首がすわればトイレトレーニング

子育ての常識革命の一貫です。赤ちゃんは何もわかるはずがないという常識・思い込みの革命です。赤ちゃんが実はわかっているとしたらどうでしょうか?今回の話は赤ちゃんは排尿や排便をわかっているということです。赤ちゃんは尿意や便意がわかっていても、どうしたら良いのかわからないから仕方なく垂れ流しているだけだとしたらいかがでしょうか?

あくまでも一つの提案です。首がすわればトイレトレーニングをしてみてはいかがでしょうか?
実はよく観察していると排尿や排便の合図をしています。赤ちゃんは排尿や排便のメッセージを出しているのです。メッセージとは表情であったり気張ることであったり泣くことであったり、場合によっては仕草であったり、赤ちゃん毎に様々です。そのメッセージをうまく受け取り、トイレ(乳児用のオマルです:商品名リッチェル プチポッティ グリーンなど)に連れていくようにトレーニングを始めると、赤ちゃんはメッセージを受け取ってもらえることがわかるので余計強くメッセージを伝えるようになります。
メッセージのやりとりが成功体験として蓄積され学習していくのです。
最初はトイレに連れていってもうまく出来ないと思いますが、繰り返すうちにうまく出来るようになると思います。

早くからのトイレトレーニングは親子共々お得です。
トイレで排尿や排便させる親のお得は、紙オムツが減らなくなりますしお尻拭きが減らなくなります。お尻に便がこびりつかないのでトイレットペーパーで簡単にふき取ることができます。しかもそのままトイレに流せばよいので簡単です。お母さんが頑張ってトイレに連れていくから、紙オムツやお尻拭きがあまりいらなくなるので、節約したお金でママ友とランチを楽しむのも良いですし家族で外食でも子育てが楽しくなると思います。楽しい目標のためにトイレトレーニングを楽しむのです。
赤ちゃんにとってのお得は、抱っこやスキンシップの回数が自然と増えることとお母さんにしっかり見てもらえることです。お母さんがしっかり赤ちゃんを観察していなければ、タイミングよくトイレに連れていくことはできません。お母さんにとって排尿や排便が終わったことがわかっても仕方ないので、絶えずメッセージを出していないか見ていることになります。泣いていないから大丈夫ではなく、泣かさないように気を配らないとトイレトレーニングはうまくいきません。赤ちゃんにとってしっかりケアしてもらえるので、愛情満点の表れで寂しくないと思います。
紙オムツやお尻拭きがあまりいらなくなるので環境にも優しいと思います。

紙オムツに排尿や排便する方が楽だと思う前にトイレで排尿や排便することが当たり前になってしまえば、紙オムツを外すのも簡単です。

首がすわればトイレトレーニングの考え方は、糖質回避教と同じで無理強いするものではありません。お得だと信じていただける方だけはじめてもらえれば良いと思います。

反対する人はわざわざトイレに連れていくのが面倒臭いと考える人か、紙オムツの商売に関わる人だと思います。そんな外野の意見に判断を左右される必要は全くありません。内心では余計なお世話だと思っても、心配してくださってありがとうございますとだけ伝えると良いと思います。

トイレに連れていっても最初はうまくいきません。赤ちゃんの様子を見ながら、空振りでも良いから何度も連れていっていると出来るようになってきます。慣れるまでは時間を決めてトイレに連れていっても良いと思います。そうして試行錯誤していると赤ちゃんからのメッセージを受け取ることが出来るようになると思います。

一例ですが生後4カ月でトイレトレーニングをしていて、夜中にトイレのメッセージがあったので何度か起こしていたそうです。夜中に起こされたくないのか夜中にはメッセージを出さなくなり、夜中には排尿も排便をしなくなったそうです。朝まで貯めておくようになったようです。ちなみに大人が夜中トイレにあまり行かなくてすむのはホルモンを調整して尿を濃縮出来るからです。赤ちゃんでもそのように促せば、尿を濃縮することが出来る可能性を示唆する例だと思います。

赤ちゃんに出来るはずがないと大人が勝手に思い込んでいるだけで、実は赤ちゃんは物凄い可能性を秘めているのに、大人がまだ気づいていないだけかもしれません。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。