子供がおねしょを繰り返す理由と対策

子供がおねしょを繰り返す理由とその対策を考えてみます。

おねしょとは寝小便のことで寝ている間におしっこをしてしまうことです。一度目は偶然寝ている間にしてしまうのでしょう。その対応で親の行動を子供が学ぶのです。親が自分にとって望ましい行動をしてくれることがわかるとおねしょを繰り返すのです。親が望ましくない行動をするとその行動を避けたいのでおねしょはしなくなります。

子供が求めている親の行動

おねしょを繰り返すということは、おねしょをすることで心地良い面があったのです。おねしょをすることで得をするのです。その得をするという感覚が親には理解出来ないので、知らず知らずのうちに同じ行動をしてしまうのです。そして子供は無意識のうちにおねしょを繰り返すのです。

子供の求めている親の行動とは、おねしょをすると子供に注目することです。本来なら子供は正の注目、すなわち褒められるような行動を取りたいのですがうまくいかない場合におねしょしてしまうようです。傾向としてお兄ちゃんかお姉ちゃんがいて、正の注目はしてもらえないから負の注目を集めようとするのです。

対策

おねしょをすることで注目してもらうことが目的です。対策は注目しないことです。おねしょをしてもおねしょをしなくても同じ行動を取るのです。おねしょして怒るのはもちろん注目していることになります。おねしょしないように寝る前に水を飲まないように促すことも注目していることになります。おねしょしても淡々と布団を替えて、おねしょしたことに触れないのです。おねしょをしても特別扱いしてもらえないことを理解するとおねしょしなくなります。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。