帯電話が不通のため出来ることがないので閉店されているのかもしれません。ということは携帯電話の復旧にはかなり時間がかかりそうです。少なくとも今日復旧する可能性は全くないということなのかもしれません。

【閉店中】

ココスは断水の影響で閉店でした。

ケンタッキーフライドチキンも閉店でした。

呉駅ビルの飲食店はお休みです。
1階:徳兵衛、ちから、駅膳
2階:大和珈琲、ロッテリア、ボストン

【お弁当情報】

16:00の時点で呉駅前店、パートインJR呉駅店(呉駅ビル)のセブンイレブンはお弁当などは一切ありませんでした。恐らく入荷がないようです。

16:00の時点で文化センター前のローソンにはお弁当が入荷していました。棚がいっぱいになるほど入荷してもすぐになくなると店員の方が言われていました。次の入荷は未定とのことでした。少なくともローソンの物流は動き始めたようです。お弁当をお求めの方はお近くのローソンに行ってみられると、入荷しているかもしれません。

 

米朝首脳会談に思う

昨日初の米朝首脳会談が執り行われました。残念なことに批判的な意見を見ることがありますので私見を書いてみたいと思います。批判的な意見を述べる人は期待し過ぎていたから、肩透かしを食らったとして批判的な意見を述べるだけのことです。もう一つ言えるのは批判的な意見を述べる人は一度で全てを解決すべきと考えているだけです。

今回の会談は画期的なことです。何故なら人間同士にも関わらず直接言葉を交わすことなく、お互いが疑心暗鬼に陥っていたからです。疑念が大きくなり過ぎると、間違いが起こる可能性を秘めていました。話す言葉は違ってもお互いが意思の疎通の出来る人間同士であることが確認出来たという意味で、大きな第一歩です。

事前交渉や当日の会談で話し合われた詳細はわかりません。確かに両首脳が署名して共同声明文には具体的な内容はありませんでした。喧嘩していた相手が仲直りの握手をしたと考えれば、最初から踏み込んだ内容は決められないでしょう。

個人同士をみても喧嘩するより仲直りする方が遥かに難しいのは、誰しも経験があるでしょう。喧嘩が激しければ激しい程感情がもつれてしまって仲直りは困難になります。個人でさえ仲直りは難しいのですから国同士の仲直りとなると、想像するのも難しいくらい困難を極めるでしょう。

お互いハッタリを含めた情報発信を行い、チキンレースをしていたにも関わらず、チキンレースをとりやめ話し合いに応じたのです。

その最初の共同声明文が踏み込んだ内容がないと言って嘆く必要などないでしょう。交渉は始まったばかりです。これまでは第三国を間に挟んで、様々な思惑を含みながらやりとりをしていたに過ぎません。それが直接交渉出来る関係になったのですから大したものです。

日中国交正常化交渉を成し遂げた田中角栄氏を思い出します。田中角栄氏は人によって好き嫌いが分かれるようですが、私は尊敬しています。何故なら常人にはない発想で解決策を見つけたからです。

今回の米朝首脳の2人ともが、もしかしたら天才なのかもしれません。

まだ交渉は始まったばかりです。これまでは裏切られたかもしれませんが、今回は裏切られない仕組みを作ってくれるのではないかと思います。

もし中国のように資本主義化するようなことがあれば、アジアに平和が訪れるだけでなく、大きなビジネスチャンスにも発展します。

もしかしたら今回の会談が平和だけでなくアジアに夢のような発展をもたらせてくれるかもしれないのです。

平和になる上にみんなが豊かになる。そんな夢のような未来が訪れると良いですね。2人が私達の想像を超える天才であることを祈りましょう。

ダイエットの経過

昨年リブレによる血糖値の糖質負荷により標準より体重が増えてしまったため、糖質回避によりダイエットをしていますがなかなか体重が落ちないため掲載できないでいます。
時折外食する際に量が多くなってしまうことと、糖質を食べる機会があることが原因だと考えています。

前回ダイエットした際には1ヶ月に1Kgずつ苦もなく体重が落ちたので同じようになると期待していましたが、基本的に糖質を食べないにも関わらず体重がほとんど変化しません。
腸内細菌の問題かと考えダイエットに効果があると言われる腸内細菌を服用してみましたが残念ながら体重は減りませんでした。

俗にデブ菌と言われる肥満に関係する腸内細菌がいついてしまっているようです。
ほとんど食事をしないということをすれば5Kgほど落とすことができましたが、食事を食べ始めると糖質を食べなくても体重が戻ってしまいました。

糖質回避だけで血糖値が下がる人もいれば、糖質回避だけでは血糖値が下がらない人がいることがわかりました。
まだ仮説の域を出ませんが、実際には同じ人でも腸内細菌の環境により糖質回避によって体重が落ちるかどうか違いがあるようです。

もしかしたら前回ダイエットをした際にまず1年ご飯を半分にするダイエットをして10Kg程度落としていましたが、その時に腸内細菌の環境が整っていたのかもしれません。その後糖質回避により軽々6Kg程度落としました。丁度良い経過で腸内細菌の環境が整ったため糖質回避によりスムーズに痩せることが出来たのかもしれません。

少なくとも私は糖質依存の状態ではありませんが、糖質を避けるだけでは痩せられない体質に陥ってしまったのかもしれません。

考えられることは草食動物が体内で繁殖させている食物繊維を分解できる腸内細菌を身につけてしまったのではないかと疑っています。それがデブ菌と言われるものの可能性が考えられます。
腸内細菌を入れ替える方法を検討していますが、今のところ良い方法が思いつきません。

抗生物質の種類によっては下痢をするので、一度腸内細菌をリセットする目的での服用を考えていますが、理想の腸内細菌の摂取方法がわからないため試すに至ってはいません。

腸内細菌の状態を確認するキットを売っているので一度試してみようかと考えています。

ある特定の病気において腸内細菌の割合に特徴があるという報告があります。次は腸内細菌のコントロールの仕方を検索してみたいと考えています。

まだ腸内細菌のコントロールは出来ないため、差し当たり糖質回避をしながら食事量を減らして運動量を増やす一般的なダイエットに移行するしかなさそうです。

リブレによる実験はもうしばらくお待ちください。