タクシーの「助けて」の表示を見かけました。咄嗟にどうしたら良いかわからず戸惑う人もいるかと思い、対策を書いてみようと思いました。
タクシーの「助けて」の表示とは、「空車」「迎車」などを車外へむけて表示する案内板に、非常時だと表示する仕組みのことです。例えば運転手さんが強盗に襲われていたり、急病だったりする場合を想定して用意された機能です。たまたま見かけると慌てる人も多いと思います。今回見かけた「助けて」表示は間違いでしたので、運転手さんに伝えて終わりです。
今回間違いだと気付いたポイントは2点、お客さんが乗っていなかったことと、運転手さんが慌てていなかったことです。どうやら迎車でお客さんを探されていたので、押し間違えたようです。
「助けて」の表示を見かけたら
今回のように明らかに間違いのようであれば、運転手さんに直接伝えるのが一番です。しかし対向車線走行中などで通り過ぎてしまうことも考えられます。その場合には間違っていたとしても警察に110番通報しても良いとは思います。
私はもう一つの対策を考えてみました。犯罪や急病と確信が持てず、間違いかもしれない場合には、タクシー会社を確認しタクシー会社に電話するのです。タクシー会社には無線という確認手段がありますし、同じ会社のタクシーに確認に向かってもらうという対策があるからです。怪しいようならタクシー会社から警察へ連絡してもらうのです。
ナイフや拳銃が見えるなど明らかに脅されているのであれば迷わず110番通報をしましょう。明らかに具合が悪そうなら119番通報が良いかもしれません。
タクシー会社もわからず、どうしたら良いか自分では判断がつかない場合には、110番通報し判断を仰ぐのが一番かもしれません。
偶然遭遇した「助けて」表示からふと考えてみました。いざという時に備えて考えてみておいてください。