勉強する意味 嘘つきおサルを見つけるため?

おサルさんも嘘がつける

勉強する『意味』はヒトの『知恵』を身につけるため。
言い換えると嘘を見抜く『知恵』を身につけるため。
おサルさんでもつける嘘。おサルさんとヒトの違いは嘘を見抜けるかどうかだと思います。
実はおサルさんも嘘をつける賢いおサルさんがいるのです。嘘つきおサルさんは餌を食べている際、餌を独り占めしようとして敵が来たときに発する叫び声をあげ、仲間を追い払い餌を独り占めします。敵がいないことがわかって戻ってきても嘘の叫び声を発して餌を独り占めした嘘つきサルの嘘に気付けません。嘘つきサルを責めたり、仲間ハズレにしたりはしないのです。
と言うよりおサルさんはサル知恵ですから、恐らく嘘が理解できないのです。

嘘を見抜けるのはヒトだけ

巧妙に練り上げられた嘘は見抜くのは困難ですが、確認すればすぐ判明する嘘でもおサルさんには理解できないのです。ヒトが他人の嘘に気付くためには『知恵』をつけるしかありません。言っていることの矛盾や違和感に気付き、論理的に正しいかどうかの検証を行うことが出来るようになるために勉強するのです。おサルさんからヒトに進化するために!
ヒトとしての『知恵』があれば、嘘のチェックポイントを見つけ出して、一つ一つ矛盾がないか探し出せます。
この質問にこう答えれば本当、これだと嘘というようにチェックポイントを考えつくことがヒトの『知恵』だと思います。
思いつかなければ、まだヒトに進化していない毛の無いおサルさんなのではないでしょうか?

勉強の意味は嘘を見抜く知恵をつけること

嘘も方便の方便を見破る必要はありませんが、小さな嘘が泥棒の始まりとなることもあります。
嘘をつくということは何か隠したいことがあるはずです。隠したいことが大きければ泥棒や詐欺などの犯罪に結びつくと思います。
嘘から始まる犯罪に巻き込まれないようにヒトとしての『知恵』を身につけましょう。
その第一歩が勉強なのではないでしょうか?
嘘つきを見つける集団面接とかすると、ヒトの知恵がわかりますね。
数学、物理など論理的思考問題で問題の解法の間違い探しの入試問題も面白いですね。