本屋さんは既に茹でられていると思います。
茹でらるとは茹でカエルのカエルの例えのように気付かずに逃げ出さないことを表現するものです。実際にはカエルは水の温度が上がると逃げ出そうとするので、疑似科学と言われているようです。考え方としてはわかりやすのでこのように表現してみます。
本屋さんの環境が変わっているのは、電気屋さんと同じです。具体的な商品の陳列を見てネットで購入する人が増えることです。
何故なら紙の本にない魅力が電子書籍には用意されているからです。
電子書籍のメリット
- スマホでいつでも何処でも読める
- わざわざ持ち運ぶ必要がない
- 保管場所がいらない
- 読み終わった本の始末に困らない
- マーキングにペンが不必要
- 安い(古本屋に売れない分値引きされるイメージ?)
電子書籍のデメリット
- 人にプレゼントすることが出来ない
- 所有している実感がない
- 機械が壊れると読むことが出来ない
これからの本屋さん
実際に本を手にとって見ることの出来る魅力はありますが、値段が安い電子書籍には太刀打ち出来ない面があります。まだ本屋さんで買う人が多いため、茹でられている実感はないのかもしれません。茹でられている実感のある本屋さんは、コミックのレンタルなど新しい事業展開をはじめています。これもAmazonが定額サービスをはじめてしまうとレンタルというメリットが一瞬で消えてしまいます。少なくとも電子書籍の期間限定で格安販売が始まればレンタルサービスと競合します。
そろそろ本の定価販売を見直す時期なのかもしれません。もしなしたら電子書籍化されていない本ばかり集めた本屋さんが流行るかもしれません。
他にも既に茹でられている業界はあるかもしれません。時代が大きく変わりつつあります。