糖質の怖さについて考えてみます。怖さには人間の身体に害を与えることと美味しさ故にやめられないという2つの意味があります。
糖質による害
私は日頃糖質は食べないようにしています。当初の目的はダイエットでした。体重が落ち標準体重になった時点で糖質を食べても良いはずですが、ダイエット以外にもメリットがあることに気づきました。
睡眠の質が良くなるのです。逆に言えば糖質、特に甘いものを食べると寝付きにくくなります。糖質を食べて眠れないことを何度か繰り返していたので、控えていました。しかし最近では糖質を食べても眠れることもあるので油断していました。昨日糖質を大量に食べると眠れなくなりました。疲れ過ぎていたのもあるかもしれませんが、何時もなら数分で眠るのになかなか寝つけませんでした。結局朝方まで寝つけませんでした。不眠の原因の一つだと私は思います。少なくとも私の場合間違いありません。
糖質の害は他にも多々あります。各種アレルギーや自己免疫性疾患、2型糖尿病や高血圧などの病気を引き起こすことです。
糖質の美味しい罠
糖質の怖さは、糖質依存ではなくても、美味しさ故に一旦食べ始めると止まらないことです。何故なら美味しいからです。美味しさそのものが魅力的で食べ過ぎるように誘惑するのです。増してや糖質依存であれば、強い空腹感という禁断症状があるのでそもそも食べないことが困難です。糖質の怖さの本質はその依存性です。更に怖いのはその病的なまでの依存性を多くの人がまだ知らない知らないことです。
糖質は嗜好品と考える
糖質を必需品と考えている人は、糖質を控えるように伝えてもなかなか理解してもらえません。成長において糖質依存により糖質を大量に食べる方が体格の面で有利な可能性はあるものの、少なくとも生きる上での栄養の面では無理に糖質を食べる必要は無さそうです。であるならば、糖質は主食ではなく嗜好品と考えると身体の害を避けることが出来ます。
たまに食べる贅沢なご褒美だと考えましょう。贅沢なものを毎日食べると病気になるのは当たり前のことかも知れません。
そろそろ人類は食べ方を考えるべき時に差し掛かっていると思います。糖質回避という考え方がお勧めです。少なくとも先進国では糖質を主食として大量に食べるともったいないと私は思います。もったいない理由は改めて書きたいと思います。