嘘をついて得をすれば全て詐欺罪適応しては?

人の世には様々な嘘が蔓延っています。

ものの本によりますとお猿さんでも嘘をつきますし、赤ちゃんですら嘘をつきます。本音と建て前で建て前は厳密にいえば嘘なのですから程度の差こそあれ、嘘があちこちにあるのは仕方ないのかもしれません。嘘つきは泥棒の始まりという諺(ことわざ)がありますが、人によってはバレなければ良いと考えているようです。もしかしたらバレなければ嘘ではないとすら考えているのかもしれません。

これまで企業の多くの嘘が発覚してきました。産地偽装やテレビのヤラセ、果ては不正プログラムで排ガス基準を検査時だけクリアするという大掛かりなものまでありました。個人では耳が聞こえない偽作曲家や幻の細胞を作り出した偽科学者まで発覚しました。

日本は法治国家で法律によって秩序が保たれています。法である決まりを破るつ罰として律せられるのです。法を破ると罰せられるのが法律ですが、嘘が発覚しても罰が軽すぎるので一か八かの勝負をするのです。嘘が発覚しなければ儲けもので、嘘が発覚しても得られるメリットに比べて明らかに罰が軽いから嘘をつくのだと思います。

嘘によって得をしたことが発覚した場合には、詐欺罪を適応するというように法律を変えてはいかがでしょうか?そもそも法を守らないと罰することで、罰を避けるために法を守らせる意図があります。法律が現状にあっていないのは明らかです。

更に嘘による利益は発覚した場合、不法行為として全額没収することとすると良いと思います。脱税額全て没収の脱税対策と同じような効果が期待できるかもしれません。何しろ嘘が発覚すれば全額没収の上に犯罪者ですから、嘘をついてまで利益を出そうとはしにくくなります。

嘘で利益を得ることを無くすにはこの法律が有効なようですが、政治家が一番に捕まりそうですから自らの首を絞めるような法案は絵に描いた餅で実現は難しいようですね。

嘘のない世の中が来るといいですね。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。