何でも口にする赤ちゃんの心理

何でも口にする赤ちゃんに心理を聞いて確認した訳ではありませんので、一つの仮説だと思ってください。

赤ちゃんはみんな何でも口にすると思いがちですが、何でも口にする赤ちゃんとそれ程口にしない赤ちゃんがいるようです。その違いから赤ちゃんの心理を考えてみました。

何でも口にする赤ちゃんはお腹が空いているようです。お腹が空いていることをわかってもらえないため、食べられる物がないか口にするようです。食べ物を求めて何でも口にしているだけのことかもしれません。

こんなことを書くと否定したくなる人もいるかもしれません。食事をしたすぐ後でも何でも口にするからお腹が空いているとは考えられないと。

赤ちゃんの食べる量が親の常識の範囲をこえてしまっているのかもしれません。十分な量を食べさせたつもりでも、赤ちゃんにとっては足らないのかもしれません。そのことを伝えることが目的な訳では無いとは思いますが、まだお腹が空いているので何でも口にするのです。食べ物が手に届く範囲に無いので、口に運べるものを食べることが出来るかどうか口にしているだけのようです。食べて美味しいかどうか確認しているのです。

赤ちゃんが何でも口にする場合、食べ物を口に運んでみてあげてください。まだ食べると思います。食べさせ過ぎを心配する方もおられますが、赤ちゃんにも大人と同じように満腹センサーがあるので食べ過ぎることは少ないはずです。食べ過ぎて嘔吐するのであれば加減するようにしましょう。嘔吐しなければ食べ過ぎでは無いと私は思います。

何でも口にするのは赤ちゃんなりのボディランゲージなのではないかと思います。何でも口にする赤ちゃんはまだお腹が空いているという考え方をお試しください。

この仮説が証明されれば、何でも口にするというのは食べさせ方が少ない証で、恥ずかしくて人に言えないという時代がやってくるかもしれません。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。