未来の仕事予想 人は2通りに分かれる?

ここ数年でも仕事が様変わりしつつあります。インターネットやコンピューターが人に変わって活躍するようになっています。

一度機械に任せてしまえば、機械は疲れず夜間も作業し文句も言わず、賃上げ要求もしません。人間だとどうしても避けられない人為的なミス(ヒューマンエラー)も起こり得ません。機械化出来る作業は機械化がどんどん進みます。現在職人さんの手作業には機械が勝つことは出来ませんが、力加減や作業の意味を機械に教えることが出来れば近い将来機械が職人さんにとって変わると思います。今はセンサーと力加減、その作業の意味合いを機械に伝えることが出来ないだけだと思います。

将来人は2通りに分かれます

これまでの機械の進歩よりも加速が考えられる、これからの機械の進歩を正確に予想することは困難です。しかし一つ言えることは、人間は2通りに分かれると思います。

2通りに分かれるとは機械を使う人間か機械に使われる人間かという意味です。機械にさせる作業を考えて機械に教える(プログラミングする)人間と、機械のサポートをする人間、サポートといっても機械の指示されて動く人間つまり機械に使われる人間です。機械に指示を与える人間は、機械が自分で考えることが出来るようになる(人工知能が人間をこえる)と予測されている今後30年は、機械に仕事を奪われることはないと思います。機械に指示されて動く人間は、コストの兼ね合いで機械化されていないか、機械化が難しいかのどちらかです。状況によってはいつ機械化されてもおかしくありませんし、いつ海外に移転してしまうかわからない不安定な仕事です。

機械化は止められない

現時点で言えることは多くの職業が機械と置き換わると思います。現在でも弁護士や税理士はコンピューターに仕事を奪われはじめています(弁護士業務では過去の判例の検索は人工知能が活用されはじめているそうです)。利権を守るため抵抗する人が邪魔しようとするとは思いますが、将来薬剤師の仕事は機械に奪われてしまうと思います。(処方歴を厚生労働省が一元管理し、飲み合わせのチェックを行うことで薬剤師の仕事はかなり減ってしまいます。自動販売機のような機械に処方箋のバーコードを読み取りさせると薬が出てくる時代が来るかも知れません。)

サラリーマンも機械にとって変わられつつあります。例えば営業マンは今後コンピューターに仕事を奪われていくと思います(詳しくはこちら)。最後まで残る営業という仕事は一部だと思います(詳しくはこちら)。

これからの仕事は物事を自分で考えることの出来る人しか必要とされないと思います。50代の方は定年まで逃げ切ることが出来ると思いますが、40代の方は業界によっては定年まで働くことが出来ないかも知れません。リストラかも知れませんし、他社との合併かも知れません。そして20代・30代の多くの方は大変な時代に突入すると思います。機械に仕事を奪われる時代が来るからです。最初のうちは機械が導入されて便利になって喜んでいられますが、便利になり過ぎると自分の居場所がないという事態もあり得ます。今のうちから自分に何が出来るのか考えるようにしてみて下さい。

少なくとも自分で物事を考えることが出来なければ、機械を使う側にはいけません。少しでも物事を考える癖をつけましょう。オススメの本は(ちきりんさん、自分の頭で考えよう)です。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。