糖質を食べる量の意味を考えてみます。糖質を食べる際には2つの意味があります。一つは総量、一つは一回の食事量です。その意味と結果を解説していきます。
体重
糖質を食べる量の総量を表すのが体重です。糖質の総量が多ければ体重は増えますし、総量の総量が少なければ体重は減ります。
体重が増える程糖質を食べてしまう多くの場合、糖質依存に陥っています。
糖質依存により糖質を多く食べてしまうことで体重が増えてしまうのです。
つまり体重が多い肥満は糖質の総量が多いことを表します。体重の少ない人は糖質の総量が少ないことを表します。
糖質一度に摂り過ぎ症候群
私の提唱する糖質一度に摂り過ぎ症候群は、字のごとく糖質を一度に食べた量、すなわち一回量に依存します。トータルの量は関係なく、一度でも大量に食べた結果発症するようです。一回量だけが問題であり総量には必ずしも相関しません。つまり痩せていても糖質一度に摂り過ぎ症候群を発症することは十分あり得ます。逆に一回量だけが問題のため、三食に分散して少量ずつ糖質を食べていれば総量は多くなって太ってしまっても構いません。つまり太る食べ方をしていても糖質一度に摂り過ぎ症候群を発症しないことも良くあることです。
結果から考える
体重が増えたとすれば糖質の総量が多いということです。糖質依存ではないか立ち止まって考えてみると良いと思います。
糖質一度に摂り過ぎ症候群を発症したとすれば、糖質の一回量が多いことがわかります。1日の食事あるいは間食のうちに糖質を一度に摂り過ぎているのです。具体的には新しいニキビが出来る、アトピー性皮膚炎が悪化するなどあれば前日糖質を一度に摂り過ぎているのです。良くあるのは忙しくてお昼ご飯を抜いて、夕食に大量に食べてしまう場合などです。
糖質の摂り過ぎのサインを身体が出してくれているのです。そのサインを注意報あるいは警報として受け取り、対処することをお勧めします。自然と病気を避ける理想の食べ方に近付くと思います。