今のところ最も優れた政治形態は民主主義だと思います。
その民主主義の『意味』を考えてみました。
民主主義は多数決を行い多い方の意見に従うのが基本です。
様々な意見や思惑があり、どうするのが正解なのか誰にもわからないから、みんなで多数決で決めようという手法です。
正解がわからないのでみんなの知恵を積算して、恐らく正しいだろうと考えられるものを選び出す方法です。少なくとも比較的ましだと考えられる方を選択をするのが民主主義です。
その選択が必ずしも正しいとは限りませんが、民主主義には競争原理が働くのがが利点です。間違いがあれば競争に敗れ自然に正しい方向に修正されるということです。
みんなで政治を見張るので、明らかな不正が少ないのも特徴です。
独裁政治では誰も咎めることの出来る人間がいないので独裁者に有利な極端な政治を行うのと対照的です。
歴史の上で様々な政治が行われてきましたが、色々な理由で淘汰され民主主義が残っているというのが現実です。民主主義を知らない国の人々は、その国の政治が当たり前で不満も無いと思います。今後他国の情報が入ってくると、民主主義とのギャップに我慢出来なくなるため民主化が起こるのではないかと思います。
民主主義より更に優れた政治手法が発明されるまでは民主主義が続くと思いますし、世界的な流れとしてこれからも次第に民主主義が増えていくと思います。