今時ちょっと信じられないような話。マスクをつけない病院・・・

今時ちょっと信じられないような話。マスクをつけない病院・・・
こんなタイトルで書いてしまいましたが、今はつけるようになっているかもしれませんし、攻撃をしたい訳ではありませんし、そもそも伝聞なので病院名は書かないようにしておきます。

知人二人から聞いたのですが、ある病院では職員さんがマスクを着けずに診療を継続しているようです。
知人の一人は家族がその病院に入院したということ、もう一人の知人は隣人がその病院に勤めているということで二系統から入った話を聞く限り間違いなさそうです。
しかもマスクが手に入らないから仕方なくマスクを着用しないのではなく、ポリシーを持ってマスクを着用していないそうです。
伝聞であり私が直接確認したわけではありませんが、マスクは病人がするものでありマスクを着用しても着用している人に対する感染予防効果はないためマスクの着用をしないそうです。

知人の隣人の方は自分自身はマスクを着用したいものの、周囲の職員から白い目で裏切り者を見るかのような目でみられるそうです。

もし本当にマスクを着用しないとしたらその病院の職員に感染者が出てしまった場合院内感染が広まってしまい、全国ネットでこの病院が話題にならないことを祈るばかりです。

知人の家族が入院していたのは約1か月前の話なので、今は着用しているかもしれませんが・・・。

万が一の可能性を考えて今はマスクを着用してくれていることを祈っています。

北風と太陽みたい コロナへの対応言い方で明暗

中国地方のある県ではパーキングエリアで他県ナンバーの車の方の検温を行うと発表し、来てしまったことを後悔してもらえるとよいなと思うと知事さんが発言してしまいました。
片や別の中国地方のある県では、「会いたいからこそ、今は会わないでおきましょう」というメッセージを発信しました。
(参考:ヤフーニュース、時間が経つとリンクが切れているかもしれません。)

言っていることは同じです。その県には来ないでください。移動しないでくださいです。

北風と太陽みたい

同じことを主張しているのに明暗を分けたのは何でしょうか?
私はこのニュースを見て寓話「北風と太陽」みたいだなと思いました。(参考:ウィキペディア「北風と太陽」

服を脱がせるという話で、強硬に風を吹き付け無理やり脱がそうとした北風と、ジリジリと照り付けることで自分で脱がせるように仕向けた太陽との話です。
人に無理やり強要しようとすると反発(北風の場合は寒いから必死で服をはぎ取られないように抵抗してしまいます)が、人が自分から脱ぐように仕向ける(暑ければ自然と服を脱ぐということ)という仕組みです。

今回の話では、自分の県に来たら後悔させてやる。だから来るな!という北風です。そんなこと言われても嫌だと反発してしまいます。北風のように強要しようとしているからではないでしょうか?
その点他の県では「会いたいからこそ、今は会わないようにしましょう」というように、自分の判断を尊重し今は会わないようにしてもらえませんか?と主張しています。それは感染が落ち着けばいつでも会えるようになるから今は我慢しましょうというメッセージが心に響いたようです。

あくまでも私の想像ですが、来るなと主張した知事さんはこの寓話を知らず(もしくは物事を深く考えるほど余裕を失っているのかもしれません)、今は控えてと主張した知事さんはこの寓話を知っていたのかもしれません。人は強要されると反発するけど、そのように仕向けられると自然と行動するようになるということを。

共感を得られるかどうかの違い

誰のため、誰の視点での「来ないで」だったかだと私は思います。
「後悔」というキーワードを使ってしまった知事さんの視点は、自分であり職員の視点だったように思います。
自分たちが管理上困るから「来ないで」というメッセージに見えてしまいます。だから(自分たちのために)「後悔させる」という強いメッセージに見えてしまいます。
自分たちの都合しか考えていないように見えるので、その県にはいきたくないという発想に繋がり、コロナ後の観光に影響が出ることを心配する声が上がるようです。
その点、「今は来ないで」というメッセージを発信した知事さんの視点は県民であり、来る人です。つまり今来てもらうと感染が広がり、かえって会えない期間が延びてしまいます。だから「今は来ないで」くださいというメッセージです。つまり訪れようとする人たち、そしてその訪れた人と会った県民が困らないようにするために「今は来ないで」くださいというメッセージを発信できたことが素晴らしいと思います。

「急がば回れ」ということわざのイメージを思いつきましたが、「早く会いたいからこそ今は会わない」というメッセージを発信することができているように思います。つまり県民、そして県に訪れてくれる人のために「今は会わない」というメッセージを発信できていることが共感されるのではないかと思います。

自分のための行動は反感を買いやすく、他人のための行動は共感を得やすい

自分のための行動をとっている人の言葉は響きません。何故なら自己都合だからです。勝手にすればと思ってしまいます。ましてや知事や公務員だと極論するとそれが仕事でしょと考えてしまい、楽をしたいから要請しているように受け取られてしまう可能性があるのです(勿論私はそのようには考えてはいませんが、心理的にそのように考えられてしまう恐れがあるという問題定義をしたいということです)。
一方で人のための行動をとっている人の言葉は響きます。何故なら他人への配慮なので、自分も他人への配慮を一緒にしたいと思えるからです。つまり共感できるということです。(あなたとあなたの大切な人のために「今は来ないでください」という言葉)

反感を買うことが多いのは自分のための言動で、共感を得ることが多いのは他人のための言動ではないかと私は思います。
目的を考えてみる。
今回のそれぞれの知事さんの言動が、誰のため・何のための要請だったかと考えてみる。自分のための行動は反感を買いやすく、他人のための行動は共感を得やすい・・・。覚えておいてもよさそうです。
そんな視点で物事を見るようになると、少なくともあまり反感を買わないようにできるのではないか

新型コロナウイルスの対応でみんなが疲れてきているのでしょう。余裕がなくなってしまって自分のことばかり考えるようになる人が増えてくると思います。
非常事態にこそ人の本質が問われると思います。どんな時にでも人への配慮ができるような人間になりたいですね。日々努力はしていますがなかなか難しいです。これからもそうなれるように努力していきたいと思います。

新型コロナウィルス肺炎について思う

新型コロナウィルス肺炎について思うところがあります。というのも武漢から帰国した人たちはすべて検査をしていますが、これまで武漢から旅行でこられている中国の方はほぼフリーパスです。旅行者の方は確かに短時間で入っていかれますが、感染に関して可能性は同じではないかと思います。それにもかかわらず2人検査をしなかっただけで大騒ぎになっていますが、17,000とられたと言う旅行者の方たちは発熱のチェックのみです。一部では解熱剤を内服し発熱チェックをすり抜けて入国したと言う話もあります。

現在新型コロナウィルス肺炎についてのチェック項目は、武漢からの帰国者あるいは旅行者、もしくはその人たちと接触した人が発熱した場合に限っています。これは二次感染に関してチェックしていますが、三次感染つまり武漢で感染した二次感染した人からうつってしまった人たちはチェックできません。武漢と縁もゆかりもない人は今のところチェックできません。

現在二次感染者からうつった三次感染者の新型コロナウィルス肺炎の患者さんたちは、新型コロナウィルス肺炎のチェックから漏れてしまうため、やむを得ないとは思いますが通常の風邪として診療されている可能性があるのです。

違和感

武漢からの帰国者の全例検査と比較して、解熱剤ですり抜けることができる発熱のみのチェックの旅行者の扱いの差に違和感を覚えます。

また感染者が犯罪者かのような扱いにも違和感を覚えます。犯罪者かのように扱われると、隠蔽しようとしてしまう人達が出てしまうからです。感染者をたたえるべきだと私は思います。何故なら正直に申告して、周囲への感染を未然に防いでくれたからです。北風と太陽の寓話のように無理矢理ではなく自発的に申告し、申告した結果(感染)を褒めたたえるようにすべきだと思います。

今のようなあたかも犯罪者扱いでは申告しない人達が出てしまいます。万が一その人が感染していれば、そこからまた広がってしまいます。

自己申告により感染が判明した人を褒めたたえる報道をして欲しいと思うのは私だけでしょうか?

残念ながらこれから全国的に新型コロナウイルス肺炎と気づかれていない肺炎患者が増えるのではないかと思います。もしかしたら既に増えているかもしれません。抗生物質が効かないから念のため新型コロナウイルスの検査をしたら陽性という例が大都市を中心に報告されるようになるかもしれません。そのような事態にならないことを祈っていますが、もしそのような事態に陥ると現場も報道もパニックが起こるかもしれません。そのような情報に陥った場合、大事なことは過度に恐れ過ぎないということです。万が一感染しても肺炎になるとは限らず、肺炎になったとしても致死率は2%ですし、不顕性感染(感染しても症状が出ないこと)を含めると致死率は更に低いと思います。手洗いなど新型コロナウイルス肺炎の感染予防の仕方を実践するようにしましょう。

事態が今以上に悪化しないことを祈っています。せめて簡易検査キットが早く出来てくれると良いのですが…。

新型コロナウイルスの感染予防の仕方

新型コロナウイルスが中国を中心に猛威をふるっています。1/30朝の時点で日本での感染者は8人でほとんどが中国の方で、日本人の感染者は2人のため報道も冷静さを保っています。恐ろしいのは2009年の新型インフルエンザのように、世界的に蔓延し日本中に広まることです。

新型コロナウイルスは日本国内では今のところそれほど広まっていませんが、2つのことが考えられます。1つは感染力がそれ程強くない可能性です。もう1つは患者さんは実は多いが、新型コロナウイルス感染と認識されていない可能性です。何故なら感染力が強く患者さんは多数出ているが、中国の方、特に武漢から来られた方との接触がないと見過ごされている可能性です。新型コロナウイルスに感染した旅行者と電車で同じ車両に乗っただけなどでは新型コロナウイルス感染を疑うことは出来ず、普通の風邪として認識されてしまう可能性があるからです(肺炎になると、新型コロナウイルス感染を疑われるかもしれませんが)。飛沫感染であり空気感染はしないようなので列車の同乗で感染する可能性は低いと思いますが、完全に否定はできません。

今のところ新型コロナウイルスの治療薬はありませんので予防するしかありません。その予防策を書いてみます。

新型コロナウイルスの予防策

人との接触を出来るだけ避ける

ウイルス感染全てに共通することですが、感染者に接触しないことです。実際には誰が感染してるか分からないため、不要不急の外出を避け、人の多い所には行かないようにすることです。仕事や学校は止むを得ませんが、出来れば遊びに行くのは避けて、乗らなくて済むのであれば出来るだけバスや電車にも乗らない方が良いでしょう。

うがい・手洗い・目を洗う

うがいの効果は疑問がありますが、手洗いの効果は間違いなくあると思います。私はメガネをかけていないので目も洗うようにしています。何故ならウイルスを含んだ唾液や咳による飛沫が目に入り、涙に流されて鼻腔内に入り込んで感染する可能性があるからです。目洗いの効果はあまり知られてはいませんが、少なくとも私は患者さんの唾が目に入らなくても顔にかかった場合や、患者さんが目の前で咳き込まれた場合には目洗いをするようにしています。

直接唾液や咳が目に入らないようにメガネをかけるのも有効だと思います。

鼻マスクをする

通常のマスクは感染予防効果は乏しいようです。何故なら頬とマスクの間に隙間があるので、ウイルスが入り込んでしまうからです。そこで鼻マスクもすることをお勧めします。鼻マスクは鼻腔内に挿入するもので鼻呼吸をする限りマスク効果が期待できます。更に通常のマスクをすることで予防効果が期待出来ると思います。

私は通常のマスクは自分自身から他人への感染予防策(咳や唾液による飛沫を予防する)だと思います。鼻マスクが自分自身の予防策だと思います。

鼻マスクは下の画像をクリックするとAmazonから購入できます。

免疫不全を避ける(仮説)

ここからは私の考えている仮説です。信じて頂ける方だけ実践して頂けると幸いです。

一言でいえば脱水対策を取るということです。具体的にはカフェインを避け、水分をしっかりとり、塩分を控えることです。私の仮説では水分を余り摂らない人が感染しやすく重症化しているのではないかと考えています。

カフェインを避けるとは、コーヒー、紅茶、緑茶、ほうじ茶、ウーロン茶、コーラ、栄養ドリンク、ココア、チョコレートなどを避けることです。

水分に関してはカフェインや塩分が入ってないもので1日1.5リットルから2リットルをお勧めします。塩分は控えた方が良いのでスポーツドリンクはお勧めしません。

塩分を控えるとは、基本的に禁塩生活をお勧めします。禁塩生活とは塩を楽しむ料理を避けることです。具体的には味噌汁やスープ類、漬物や明太子、塩鮭、ポテトチップスなどのスナック菓子などを避けることです。

他にも免疫に関わる可能性のある生活習慣をこちらに記載しております。ウイルス感染にどれだけ影響があるのかは未知数ですが、いずれも実践したからといって害があるとは思えないので信じて頂けるなら実践してみてください。