偉そうに振る舞う人の心理

世の中には偉そうに振る舞う人がいます。本当に偉い人は偉そうに振る舞うことはありません。わざわざ偉そうに振る舞う必要がないのです。では偉そうに振る舞う人は何故偉そうに振る舞うのでしょうか?その心理を考えてみます。

偉そうに振る舞う目的

意識しているか意識していないかは別にして、人の行動には必ず目的があります(目的論)。偉そうに振る舞う人にも目的があるはずです。その目的は偉そうに振る舞うことで、周囲に自分が偉い人だとアピールすることです。そして偉い人のように扱ってもらうために偉そうに振る舞うのです。あるいは自信が無いからこそ、自信が無いことを見抜かれないために偉そうに振る舞うのです。いわば虚勢を張っているのです。

あるいは自分が偉い人だと勘違いしている場合です。偉そうに振る舞っても自分は許されることを確認する目的で偉そうに振る舞うのです。いわば自分が思っている通り偉いかどうか確認しているのです。

偉そうに振る舞う意味

偉そうに振る舞う意味は、分不相応な地位にいると解釈すると良いと思います。本来の能力に応じた地位であれば、偉そうに振る舞う必要などありません。本来の能力よりも間違って高い地位についてしまったと解釈するとわかりやすいと思います。

例えば医者が患者さんに対して偉そうに振る舞うのは、本来なら医者になる人間ではないにも関わらず医者になってしまったので虚勢を張っているのです。

他の例えであれば、議員が周囲の人達に偉そうに振る舞う場合、本来なら議員になる人間ではないにも関わらず議員になってしまったのです。議員であれば黙っていても相応の対応をしてもらえるにもかかわらず、偉そうに振る舞うのは、余程偉そうにしていないと自信が保てないのでしょう。

偉そうに振る舞う人の対策

上記のように偉そうに振る舞うのは分不相応な地位にいると解釈するとわかりやすいです。分不相応なことを見抜かれないために必死なのです。不快に思う必要はありません。分不相応な地位についてしまって可哀想だと理解してあげましょう。

これらのことを踏まえて、生暖かい目で見守ってあげると良いと思います。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。