人から話が回りくどいと言われても、どのように対処すれば良いのかわからず途方に暮れることがありま。その対処法を考えてみます。
はっきりと物を言わない人の心理に書きましたが、大きくわけて2つ理由があります。1つのは理解出来ていないのではっきり出来ないのです。もう1つははっきり説明すると都合が悪いので、はっきりさせないのです。はっきりさせない人の対処法は上記リンクに書きましたので、今回ははっきり出来ない人について書いてみます。
話が回りくどい理由
話す内容を理解し、客観視出来ないことが原因です。物事の核心をつかんでいないため、物事の周辺を回りくどく説明し、相手に本質を読み取ってもらおうとするのです。
物事の本質を理解出来る程深く物事を考えたくない怠慢か、その能力の欠落かは人によって異なります。
話が回りくどい理由の一つに、話を物語りにしてしまう人がいます。そして話している最中に何を話しているのか忘れてしまうのです。何を話すか余り考えないまま話し始め、何を話しているのかわからなくなるのです。恐らくこれまで人と意味のある情報の交換を言葉で行ってこなかったのでしょう。会話は時間を埋めるもので、情報をやり取りするものではなかったのかもしれません。
話が回りくどい理由の一つに頭の中で理解出来ておらず、整理されていないため伝えるべき必要な情報と伝える必要のない情報が区別出来ていないのです。
対処法
頭の中を整理することが一番です。頭の整理の仕方の一つの方法として、話す内容を一言にまとめることです。少なくとも一行にまとめるのです。イメージとしてはメールのタイトルをつける要領です。話す内容を一言で伝えるのです。相手もこれから話す内容がイメージ出来るので、情報伝達がスムーズになります。一言にまとめるためには、物事の本質を理解するしかありません。
話す内容のタイトルを意識するだけで回りくどい話し方は、少しずつ改善していくと思います。
例えば『○○に関する質問です』、『○○に関する報告です』、『○○に関する相談です』などとタイトルを先に伝えるのです。
質問に対する答えであれば、『その答は○○です。何故なら〜〜〜です』のように答えます。まず一言で答えるのです。
恐らく考えをまとめる前に話し始める癖があるのだと思います。深く考える前に話し始める目的は、話を誤魔化したいのか、深く考えたくないのかどちらかだと思います。深く考えるようにしない限り、回りくどい話し方は改善出来ないと思います。
良かったら試してみてください。