赤ちゃんも言葉を話しています。
ただし声ではありません。
しかも一方通行で赤ちゃんが話をしているだけです。
それを受け取ることが出来るか出来ないかは周囲の人の力量によります。
赤ちゃんの言葉とはボディランゲージ、つまり仕草です。赤ちゃんはその時その時で様々な仕草をします。本能的な行動なのか、ただ単に身体が自然に動くのかはわかりません。特定の条件を満たすと、同じような行動をとることがあるようです。
例えば排便や排尿をしようとして気張ることです。うーん、うーん。と声をあげながら気張ると、それは排便や排尿のしようとする合図です。明らかな声をあげなくても、気張ることに気づくことが出来ればオマルに座らせてあげることが出来ます。
別の場面では拳を口に入れようとしたり、一本だけ指を口に入れたりします。偶然だと思って見ていると何もわかりませんが、赤ちゃんのボディランゲージだと考えてみると何か意味があるはずです。拳を口に入れようとする時はお腹が空いたのボディランゲージで、指を一本だけ口に入れるのは喉が渇いた合図だったりします。
他にも泣き方が場面場面で異なるので、赤ちゃんなりの主張があるようです。抱っこして欲しい泣き方もあれば、おっぱいが飲みたいという泣き方もあるようです。
大人の使う言葉は日本語なら日本語で共通ですが、赤ちゃんの使う言葉は赤ちゃんによってそれぞれ異なります。その言葉(ボディランゲージ)は注意して見ないと偶然なのか、意識しているのかわかりません。何しろまだ話すことが出来ないので、確認出来ないのです。何度か同じ仕草をした際に、赤ちゃんが何を求めているのか想像し共通することから類推するしかありません。
ただ赤ちゃんも赤ちゃんなりに意思の疎通:コミュニケーションを取ろうとしています。周りの大人が赤ちゃんのメッセージを受け取ることを期待しているので、想像力を働かせて赤ちゃんのメッセージを受け取りましょう。
話せるようになる前に、少しでも赤ちゃんのメッセージを受け取ることが出来るようになるとお互い楽しくなると思います。
良かったら赤ちゃんは何かを訴えかけているという視点で接してみてあげてください。