人は怒られると反省出来ず、困ってしまう

怒られると人は困ってしまいます。
何故なら怒られた理由が理解出来ないからです。

そもそも怒られることがわかっていれば最初から怒られるようなことはしません。

怒られるのは怒る人にとっての当たり前のことを知らないからです。怒る人にとっては当たり前だから、怒る内容を伝えることなくただ怒るのです。怒られる人は何を怒られるのかわからないまま、ただ怒られるのです。何故怒られるのかわからなくても、怒っている本人に何が悪いのか聞く勇気のある人はほとんどいません。

何を怒られるのかわからないまま怒られるのですから、反省のしようがないのです。そして結果として困るしかないのです。

怒る場合何が問題か相手が全く知らないことを前提に説明しなければ、上記の理由により怒られた相手は困るだけです。

ただ怒るだけでは相手は内容を理解していないので無意味です。そういう意味で怒ることに意味はありません

怒ることで伝わるのは怒っているという感情だけです。犬が吠えているのと何ら変わりありません。

怒ることが意味がなければどうすれば良いのでしょうか?

怒るよりも叱るよりも諭すだと思います。

怒ったところで相手は反省した振りだけして、困るだけです。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。