論理的思考の得手不得手の指標

論理的思考の得手不得手はある程度遺伝による影響を受けるそうです。
その論理的思考の得手不得手を見極める簡単な指標があるので考えてみたいと思います。

論理的思考の得手不得手の指標の一つはタバコを吸うか吸わないかです。タバコは百害あって一利なしの嗜好品です。吸う人自身の健康被害はもちろんですが、副流煙として吐き出される煙は迷惑以外の何物でもありません。

タバコをやめるやめないが論理的思考の得手不得手の一つの指標です。やめられないからと言って必ずしも論理的思考が出来ないという訳ではありません。タバコがやめられないのはニコチン依存という病気だからです。

少なくともタバコをやめることが出来た人は論理的思考が得意な人だと思います。ニコチンに対する依存度が低く、やめることが出来ただけかもしれません。タバコのことをよく知らないうちに興味本位で吸い始めやめられないのは良く聞く話です。タバコを吸うか吸わないかを論理的に深く考える前に吸い始めてしまった人達です。改めて論理的に思考し、タバコはやめる方が得だと考えてやめることが出来たのです。

最も論理的思考の得意な人はタバコを吸ってみるかどうか、吸う前に考えます。病気になるとわかっていても、なかなかやめられない人達のことを知った上でタバコを吸うかどうか論理的に考えるのです。一時の快楽のために一生吸い続ける罠にかかるのはもったいないと考えるのです。

一概にはいえませんが、論理的思考が得意かどうかの一つの指標になりそうです。タバコを吸っている人に理屈で納得してもらうのは難しいかもしれないことを知っておくと良いと思います。

少なくとも理屈で何が何でも行動を変えるという強い意思はないのかもしれません。

投稿者:

呉からの風

呉の医師です。 糖質回避教の推奨者です。 様々な分野で気づいたことを掲載していきます。 怒る必要のない子育てを掲載予定です。