動物はイジメをするのはご存知でしょうか?
例えば鳥は弱い鳥を選んで攻撃します。目的は二つです。同じ餌を食べるライバルを減らすため。他の動物に襲われた際に自分より逃げ遅れる動物がいれば自分の生き残る可能性が高まることです。
つまり動物は自分の生存確率を高めるために自分よりも弱い個体を攻撃するのです。しかし殺すことはありません。何故なら共に行動し、いざという時に生贄となってもらうために殺しはしないのです。殺しても得はしないので殺さないのです。動物は無駄な殺しはしません。
悲しいことではありますが、動物同士のイジメは自然界を生き抜く知恵なのかもしれません。一番弱いものが生贄になる方が、強いものが食べられる危険性を避けることが出来る合理的な考えなのかもしれません。
この理屈が正しければ、生存競争が激しければ激しい程、天敵が多ければ多い程成り立ちそうです。この理屈の検証はまだ探してはいません。
逆に考えれば天敵のいない人間には当てはまらないはざです。人間には知恵があるのですから生き残るために他人をイジメる必要は無いはずです。しかし人間にもイジメがあるのは事実です。他の動物とはイジメの仕組みが違うのでしょうか?そのことについては改めて書きたいと思います。