食べる順番でアトピー性皮膚炎が改善?

糖尿病の患者さんですが、糖尿病の先生の指導で、野菜から食べて御飯を最後に食べるようにアドバイスされているそうです。きちんと食べる順番を守っていた時には確かにアトピー性皮膚炎の調子が良かったそうです。最近は面倒くさくなってしまって順番を守らず食べておられたそうです。するとアトピー性皮膚炎の症状が悪化したそうです。

食べる順番により血糖値の上昇具合が異なるため、急激に血糖値を上昇させない目的で、御飯を最後に食べるようにアドバイスされているようです。御飯は消化・吸収されると急激に血糖値を上昇させますから、いきなり食べるのではなく、他の食材と混ざるように胃の中に他の食材が入ってから食べるようにすることがよいようです。同じものを食べても症状が異なることは食材そのものが原因ではない可能性を示唆します。食べ物そのものではなく、血糖値が上昇することがアトピー性皮膚炎の原因の可能性が考えられます。血糖値が上昇することが原因だとすれば、血糖値が上昇したことによる糖化産物の生成が原因という仮説を補強する状況証拠と考えることができます。

 

今のところお三人糖質を避けることで皮膚の調子が良くなっています。
もしかしたら糖質を避けることでアレルギーという概念そのものが消えてしまうかもしれませんね。

糖質回避教が広まりますように。