糖化産物が免疫機能に影響を与え、様々な病気を引き起こしているという考え方はあくまでも仮説です。
この仮説が正しいことを証明するためには、原因となる糖化産物を突き止めてどのように免疫機能に影響があるのかを調べる必要があります。糖化産物はタンパク質と糖が結合することで生じるので組み合わせはタンパク質の数だけありますし、もしかしたら糖がタンパク質に結合する部位によって糖化産物としての働きが異なるかもしれません。そうなると原因となりえる糖化産物は無数にあると考えるのが自然です。その無数の糖化産物の中から原因物質を突き止めるのは、砂だらけの砂漠の中で1粒の砂を探し出すようなものですから従来の方法ではほぼ不可能です。
タンパク質の糖化で起こる糖化産物はタンパク質と糖があれば人間の体温でも一定程度結合することで生じますが、糖が多ければ多いほど糖と結合するタンパク質が多くなります。炭水化物を食べることで一時的に血糖値が上昇することで、特定の糖化産物が生成され、その糖化産物が免疫機能に影響を与えアレルギーなどを引き起こしているのではないかと思います。
つまり炭水化物を食べないことで一時的な血糖値の上昇を避けることで、糖化産物の生成を抑えることができるのです。その結果としてあらゆる病気が治る可能性があるのではないかと思います。
(参考文献:「糖質オフ! 」健康法(PHP文庫))
更に糖化産物が免疫機能に影響を与えるイメージを図にしてみました。
なかなか治らない病気でお悩みの場合、残念ながら現時点では魔法のような薬はありません。
あくまでも仮説で効果があるかどうかはわかりませんが、薬を使っても治らないのであれば、炭水化物を食べないことはいかがでしょうか?危険が少ないので、炭水化物を避けることを試してみてはいかがでしょうか?糖質回避教のおすすめです。
言葉に語弊があるかもしれませんが、ダメで元々(ダメ元)のつもりでお試しいただければと思います。
もしダイエットをお考えでしたら、少なくともダイエットには効果が期待できるのでお試しください。