治らなかった病気が失くなるお話です。

アトピー性皮膚炎や花粉症・喘息などのアレルギーや円形脱毛症・尋常性白斑などの自己免疫性疾患、何度も繰り返すニキビ尋常性疣贅(イボ)などの慢性感染症が、炭水化物・糖質を避ける糖質回避という血糖値を上げない工夫で良くなります。いくつかの皮膚腫瘍も綺麗に消えました。実際には糖質だけが原因ではない(一つはビタミン・ミネラル不足です。他にもいくつか見つけ証拠も揃えていますが、発表はもう少し先にする予定です)ため、血糖値のコントロールだけで今のところ全員治る訳ではありませんが、血糖値の上がりにくい食べ方をするだけで治る方が一定数おられるのも事実です。まず試してみても良い食事療法だと私は考えています。
子宮頸がんの異型細胞(細胞診でクラス3)も糖質回避により消失しました。このことから癌の種類によっては糖質回避により改善・治癒するかもしれません(私はすべての癌に何らかの関係があると考えています)。稀に癌が消失した方がおられますが、偶然糖質の食べ方が変わった結果なのかもしれません(参照:人間がガン(癌・悪性腫瘍)を発症するメカニズム)。

うつ病や不眠も糖質回避により改善が期待出来ます。私の不眠の原因は糖質の食べ方による睡眠時低血糖でした(参考:私の不眠の原因は低血糖不眠の原因は再び低血糖)。他にも現時点で原因不明とされる病気の多くが、もしかしたら糖質の食べ方が原因かもしれないのです。少し前までは糖質を食べる人ばかりで、糖質を食べない人がいなかったため、比較ができず原因不明とされているだけなのかもしれません。少なくとも免疫が関わる病気には糖質が関わっていると私は思います。主犯は糖質だと考えています。もしかしたら人類の身体の謎の一部が解けたのかもしれません(いつものパンがあなたを殺すの著者によれば原因は小麦ですが、私は糖質に置き換えると全て正しいと考えています)。

他にもこれまで治らないとされていた2型糖尿病高血圧は炭水化物を食べないだけで良くなりますし、4ヶ月で薬を全く使うことなく糖尿病が治り失くなりました(HbA1c12.5→6.1→5.8)。またリバウンドすることなく痩せるのも簡単です。本来なら太らない仕組みの備わった人類が太るのが、強い空腹感という禁断症状まである糖質依存による糖質の食べ過ぎなのですから、糖質回避により糖質依存から抜け出せば痩せるのは当然といえば当然です。
(糖尿病、肝臓病や腎臓病などの治療中の方は糖質を控えたいと主治医の先生にご相談ください)

糖質制限は京都の高雄病院の江部康二先生のお兄様が提唱された健康法です。
その考え方を踏まえた上で、今のところ仮説ですが、糖化産物が様々な病気を引き起こしている可能性があると考えました。ただこの仮説が正しいとしても、その証明は現時点では非常に困難です。少なくとも一時的な高血糖が様々な病気を引き起こしていることは間違いなさそうです。そこで一時的高血糖症候群という疾患概念を考えました。どうやら一時的に高血糖になることで様々な病気を発症するようです。もしかしたら一時的高血糖とは血糖値スパイクと同義なのかもしれません。何度も高血糖を繰り返し、膵臓の機能が耐えきれなくなて血糖値を下げることができなくなった状態が糖尿病のようです。
とにかく病気が治ることを一番に考え、病気が治る理屈(仮説)の真偽の判断は後回しにして、炭水化物・糖質を避けることで病気が失くなる(模式図あり)かどうかを試してみていただく方法を考えました。いわば診断的食事療法です。病気が治る実践法がわかれば、細かい理屈は患者さんにとっては必要ないという考え方です。効果は因果関係としてはっきりと明確に差が出ます。有意差のように効くかもしれないという曖昧さはありません。早ければ1週間程度で誰にでも理解出来る程の明確な差が出ます。差が出れば診断確定です。差が出なければ、少なくともその食事 の仕方では糖質は関係ない可能性が高いことがわかります。もしかしたら効果があるかもしれないと信じていただける方に、診断的食事療法を試していただけると幸いです。

タンパク質・脂質は好きなだけ食べても大丈夫な糖質回避教のすすめです。ただし短期間で体重が増えるようなら、タンパク質や脂質の量も控える方が良さそうです。糖質を控えていると糖質依存から抜け出すことで、食べる量は次第に減っていきます。糖質回避をしていると胃が小さくなると表現される状態です(参考:糖質回避で胃が小さくなったと感じる理由)。ただし長期間糖質回避をする場合には、動物性タンパク質と脂質の取り過ぎは脳梗塞や心筋梗塞の可能性が否定出来ず、健康を害する恐れがあります。植物性タンパク質(大豆、豆腐など)は今の所、取り過ぎて害があるという報告はありません。そして血糖値を維持する仕組みがあるので、炭水化物・糖質を食べないからといって低血糖になるということはありません。糖質を食べなければいけないと本気で言う人は、糖質を商売にしている人か糖質依存なのです。回避法はこちらをご参照ください。

糖質回避をしていると次第に強い空腹感もなくなりますし、時間とともに胃が小さくなった感じがします。(いつの間にか陥っている糖質依存から離脱できるから、糖質依存による過剰摂取がなくなるだけです)ただし糖質回避を行なっている状態で、突然糖質だけを食べると急激な血糖値の上昇を来し、その後糖質を食べないと夜間に低血糖を起こす可能性があるため食べ方には注意が必要です(参考:私の不眠の原因は低血糖低血糖再び)

このサイトを立ち上げた当初は病気を治すためには糖質を0にしなければ治らないと考えていましたが、病気を治す目的であれば糖質の食べ方を工夫すれば糖質を無理にやめる必要がないことが分かってきました。食べても病気になりにくい食べ方を見つけました。そこで最近では糖質をやめるのではなく上手な食べ方の提案をするようになりました。特に血糖値持続測定器 リブレを手に入れ食事と食後血糖値の関係を目の当たりにし、食べ方の提案の精度があがりました。興味のある方は病気を避ける理想の食べ方食後血糖値についての画期的な発見をご参照ください。

病名がついていても原因が不明の病気であれば、今のところ治療法といっても対症療法のみで有効な根治療法はありません。他に根治療法がないのであれば、病気を避ける理想の食べ方をダメ元で試してみる価値は十分あると思います。診断的食事療法の考え方で、血糖値の上がりにくい食べ方を実践しても症状の改善が見られなければ一時的高血糖は無関係の可能性が高まります。私の食べ方を提案する言葉だけで病気が失くなり人生が変わった人が何人もおられます。
面白そうとか、ダメ元でもいいからやってみようかなと思われたらお試しください。

(更に詳しく知りたい方はそれぞれのリンク先をご参照ください)

糖質とビタミン・ミネラル以外の原因の公表についてはもうしばらくお待ちください。

呉からの風
(呉から病気を治す風が吹きはじめました)