お菓子しか食べないお子さんやお米した食べないお子さんがおられるようです。
オカズを作っても食べないんですと言われます。お米やお菓子しか食べないとお悩みの方に読んで頂ければと思います。
ふと気付きました。早くも糖質依存・糖質中毒なのです。糖質に酔っているようなものです。だから血糖値の上がる食べ物は食べるけど血糖値の上がらない食べ物を好んでは食べなくなるのです。ちなみにこの糖質依存には禁断症状まであります。興味があればリンクをご覧ください。
依存に陥っている人に対して依存対象とそうでない選択肢が用意されていれば、依存対象を選んでしまうのは当然のことです。つまりこの場合お米とオカズです。そしてお菓子です。お米やお菓子で血糖値が上がって満腹感が得られれば、子供にとってわざわざオカズを食べる理由がありません。
対策
対策は糖質とオカズという選択肢を用意しないことです。オカズだけ用意し選択の余地を無くすのです。言葉の通じない1・2歳児に対しては根気よく食べさせるしかありませんが、言葉の通じるようになる3歳児以上であれば先にオカズを食べればお米を出してあげると説明するのです。
食卓にオカズだけ並べ、一品か二品食べた段階で御飯をついであげるのです。最初は一口でも良いのでオカズから食べることに慣れさせ、慣れてきたら御飯をつぐまでのオカズの量を増やせば良いのです。
お菓子に対してもオカズからがお勧めです。お菓子を食べる際にはオカズがないので、オカズがわりになるものを用意するのです。オカズがわりは糖質以外であれば何でも良いのですが、ゆで卵やチーズ・ソーセージ・枝豆などがお手軽だと思います。お菓子を食べるためにはオカズを食べないといけない交換条件にするのです。
糖質以外の物を食べないと糖質が出てこない仕組みにしましょう。糖質以外と糖質を選ぶことが出来る並列だから糖質を選んでしまうのです。糖質を最初から選ぶことが出来ないように直列にしましょう。