人生は気付きを探す旅のようなものです。1つのことに気付くだけで考え方が変わり、生活そのものが変わってしまうことがあります。例えばお得な何かに気付いててしまえば、損する行動をわざわざすることはありません。人が生きることははお得な気付きを探す旅をしていると考えることが出来ます。
何事も早く気付いた人は得をすることが出来ます。気付くことが出来ない人は、損していることすら気付くことが出来ないのです。
先人の天才が成し遂げた様々な発見も一種の気付きであると言えると思います。例えば太古の昔から誰でも見ている重力の本質にニュートンが気付いたことで、多くの人が体系立てて理解することが出来るようになりました。
物事の多くのことがわかっていると誤解している人もいますが、わからないことは山ほどあります。例えば宇宙の仕組みや地球の内部、病気のメカニズムなどほとんどわかっていません。人間の身体の仕組みも各臓器の大まかな働きはわかるものの、細胞レベルの働きはほとんどわかっていないのが現状です。
糖質による害
糖質による害は気付きについて考える良い教材です。国民のほとんどの人が糖質依存に陥っているため、糖質を冷静に見つめることが出来ません。そのため簡単には糖質による害に気付くことが出来ないのです。
私の患者さんのように糖質による害に気付いた人は、生活そのものが変わります。何年も治らなかったアトピー性皮膚炎が2、3週間で薬がいらなくなったり、治らないことが常識だった2型糖尿病が失くなったことで人生が変わった人までいます。何故なら糖質による害に気付くことで、糖質を避ける知恵を身につけ、病気を避けることが出来るのです。
ちょっとした気付きが人生そのものを変えてしまうかもしれないのです。
野菜は隣のスーパーの方が安いというのも気付きですし、太る原因は糖質だと知ることも気付きです。
気付きが生活を豊かで便利にしてくれます。気付かなければ損していることすら理解出来ません。
人生は気付きを探す旅
私は様々な気付きを得ました。しかしまだまだ知らないことは山ほどあります。次はどんな気付きが待っているのか楽しみです。様々なことに気付くためには、絶えず疑問や矛盾など考えていなければいけません。しかし気付きが人生を豊かにしてくれるので、いつも気付きを探して、周囲に目を向けていることさえも楽しく感じます。
人生は気付きを探す旅、そんな視点で周りを見てみると楽しみが増えるかもしれませんね。もしかしたら、ちょっとした気付きが世界を変えるような大発見につながるかもしれません。