残念な営業マンは説得マン

飛び込みの営業マンの訪問や電話を頂くことがあります。例えば保険の勧誘であったり、広告の勧誘であったり、その他の医薬品や医療機器の販売です。電話の場合は不動産の勧誘です。用件を受け付けで確認し、売りたいものを聞いてもらいます。相手の売りたい物のカテゴリーが私に必要が無いものであれば、お互いに時間の無駄です。それでも受け付けに食い下がる営業マンがいます。私がお会いしても100%買うことは無いにもかかわらず、会いたい時点で目的が営業では無いように思います。

目的は説得か会うこと自体でしょう。説得とは別段欲しい商品ではなくてもその魅力を伝えることで欲しい気持ちにさせることです。言わば衝動買いをするように説得することが目的です。説得することが目的では無ければ、最初から⚪︎⚪︎の販売の目的にお伺いなりお電話しますと目的を告げて、面会か電話の取り次ぎを求めるはずです。

そういう場合は話術で惑わされるだけでどちらにしても買うことは無い訳ですから、会わないまたは話さないのが一番です。

本当に良いものであれば検討の上こちらからご連絡させて頂きますので、パンフレットをお願いしますと受け付けでお伝えします。これはたまたま自分の知識不足で本当に良いものを逃さない保険のようなものです。当然良いものであれば説得マンの話術に頼らず、商品の魅力で売れるはずですからパンフレットも良いものがあるはずです。そのパンフレットを吟味してから、後日会うかどうか検討しても遅くはないと思います。

このように対応すると、パンフレットも持たずに面会を求める説得マンが多いことには驚かされます。余程トークに自信がある方が飛び込み説得をされるようです。

衝動買いを狙う説得マンが減り、最初から面会の目的を告げる本当の営業マンが増えるといいですね。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。