授業中につい話してしまう人の心理を考えてみます。多くの人は授業中に話すことは良くないことだとは理解しています。理解してはいますが、つい話してしまうのです。
授業中に話をするのは生徒だけとは限りません。授業参観に来た父兄も同じです。授業を見に来たはずの父兄が授業そっちのけで話をするのを見ると日本の将来は不安になります。何故なら親に常識がないのですから子供に常識が身につく訳がないからです。
授業中に話をしてはいけないと知らない人
授業中に話をしてはいけないことを知らない人も中にはいます。人に迷惑をかける行動をとってはいけないという人間社会における基本的な常識が欠落している人がいるのです。授業中に話をすることで、その話し声により授業が聞こえなくなる人達に迷惑がかかることが想像出来ないのです。
授業中に話をしてはいけないことを知らないのですから怒っても仕方ありません。話をしてはいけないことを教えてあげましょう。効果的な対策は話す相手を引き離すことです。何故なら話すためにはお互い相手が必要だからです。
自分だけは許されると錯覚する人
授業中に話をしてはいけないけど、自分だけは特別な存在だから許されると錯覚している人がいます。話をしても誰からも注意されないから許されていると誤解している人もいます。あらかじめ注意されないように気をつける発想はなく、注意されるまでは許されたと考える人がいるのです。
怒られるから行動する人や行動しないようにするという発想の人に多い考え方なのかもしれません。
授業中つい話してしまう人の心理
授業中話をしてはいけないことを知ってはいますがつい話してしまう人もいます。その根底には「衝動買いの心理」が潜んでいます。何か物が欲しくなった状態を我慢出来なくなってつい買ってしまうのが「衝動買いの心理」です。この場合、話をしたくなって我慢出来なくなってしまうのです。今話したい話題を忘れないうちに人に話したいのです。そもそも時間が経つと忘れてしまうような内容に、わざわざ授業中にどうしても話さなければいけない意味はありません。
しかし「衝動買いの心理」の仕組みにより、今どうしても話したいというよりも、今話さなければいけないと錯覚してしまうのです。どうしても今話さなければいけないと思い込んだ時点で話しはじめてしまうのです。
自分が授業中に話をしたくなってしまった場合、「衝動買いの心理」の対策と同じで10分で話したくなくなります。10分我慢すれば良いのですが、10分我慢することだけ考えると大変です。他のことを考えるのです。どうしても話したければ、後で思い出せるようにキーワードをメモするようにしましょう。
授業中に話をしてしまう人
「衝動買いの心理」に振り回されてしまう傾向があるので、物事を論理的に考えるのは苦手な傾向があると思います。物事を論理的に考える癖をつけて、「衝動買いの心理」に振り回されないようにする方がお得です。