騙される人と騙されない人の違いを考えてみます。
騙される人と騙されない人の違い
騙される人は物事を知らないのです。少なくとも正確な知識が足らないのです。そして欲のある人です。騙されない人は物事を知っています。そして欲が無ければ騙されません。
騙そうとする人は知識の曖昧なところをついてきます。そして欲と絡めて騙すのです。
騙される人
基本的に騙される人は知識が足らず、欲がある人ですが、自分は騙されないと思い込んでいる人も騙されることがあります。自分はしっかりしていると思い込んでいるのです。
騙されるのは正確な知識が足らないことをつかれるのですが、自分と知識が足らないことを知っている人は騙されないのです。自分は知識があると錯覚している人が騙されるのです。特に最近はネットで簡単に調べるこもが出来るので、知識が足らないことを認識出来ない人も多いようです。
物事の真偽を見極めるための知識が足らない人が騙されるのです。厄介なのは知識が足らない自覚がない人が多いことです。
欲がある人が騙されやすいのは、欲により真偽を見極める目が曇るからです。得をしたいがために多少のリスクをとってでも行動してしまうのです。欲により何かを手に入れようとして、詳しく知らないことに手を出してしまうのです。この時利用されることが多いのが「衝動買いの心理」です。今手に入れないと損だと思い込まされるのです。欲に振り回されることが無ければ、騙されにくくなります。
騙されない人
騙されない人は物事の仕組みを理解している人です。騙そうとして騙す仕組みを考えてあっても、余程頭の回る人でなければ何処かに矛盾点があるものです。理にかなわない部分があるはずなのです。
例えば儲かるから教えてあげると言われても、人に教えた時点でその人の儲けが減るはずなのでわざわざ善意で教えるはずがありません。教える目的は別のところにあるはずです。
お金の動く理由がわからない場合には、手を出さない方が無難です。例えば無料ゲームの儲けが出る仕組みを知らないと、いつの間にか課金額が膨れ上がることになるのです。
欲のない人も騙されることは少ないでしょう。損をしても別に良いと思っている人は、得や損を引き合いに出されても心が動かないのです。だから騙される可能性は低いでしょう。
騙されないために
とにかく物事の仕組みを知ることです。例え行動しないことで損をするとしても、仕組みのわからないことには手を出さないことです。騙そうとする人は得や損を引き合いに出して、不安を煽ることで冷静な判断する余裕を奪います。仕組みを知ってから行動を変えても遅くはありません。仕組みを知る前に行動してしまうと、取り返しのつかないことになるかも知れません。
騙そうとする人は時間を区切って焦らせます。目的は冷静な判断する余裕を奪うことと、「衝動買いの心理」を刺激することです。
一つの有力な対策は人に相談することです。相手が前もって人に相談をさせないように仕向けていると、騙そうとしている可能性が高いと思います。何故なら騙そうとしていなければ、人に相談されても問題ないはずたからです。相談されると騙しにくくなるので嫌がるのです。
前もって知っておくに越したことはありませんが、知識が少しでも足らないと思えば、第三者に相談することだと思います。このことに気をつけるだけで、格段に騙されにくくなると思います。