糖質が諸悪の根源?

糖質が様々な問題を起こすことはどうやら間違い無さそうです。問題は何処まで糖質の害が根深いかです。

しかし糖質を食べたくて仕方ない人、依存状態の人にとっては面白くない話です。恐らく信じたくないのでしょう。糖質を食べる正当性みたいなものを探す人もいます。また糖質回避の安全性がわかった訳では無いから、まだ信じないと言われる方もおられます。その論理であれば逆に糖質の安全性は誰が保証してくれているのか聞きたくなります。しかし相手は糖質の害を認めないことが目的なので議論が噛み合いませんから聞き流しています。

明らかな糖質の害

現時点でわかっている糖質の害は、糖質依存による肥満2型糖尿病は間違いないです。

糖質依存に伴う塩分依存により高血圧も、糖質の害といえる可能性が高いと思います。

糖質の害が疑われる病気

病気の改善率に記載してあるアトピー性皮膚炎や蕁麻疹や花粉症などの各種アレルギー、ニキビ、疣贅(イボ)は糖質の摂り過ぎをベースに、人によって発症してしまうようです。同じ物を食べて発症する人と発症しない人がいることが問題をわかりにくくしていました。個人の体質として理解されていました。確かに人によって異なる体質という一面はあるようですが、元々糖質を食べなければ症状が出ないかも知れません。

その証拠に糖質回避をすると改善する方が多くおられます。恐らく糖化産物による免疫機能障害が起こるのだと思います。糖化産物とは糖質由来のブドウ糖が体内に入り、ブドウ糖がタンパク質と結合することで糖化産物が産生されます。この糖化産物が免疫機能に影響を与えるのでは無いかと思います。タンパク質が無数にあり、そのタンパク質の結合する部位により、糖化産物は更に無数に生じるため現時点での証明は非常に困難です。

糖質を食べる理由は?

これだけの問題がありながら、糖質を主食として食べ続ける理由がどれ程あるのでしょうか?

人類は一度立ち止まって糖質を食べる意味を考える時に直面していると思います。

糖質の害を知らずに食べて病気になるのか、それとも害を知った上で覚悟して食べて病気になるのか選択の余地を作るべき時が来ました。

糖質を食べる理由を考えてみてください。快楽が目的なら、少し考えてみると良いのかも知れません。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。