糖質をやめてみて思うこと

糖質依存糖分依存から抜け出して思うことを書いてみます。

自分が糖質依存に陥っていたことに気付いた時には衝撃を受けました。何しろ太るのもつい食べてしまうのも食べ出すとやめられないのも全て糖質依存のせいだったのですから、本当に驚きました。自分の意思で食べているつもりでしたが、糖質に騙されて食べ過ぎていたのです。

その後体重が減り過ぎることからデザートだけ食べ始めましたが、これは糖分依存の甘い罠でした。糖分依存の存在そのものを認識していませんでしたので、糖質依存にさえ気を付けていれば大丈夫だと思っていました。私が糖分依存に気付いたのは日頃の主食としての糖質は食べないにも関わらず体重が増えたことです。振り返って考えてみれば甘い物を求めていた自分に気づくことが出来ました。しかしデザートは食べて良いと決めていましたので、体重を気にしなければ、限度をこえて食べ過ぎていたことに自分で気づくことは困難でした。このことは誰にでも起こり得ることを表していると思います。いつの間にか糖分依存に陥っていても自分では気づくことが出来ないのではないかと思います。

今から考えれば糖分依存の影響ですが、甘みの強いコーヒーフラッペを飲みたくてコンビニを探したりしていました。甘い物を取らないと決めて糖分依存から抜け出せば、コンビニに立ち寄っても甘い飲み物を求めることもありません。ましてやコーヒーフラッペを求めてわざわざコンビニに立ち寄ることもなくなりました。

糖分依存の時にはあれだけ魅力的に見えたデザートやドーナツなどが私には関係のない食べ物になりました。

コンビニが商売として成り立つのは、糖分や糖質などの依存性のある物を多く取り扱っているからかもしれません。目の付け所が良くてうまい商売をしているだけなのか、それとも日本人を利便性を餌に依存に陥らせる諸悪の根源と見なされる日がくるのかは、もう少し様子を見ないとわかりません。

甘い物依存・糖分依存を抜け出して改めて思いますが、甘い物や糖質は人間には必要ないのではないかと思います。糖質・糖分は子供の頃から楽しんでいましたが、栄養としての意味は乏しいのではないかと思います。お米や小麦は保存が効くこと、人為的に増やせることが人類の繁栄の上では大変役立ちました。他に食べ物がない時代には本当に助かりました。しかし他に選択肢がある現代では無理に食べる必要はなさそうです。特に甘い物は手軽な快楽として楽しむことも多いのですが、依存性がある認識は乏しいので注意が必要なようです。

甘い物がなかなかやめられない方は、1日我慢出来るかどうか試されることをお勧めします。1日我慢出来なければ糖分依存の可能性が高いと思います。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。